継続が大事!オンライン英会話を無理せず続けるための方法

継続が大事!オンライン英会話を無理せず続けるための方法

一昔前まで、英会話学習をするためには、駅前などにある英会話教室に通うのが一般的でした。

しかし、通信技術の発展に伴い、自宅で手軽に学習できるオンライン英会話が、英会話学習のための有力な選択肢の一つとなってきています。

英会話教室と比べると、オンライン英会話には、教室までの移動時間がかからない、場所の制約がない、といったメリットがある一方で、その「手軽さ」がやめるときの「気軽さ」にもつながりかねない、というデメリットがあります。

英語能力の向上のためには、何を差し置いても、学習を継続するということが大切です。

せっかくオンライン英会話を始めたのに、「自分には無理だ」とすぐにやめてしまうのは、とてももったいないことです。

今回は、「これからオンライン英会話を始めようと考えている」、あるいは、「オンライン英会話を始めたはいいが、やめようか迷っている」という方に、オンライン英会話を無理なく続けていくための方法を紹介します。

毎日できない?学習を習慣化しよう!

毎日できない? 学習を習慣化すれば大丈夫!

「とにかく継続が大事」と言われても、仕事・学業や趣味に割く時間を考えると、毎日コンスタントにレッスンの時間を確保するのはなかなか難しいものです。

しかし、「学習の継続・積み重ねをする」ということは、必ずしも「毎日学習をしなければならない」ということではありません。

語学学習はもともと、長期的な視点を持って取り組むべきものなので、1日単位でなくとも、週単位・月単位で目標時間を設定し、学習を習慣化できれば十分です。

これから紹介する3つのポイントに気をつけながら、継続的な学習に取り組んでいきましょう。

できるだけ同じ曜日・時間帯を選ぶ

オンライン英会話においては、日にちや時間帯をフレキシブルに選べるのが利点の一つです。

しかし、学習習慣をつけたい場合に限っては、「毎週水曜・金曜の4時?5時にオンライン英会話のレッスンを入れる」といったふうに、受講の日程をインフレキシブルに決めてしまったほうが良いでしょう。

夜寝る前に歯をみがく、月曜9時にはドラマを見るといったように曜日や時間帯を限定したほうが、習慣は身につきやすくなるものだからです。

無理なプランを立てない

初めに張り切りすぎてパンクしてしまうのは、語学学習においてありがちな失敗です。

結果を焦って分不相応な学習計画を立ててしまうと、早々に計画通りに行かなくなってしまい、挫折することになってしまいます。

しっかりと地に足をつけたプランを立てることで、最終的には、無理にレッスンを詰め込むよりも長い時間、学習を積み重ねることができます。

英会話以外のことのために必要な時間や、自身の英語能力と相談し、「少し悠長すぎないかな」と感じるくらいのプランを立てると良いでしょう。

目標意識をしっかり持つ

これはある程度、学習を習慣化できたあとに意識したいポイントです。

学習の習慣化には、「継続に対する義務感が生まれる」という大きなメリットがありますが、徐々に、「決められた時間に、決まったことを漫然とこなせばいいや」という意識が芽生えてしまうことがあります。

「習慣」が「パターン化」しすぎないためには、目標意識をしっかり持つことが大切です。

英会話学習における最終的な目標(大目標)は「英語が話せるようになること」ですが、月単位・半年単位で「小目標・中目標」を設定し、達成感を得る機会を増やしておけば、1回1回のレッスンに対して、やりがいを持って取り組むことができます。

レアジョブ半額

25分 or 50分 最適な1日のレッスン時間

25分or50分 最適な1日のレッスン時間は?

多くのオンライン英会話が1コマ25分のレッスンを提供しており、これが1コマのレッスン時間のスタンダードとなりつつあります。

無理なく続けられる範囲を考えると、1日に1?2コマを受講するのがおすすめですが、それでは1コマと2コマ、どちらがオンライン英会話を「無理せず続ける」ために、最適なレッスンの数なのでしょうか。

1日1コマ(25分)のメリット

スキマ時間を活かせる

オンライン英会話のメリットである「手軽さ」を最大限活かせるのは、1日1コマのレッスンの受講でしょう。

1時間を「スキマ時間」と言えるかは微妙なところですが、25分間ならば、仕事・学業が忙しい方でも、十分に捻出可能な「スキマ時間」と言えます。

集中力を切らさず学べる

人間の集中力が持続する時間は、「45分まで」とか、「訓練次第で120分までもつ」など、論文によっていろいろと言われていますが、より短い時間のほうが集中できるのは確かです。

学習の量は大切ですが、同時に学習の質も保たなければなりません。

「1日2コマではベストなパフォーマンスを維持できない」と感じたのなら、1日1コマのレッスンに全力を注ぐのが良いでしょう。

1日2コマ(50分)のメリット

レッスン単価を低く抑えられる

多くのオンライン英会話で、2コマ以上のレッスンをセットにしたプランが提供されています。

もちろん、1コマだけのレッスンを受ける場合よりも総コストは上がりますが、1コマあたりの単価で見れば、コストを低く抑えることができます。

コスト・パフォーマンスを重視するのなら、1日2コマのレッスンを受講するのがおすすめです。

より多くの時間を英会話の練習に当てられる

オンライン英会話は多くの場合、英会話講師との一対一の授業を提供しているので、自己紹介と挨拶、授業の進度の確認・おさらいなど、授業の始まりや終わりに、一定のルーティンワークがあります。

2コマ続けて受講することで、こうしたルーティンの一部を省略することができるので、その分、1コマ×2日よりも、多くの時間を純粋な英会話の練習に当てることができます。

自分に合った選択を

1日1コマと1日2コマのレッスンの受講には、それぞれ別のメリットがあり、どちらかが確実に正解であるとは言えません。

メリットを比べてみて、自分が納得できるほうを選択するのが良いでしょう。

レアジョブ半額

オンライン英会話のレッスン「中」にやるべきこと

オンライン英会話のレッスン「中」にやるべきこと

オンライン英会話を「無理せず続ける」ために重要なことの一つが、レッスンによる「学習効果」を実感することです。

学習効果を実感できなければ、モチベーションが下がり、受講を続けるのが難しくなるからです。

レッスンによる学習効果の高さには、各オンライン英会話の提供するレッスンのクオリティが大きく関わっていますが、それは受講者の側に、学習効果を高めるためにやれることがない、ということではありません。

オンライン英会話のレッスンから得られる学習効果を最大化するために、オンライン英会話のレッスン「中」にやるべきことを3つ、紹介します。

質問されたことだけに答えない

これは、実際のイングリッシュ・スピーカーと話すことになったときにも、意識しておきたいポイントです。

日本では質問されたことにだけはっきりと答えることがよしとされていますが、英語圏では一つの質問から次の話題につなげていくほうが好まれます。

スピーキングの練習にもなるので、積極的に話題を広げていきましょう。

双方向のコミュニケーションを心がけよう

レッスン中は、英会話講師は教える側、受講者は教わる側なので、当然、英会話講師が会話をリードするかたちになります。

始めのうちはリードされた会話の中で受け答えをするのが精一杯かもしれませんが、慣れてきたら、こちらから質問したり、話題を振ったりするなど、コミュニケーションが「双方向」になるように心がけましょう。

送り手と受け手が存在する「レッスン」という形式を、実際の「会話」に近づけることで、より効果の高い「英会話」学習をすることができます。

わからないことは「わからない」と伝える

英会話のレッスンは「英会話ができるようになるため」に受講するものなので、わからない単語や文章があったとしても、まったく恥じる必要はありません。

苦手な部分を炙り出すことは、英会話の上達を目指すうえで、欠かすことのできないステップです。

わかっていても難しいことですが、羞恥心を捨てて、わからないことはわからないと講師に伝えましょう。

レアジョブ半額

オンライン英会話のレッスン「外」でやるべきこと

オンライン英会話のレッスン「外」でやるべきこと

「オンライン英会話のレッスン『中』にやるべきこと」で説明した通り、効果的な英会話学習は、継続できる英会話学習につながります。

そして、オンライン英会話のレッスンの効果を最大まで高めるには、レッスン「中」だけでなく、レッスン「外」でも、やっておくべきことがあります。

限られたレッスンの時間を活かすために、時間に制限のないレッスン外の時間を目一杯、活用してください。

質問したいことや、話したいことをまとめておくなど、予習をする

教材を使用している場合は、先に読んでおいて、わからないところや聞いてみたいことをまとめておきましょう。

英会話学習においては、できるだけ「アウトプット」すること、すなわち、話したり書いたり、学んだ英語を「出力」することが大切です。

教材を読んだり、知らない単語の意味を覚えたりすることは「インプット」に当たりますが、英会話のレッスンは、「インプット」と比較するとおろそかになりがちな、「アウトプット」がたくさんできる良い機会です。

予習をしておくと、スピーキングによる英語の「アウトプット」に、より多くの時間を割くことができます。

メモや録音を使って復習をする

レッスン中の会話を録音したり、わからなかったこと・気になったことをメモしたりして、レッスンの復習ができるようにしておきましょう。

英会話学習だけでなく、学習全般に言えることですが、たった一度学習しただけのことは、記憶として定着していないことがほとんどです。

レッスンの時間を無意味なものにしないためにも、レッスンを振り返る時間を設けるようにしてください。

復習を続けていけば、自分の苦手な部分や、反対に得意な部分を把握することができるようになります。

目標意識・課題意識を持ち、自分のペースで無理なく続けられる学習計画を立てるためには、「現状の把握」が欠かせません。

オンライン英会話レッスンの受講には、まとまった時間と事前の予約が必要なので、「毎日は受講できない」という方が多いでしょう。

しかし、「スキマ時間」を活用すれば、1日に「合計で」30分?1時間の英語学習の時間を捻出することは、難しいことではありません。

レッスンを受講できない日にも、何らかのかたちで英語に触れておくことは、英会話能力の向上におおいに役立ちます。

英語をビジネスツールとしてとらえている方もいると思いますが、本質的には言語は「日常で使うもの」なので、英語との接触を途切れさせず、英語を身近に感じられるように努めることが大切です。

まとめ

オンライン英会話を無理なく続けていくために、レッスンの受講を習慣化してください。

途中で投げ出すことのないよう、1日に1コマでも2コマでも、自分にあったペースで受講することが大事です。

レッスン中・レッスン外の両方で、レッスンの効果を最大限引き出すために、やっておくべきことがあります。

レッスンを受けた効果を実感することができれば、オンライン英会話を続けるためのモチベーションを維持することができるでしょう。