道案内をするための英語フレーズと例文

これだけ覚えておけば安心!かっこよく道案内をするための英語フレーズと例文

普段から英語の勉強に励んでいるという人でも、「英語で道を聞かれたら困ってしまう…」と不安に感じている人は多いのではないでしょうか?

ですが、実際には、英語で道案内をするために必要な英単語と英語フレーズの数は多くありません。

“Go straight(まっすぐ進んでください)”とか“Turn right(右に曲がってください)”などといった短い定型文を学習しておけば、かっこよく英語で道案内ができるようになります。

この記事では、外国人に道を尋ねられた時に使える英会話フレーズと例文を紹介します。

道案内フレーズを動画でも解説

まずは相手の質問を理解しよう!

まずは相手の質問を理解しよう!

かっこよく英語で道案内をするためには、まずは相手の質問を正しく聞き取る必要があります。ここでは、道を尋ねる時によく使われる基本の英会話フレーズを紹介します。

外国人に道を尋ねられた際、「どこへ行きたいのか」をしっかりと聞き取れるように、以下のフレーズを覚えましょう。

Excuse me, where is the nearest ATM?
「すみません、一番近くにあるATMはどこですか?」

Could you tell me where Shibuya station is?
「すみません、渋谷駅はどこにあるか教えていただけますか?」

How can I get to Shinjuku station?
「どうやって新宿駅に行けますか?」

Could you tell me how to get to Harajuku station?
「原宿駅への行き方を教えていただけますか?」

Is there a convenience store near here?
「近くにコンビニはありますか?」

I’m looking for a post office.
「郵便局を探しています。」

このように、道を尋ねる際は、“Where is 〇〇?”や“Could you tell me where 〇〇 is?”、“How can I get to 〇〇?”などといった表現がよく使われます。

「新宿」や「渋谷」など、フレーズの中に登場する地名から意味を推測することはできますが、定型文を覚えておくとよりしっかりと受け答えができるようになります。

相手の質問が聞き取れない時は…

相手の話す英語が聞き取れない時は、焦らずにしっかりと聞き返しましょう。

Sorry? / Excuse me?
「すみません、何とおっしゃいましたか?」

いずれも語尾を上げて発音するのがポイントです。語尾を下げて発音してしまうと、謝罪の意味になってしまいますので注意が必要です。

また、次のように聞き返すのもいいでしょう。

Could you say that again?
「もう一度言ってもらえますか?」

Could you speak more slowly please?
「もう少しゆっくり話していただけますか?」

\自然と英語が話せるようになる/

道案内で頻出の英単語

道案内で頻出の英単語

続いて、道案内をするにあたって知っておきたい基本の英単語を紹介します。

とっさに英語が出てこなくても、以下の「英単語」さえ知っていればどうにかなるので、学習しておきましょう。

方向を表す英単語

方向 direction
まっすぐ Straight
Right
Left
East
西 West
South
North

位置を表す英単語

~の前 In front of ~
~の後ろ Behind ~
~の隣 Next to ~
~の向かい側 Across ~
~の近く Near ~
~の中 In ~
~と~の間 Between ~ and ~

目印になるものの英単語

曲がり角 Corner
ブロック Block
信号機 Traffic light
~通り ~ Street
交差点 Intersection
Bridge
Station
銀行 Bank
郵便局 Post office
建物 Building
駐車場 Parking lot
コンビニ Convenience store
スーパー Supermarket

道案内で使える英会話フレーズ

道案内で使える英会話フレーズ

続いて、道案内をする際に使える便利な英会話フレーズを紹介します。

目的地の位置を伝えるフレーズ

“Where is 〇〇?(〇〇はどこですか?)”と尋ねられたら、まずは目的地の場所を伝えてあげましょう。

It’s that way.
「あちらです。(目的地の方向を指しながら)」

It’s just around the corner.
「そこの角を曲がってすぐのところにあります。」

It’s next to Shibuya station.
「それは渋谷駅の隣にあります。」

It’s in Shibuya station.
「それは渋谷駅の中にあります。」

It’s near the shopping mall.
「それはショッピングモールの近くにあります。」

It’s on Takeshita street.
「それは竹下通りにあります。」

It’s between a post office and a convenience store.
「それは郵便局とコンビニの間にあります。」

目的地までの行き方を伝えるフレーズ

次に、目的地までの道順を伝えるための英語フレーズを紹介します。

Go straight, and turn right at the next light.
「まっすぐ進んで、次の信号を右に曲がってください。」

Go straight until you see a convenience store.
「コンビニが見えるまでまっすぐ進んでください。」

Go down this street, and it’ll be in front of you.
「この通りをまっすぐ進むと、目の前に出てきます。」

Go down that street, and it’ll be on your right.
「あの通りをまっすぐ進むと、右手にあります。」

Turn right, and go past the post office.
「右に曲がって、郵便局を通り過ぎてください。」

Turn left at the second corner.
「2番目の角を左に曲がってください。」

Turn right at the end of the road.
「突き当たりを右に曲がってください。」

The easiest way is to go through the park.
「その公園を通り抜けていくのが一番簡単な行き方です。」

Take Yamanote line, and get off at Shinjuku station.
「山手線に乗って、新宿駅で降りてください。」

Transfer to Tozai line at Takadanobaba station.
「高田馬場駅で東西線に乗り換えてください。」

It’s about 4 stops from here.
「ここから約4駅です。」

You can’t miss it.
「すぐに分かりますよ。」

目的地までの距離感を伝えるフレーズ

“How long does it take to go there?(そこに行くのにどのくらいかかりますか?)”と聞かれたら、次のようなフレーズを使って目的地までの所要時間やおおよその距離を教えてあげましょう。

It’s about 10 minutes from here.
「ここから10分くらいです。」

It may take about 30 minutes if you walk.
「歩いて行くと、30分くらい掛かるかもしれません。」

It’s just a five-minute walk.
「歩いて5分くらいで着きます。」

It’s very close.
「とても近いですよ。」

You don’t need to take a train. You can walk there.
「(そこへ行くのに)電車に乗る必要はありません。歩いて行けます。」

The quickest way to go there is to take a bus, but you could walk there.
「一番早く目的地に着く方法はバスですが、歩くこともできますよ。」

It’s quite far away from here.
「ここから結構遠くにあります。」

It’s not a walking distance, so you should take a train.
「歩ける距離ではないので、電車に乗るといいですよ。」

It’ll take more than an hour by train.
「電車で1時間以上かかります。」

It’s very far away from here, so you should take a shinkansen.
「ここからとても遠いので、新幹線に乗るといいですよ。」

道案内ができない時のフレーズ

「英語で道案内をしてみたい!」と思っていても、尋ねられた場所が分からないこともあるでしょう。

そんな時は、「知らない」と丁寧に伝えましょう。“I don’t know.(分かりません)”とだけ伝えてしまうと、少し冷たい印象を与えてしまうので注意が必要です。

I’m sorry but I’m a stranger here myself.
「残念ですが、私もこの辺はよく知らないのです。」

Sorry, I’m not from here.
「ごめんなさい、この場所に詳しくありません。」

Sorry, I’m not familiar with this area.
「ごめんなさい、このエリアは詳しくありません。」

I’m sorry, I don’t know where that is.
「ごめんなさい、それがどこにあるのか分かりません。」

また、「知らない」と伝えた上で、代わりに他の人に聞いてあげたり、インターネットで調べてあげたりできるとより親切です。

I’m not sure where that is, so let me ask someone else for you.
「それがどこにあるのか分からないので、誰かに聞いてあげます。」

Let me google it.
「グーグルで検索させてください。」

I don’t know where that is, but I can look it up for you.
「それがどこにあるのか分かりませんが、検索することはできますよ。」

There is an information desk near here. I’ll take you there.
「近くに案内所があるので、連れて行きましょうか。」

You can get a map there.
「そこで地図がもらえますよ。」

目的地まで連れて行くときのフレーズ

道を聞かれた際、たまたま目的地に向かっている最中だったり、説明するよりも目的地へ連れて行った方が早かったりすることもあるでしょう。

そんな時は、以下で紹介するフレーズを使ってみましょう。

I’m going the same way, so let’s go together.
「私も同じ方向へ行くので、一緒に行きましょう。」

I’m on my way there.
「私もそこに向かっています。」

It’s difficult to explain the way, so let me take you there.
「道順を説明するのが難しいので、そこまで連れて行ってあげましょう。」

I’ll take you there.
「連れて行きましょう。」

Shall I take you there?
「ご案内しましょうか?」

Shall I go with you?
「一緒に行きましょうか?」

I’ll show you the way. Please follow me.
「道順を案内します。ついてきてください。」

Here we are.
「つきました。」

Here it is.
「ここです。」

It’s in this building.
「ここの建物の中にありますよ。」

お礼を伝えられたら…

道案内をした後、“Thank you!(ありがとう。)”とお礼を伝えられたら、次のように返事をしましょう。

You’re welcome.
「どういたしまして。」

No problem, is there anything else I can help you with?
「問題ございません。他に何かお手伝いできることはありますか?」

My pleasure.
「お役に立てて嬉しいです。」

Have a good day!
「良い一日を!」

Enjoy your stay in Japan.
「日本での滞在を楽しんでください。」

困っている外国人がいたら、自分から声をかけてみよう!

困っている外国人がいたら、自分から声をかけてみよう!

道に迷っている外国人を見つけたら、勇気を出して自分から話しかけてみましょう。

まず、「大丈夫ですか?」とか「どこへ行きたいですか?」などと声をかける前に、相手が英語を話すかどうか確認しておくと安心です。

Hi, do you speak English?
「こんにちは、英語を話しますか?」

May I help you?
「どうされましたか?」

Are you alright?
「大丈夫ですか?」

Excuse me, do you need any help?
「すみません、お助けできることはありますか?」

Are you looking for something?
「何かお探しですか?」

Where would you like to go?
「どこへ行きたいですか?」

Are you lost?
「道に迷っていますか?」

まとめ

今回は、外国人に道を尋ねられた時に使える英会話フレーズを紹介しました。

日常英会話レベルの英語力があれば、道案内だけでなく、居酒屋やレストランで注文に悩んでいる外国人に頼み方を教えてあげたり、スーパーマーケットでの買い物の手助けをしてあげたり、様々なシーンで英語を使えるようになります。

道案内をはじめとした日常英会話をマスターするためには、常日頃から英語を喋る機会を設けることが大切です。

たとえば、オンライン英会話を活用すれば、日本の自宅にいながら、毎日外国人講師と英語で会話をすることができます。

すでに中学レベルの英語をマスターしている人であれば、個人差はありますが3ヶ月?1年くらいで日常英会話がスムーズにできるようになりますよ。

「日常英会話をマスターしたい!」という方は、ぜひオンライン英会話を活用してみましょう。

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