英語の独学が続かない理由と対処法について

英語の独学が続かない理由と対処法について

オンライン英会話や英語学習アプリなど、手軽に英語を学べる方法が増えた今、毎日コツコツと勉強すれば、独学でも英語をマスターすることができます!

しかし実際には、「英語の独学が続かない」、と悩んでいる人が沢山いるのも事実です。

独学での勉強は、強制力のある英会話スクールと違って、高い主体性と計画性が必要になるので、継続するのは意外と難しいのです。

英語の独学が続かない主な原因3つと、多忙な社会人でも英語学習を続けるコツを、学習法(音読・多読・英語日記など)ごとに紹介していきます。

動画でも解説しています

YouTubeチャンネルでも英語の独学が続かない理由と対処法についての解説をしているので記事と合わせてチェックしてみてください。

おうちで英語の独学が続かない理由と対処法

おうちで英語の独学が続かない理由と対処法

英語の独学が続かない理由には、

  • 勉強をする時間がない
  • モチベーションが上がらない
  • 集中力が続かない

といったものがあります。これら3つの原因別に、具体的な対処法を紹介していきます。

英語の独学が続かない理由①:勉強をする時間がない

英語を勉強している社会人に多いのが、「平日は多忙で、勉強する時間がほとんどない」という悩みです。

ビジネス誌「プレジデント」の調査によると、1日の勉強時間が1時間未満の社会人は、全体の約70%を占めるそうです。1時間以上勉強できる日があっても、毎日継続するのは難しい、という人も多いでしょう。

飲み会や残業で時間を取られ、全く勉強できなかった日が1日でもあると、ガクッとモチベーションが下がってしまいますよね。

そんな社会人が英語の独学を毎日続けるコツは、時間の使い方を見直したり、周辺の環境を変えたりといった工夫をすることです。

勉強する時間がない時の対処法

スキマ時間を有効活用する

30分~1時間以上のまとまった時間が取れなければ、通勤中などのスキマ時間を利用して、10分~15分といった短時間でいいので学習時間を確保することから始めましょう。

「たったそれだけの時間で、本当に意味があるの?」と思うかもしれませんが、例えば、1日10分の勉強を1年間毎日続けた人と、そうでない人では、勉強時間に3650分(約60時間)の差が生まれます。

1回 10分の学習を1日3サイクル行えば、1年間の学習時間は、約180時間にもなります!

どれだけ忙しくても、15分以下のスキマ時間を見つけることは、それほど難しくないはずです。10分~15分程度の勉強でも、毎日積み重ねた時の効果は侮れません。

なお、英単語の暗記に関しては、まとまった時間で一度に暗記するより、短時間に暗記することを何度も繰り返すほうが、記憶への定着度が高くなることが分かっています。

その理由は、同じ情報を何度か繰り返し目にすると、脳が「生きるために重要な情報だ!」と認識して、長期記憶に移行させようとするからです。

例えば、1時間で100個の単語を一度に覚えようとするより、10分で100個の単語をざっと確認することを6回~7回繰り返すほうが、長期間にわたって記憶に残ります。

以上のように、スキマ時間でも、勉強する内容とやり方しだいで、高い効果が得られるのです。

10分~15分あれば、英単語の暗記以外にも、英語のラジオ番組やポッドキャストを聞いたり、音読や英作文をしたりすることもできます。

特におすすめの勉強法は、英語の音声を聞きながら真似する「シャドーイング」というトレーニングです。

シャドーイングなら、リスニングとスピーキングの両方を、料理中や掃除中などの片手間に効率的に鍛えられるからです。

「スピーキングを鍛えて、もっと英語を話せるようになりたい」という人には、10分~15分のレッスンが可能なオンライン英会話もおすすめです。(「ネイティブキャンプ」や「キャンブリー」など)

スマホの言語設定を英語に変える

「英語を勉強しよう!」と気合を入れなくても、毎日使っているスマホの言語設定を英語に変えるだけで、英語に触れる時間が増えます。

その結果、英語への苦手意識がなくなり、分からない単語や文章をすぐに調べる癖がつくので、英語力アップの効果は絶大です。

スマホの言語設定を英語にすると、通知画面や設定画面だけでなく、メールやSNS、ゲームといったアプリまで、全て英語表記になります。

音声アシスタント「Siri」との会話も英語になるので、スピーキングを鍛えるのにも効果的です!

最初は戸惑うかもしれませんが、日本語で使っていた時の記憶を頼りに、英語の意味が感覚的に分かってくるので、特別心配はいりません。

万が一、英語が分からず操作に困ったとしても、簡単に日本語設定に戻すことができます。

スマホの言語設定を英語に変える手順

iPhoneの設定方法

①iPhoneの設定画面を開き、「一般」→「言語と地域の設定」の順に選択します。
②「使用言語」の項目で、言語の一覧から「English」を選択すると、設定が完了します。

Androidの設定方法

①Androidの設定画面を開き、「システム」→「言語と入力」→「言語」の順に選択します。
②「言語の設定」画面で、言語の一覧から「English」を選択し、一番上にドラッグすると、設定が完了します。

※機種によって、設定方法が異なる場合があります。

生活をルーティン化して、時間の余裕を作る

「1日1時間以上勉強する時間がない」と悩んでいる場合は、1日の時間の使い方を見直す必要があります。

1日を振り返ってみて、駅でボーッとしながら電車を待っていたり、テレビやネットをダラダラと見たりして、無駄に過ごしている時間はないでしょうか?

「スマホでSNSや動画を見ていたら、あっという間に1時間も2時間も経ってしまった・・・」という経験は、誰にでもあると思います。

こういった無駄な時間を減らしていくと、1時間以上の勉強時間を確保するのは、意外と難しくありません。

例えば、「電車の待ち時間の10分間で単語を覚える」「テレビをつける代わりに、英語のラジオを聴く」というように、何気なく過ごしていた時間を、英語学習を基本にしたルーティンに変えてきましょう。

また、今日着る服で迷う時間、料理や掃除など、日々の面倒なことをルーティン化して、時間とエネルギーを節約することも重要です。

有名な例として、Apple社の創始者・スティーブ・ジョブズは、10年以上にわたって、「毎日同じ服(黒のタートルネックとジーンズ)しか着ない)」主義を貫いていたそうです。

スティーブ・ジョブズのように、日常の小さな選択をルーティン化すれば、重要なことだけに集中して、時間とエネルギーを注げるようになります。

日常の雑多なことに煩わされず、集中力が高まっている状態だと、英語学習の質もアップします。

まずは、「1週間分のワードローブや献立を決める」「消耗品はいつも同じものを購入する」といったシンプルことを習慣化するようにしてみてください。

英語の独学が続かない理由②:モチベーションが上がらない

英語学習へのモチベーションが上がらないのは、「英語の上達を実感できない」「英語の勉強がつまらない」といった理由があるからではないでしょうか?

モチベーションを維持するには、「勉強の効果をすぐに実感できること」「達成感を得られること」が不可欠です。

例えば、多くの人が飽きずにゲームを続けられる大きな理由は、レベルアップやステージのクリアといった、目に見える達成感が得られるからです。

しかし、英語学習の効果はすぐに実感できるものではないため、「勉強のプロセスを充実させて、小さな達成感を重ねること」が、継続するためのポイントになります。そのためには、次の3つの対処法が効果的です!

具体的で達成可能な目標を立てる

英語学習のモチベーションを上げるためには、まず、「具体的にイメージできる目標」「頑張れば手が届きそうなレベルの目標」を立てましょう。

目の前にゴールが見えていれば、目標を達成できることへの期待感が高まり、自然と勉強する意欲が生まれます。

例えば、「3ヶ月でTOEICスコアを100点上げる」「英検1級の英単語を、1年で5000個覚える」などのように、達成の期限やゴールを、具体的な数字で見えるようにすることが重要です。

英語を身につけることでキャリアアップを目指す人の場合、「1年でビジネス英語をマスターする」という曖昧な目標ではなく、「1年以内に、VERSANT(※)で50点を取る」など、数字で測れる目標を設定しましょう。

※「VERSANT」とは、イギリスのPearson社が開発した、国際的なビジネス英語テストです。

また、具体的な目標を設定することで、「いつまでに・何を・どのくらい勉強すれば良いか」が明確になり、効率的な学習ができます。

ただし、目標のハードルを上げすぎると、なかなか達成感を得られず、かえってモチベーションを下げることになります。

例えば、現在TOEIC400点の人が、いきなりTOEIC900点を目指しても、この目標を達成するには平均で1000~1500時間以上の勉強が必要なため、途中で挫折する可能性は大です。

この場合、2~3ヶ月で50点~100点のスコアアップを目標にすると、モチベーション維持にはちょうど良いでしょう。

あなたのレベルに合った目標や、効果的な学習方法が分からない場合は、「英語コーチング」を利用するのがおすすめです。

英語コーチングとは、目標達成のプロが受講生とマンツーマンでやり取りしながら、受講生が目標を達成するまでサポートしてくれるサービスのことです。

英語コーチングを利用すれば、適切な目標設定や学習プランの作成、自習の習慣化まで、英語学習のプロがきめ細かくサポートしてくれます。

効率的に目標を達成したい人はもちろん、英語の独学が続かないと悩んでいる人もぜひ一度、英語コーチングの無料カウンセリングをしてみてください。。

定期的に英語でアウトプットする

せっかく英語を勉強しても、実際に英語を使う機会がないと、勉強の効果を実感できず、モチベーションが下がってしまいます。

定期的に英語をアウトプット(話す・書く)する習慣を作れば、「英語が話せた!」という自信や、「上手く話せなくて悔しい・・・」という感情をバネに、モチベーションを上げることができます。

また、アウトプットを通じて、自分の弱点に気づくことができるため、より効果的な学習ができます。

アウトプットの手段としては、オンライン英会話で外国人と話す、英語日記をつける、SNSで海外の友人を作る、英会話カフェに通う、といった方法があります。

英語力をより正確に測りたい人は、TOEICや英検などの英語試験を、アウトプットの機会として活用するのもおすすめです。

学習記録をつける

英語学習は長期戦です。そのため、努力の成果が目に見えにくく、勉強の意味が感じられなくなってしまう時があります。

一歩ずつ前進している感覚を味わうことで、モチベーションを保ち続けるには、毎日学習記録をつけるのが効果的です!

記録方法は、紙のノートや学習管理アプリ、カレンダーなど、自分が続けやすい手段なら、何でもOKです。

記録をモチベーション維持に活かすには、勉強の成果をしっかり確認できるように、学んだ内容と勉強時間を具体的に記録するのがポイントです。

例えば、英文法の問題集に取り組んでいる場合は、解いた問題数・時間・正答率を記録することで、解答スピードや正答率の向上を目に見える形で実感できます。

細かい記録をつけるのが面倒なら、英語の勉強ができた日に、カレンダーに丸をつけるだけでも構いません。

学習記録をつけるだけでもモチベーションが上がる理由は、「一貫性の法則」という心理が働くからです。

「一貫性の法則」とは、「一度始めたことは、ずっと続けないと落ち着かない」という状態になることを言います。

やる気が起きない時に、学習記録で努力の痕跡を振り返ることで、「今までこれだけ勉強してきたから、もっと続けなければ!」という強いモチベーションが生まれます。

勉強してもなかなか伸びない時は、学習記録を元に、「悪かった点はどこか?」「勉強が進まなかった原因は何か?」など、改善点を客観的に分析してみましょう。

学習記録を上手に活用すれば、勉強の習慣化だけでなく、学習効率アップにもつながります!

英語の独学が続かない理由③:集中力が続かない

参考書を読んでいると眠くなる」「勉強中についスマホを触ってしまう」といった理由で、英語学習に集中できず、困ってはいませんか?

一人で勉強していると、誰かに強制されたり監視されたりすることがないので、ついだらけてしまうことがあります。そんな時は、次の対処法が効果的です!

集中力が続かない時の対処法

タイマーを使って、短時間の勉強サイクルで学習する

だらだらと長時間勉強するよりも、20分~30分の短時間で一区切りつけたほうが、集中力が高まり、勉強の効率がアップします。

勉強に取り掛かる前に、必ずタイマーをセットして、勉強時間を設定しましょう。

勉強時間が終了したら、5分~10分程度の休憩を取り、脳を休ませて集中力を回復させます。

「20分~30分の勉強」→「5分~10分の休憩」というサイクルで休みを挟みながら学習すれば、高い集中力を保ったまま、1日何時間でも勉強を続けることができます。

20分も集中するのが難しい人は、勉強時間を10分~15分から始めて、少しずつ時間を延ばしていきましょう。

集中力の妨げになるものを視界に入れない

集中力を途切れさせないように、スマホやゲーム機、テレビ、お菓子といった誘惑の元を、視界から遠ざけることも重要です。

特に、スマホの通知や着信は集中の妨げになるので、スマホは電源を切って、別の部屋に置いておきましょう。

海外の研究によると、勉強中にスマホを机に置いているだけで、集中力や記憶力が低下してしまうことが分かっています。

勉強時間のタイマーを設定する時は、タイマー付きの時計やストップウォッチを使うことをおすすめします。

自分の好きなことで英語を勉強する

英語の勉強は続けられなくても、好きなことに夢中になっている時は、時が経つのを忘れて、何時間でも集中できるのではないでしょうか?

このことを利用して、あなたの趣味や好きなものを英語で勉強すれば、飽きずに勉強を続けられます!

例えば、映画やドラマ、音楽、ゲーム、読書、楽器の練習、料理、スポーツなど、自分の興味のあることなら、英語で情報収集するのが苦にならないと思います。

まずは毎日1回、今あなたがハマっていることや、興味のあるニュースについて、英語で検索することから始めてみましょう。

英文記事だけでなく、YouTubeや英語学習アプリ「VoiceTube」など、海外から発信された動画を使って勉強するのもおすすめです。

YouTubeには、英語字幕と日本語字幕を表示できる機能がついているので、リスニングが苦手な人でも安心です。

また、「VoiceTube」では、10万本以上の動画を使って、英単語の学習やスピーキング練習ができます。

勉強中に分からない単語や表現が出てきた時に、「どうしても気になったら調べる」くらいの気構えで、肩肘張らず取り組むことが継続のコツです。

独学が続かない方へおすすめのオンライン英会話

オンライン英会話ならお家にいながら英語が学べます。

第1位 レアジョブ

レアジョブ画像

料金形式強み
・日常英会話コース 
 <月8回 1回25分>
 月額:4,620円 (1レッスン:578円)
 <毎日1回 25分>
 月額:6,380円 (1レッスン:206円)
 <毎日1回 50分>
 月額:10,670円 (1レッスン:172円)
 <毎日1回 100分>
 月額:17,600円 (1レッスン:142円)
 
・ビジネス英会話コース
 <毎日1回 25分>
 月額:10,780円 (1レッスン:348円)

・中学・高校生コース
 <毎日1回 25分>
 月額:10,780円 (1レッスン:348円)
 
・あんしんパッケージ(オプション)
日本人カウンセラー学習相談・レッスン自動予約
 月額+1,078円

※税込価格です。

・無料体験レッスンあり 2回
(7日間以内に有料会員登録をすると初月半額)

・オンライン英会話
・マンツーマン
レアジョブは、講師の質が高いことが評価されています。

英語表現に対するフィードバックや言い回しに関しては、その表現を使う背景も含めて丁寧に指導をしてくれる講師が多数在籍しています。

例えば、ビジネスの場面で同僚に予定を訊く場面があったとしましょう。

この時、

Do you have time on Tuesday?(火曜日は時間ありますか?)

と受講者が聞いた場合は、その表現は間違いではないけれども、ダイレクトに訊きすぎなので、

I was wondering if you have time on Tuesday?

と訊いた方が自然だとフィードバックをしてくれます。

このように、場面に合わせた適切な表現を細かくフィードバックしてくれる講師が多いため、25分間の中で多くのことが学べます。

こういう方には向いていません
レアジョブでは、フィリピン人は日本人のコミュニケーションを理解しやすいという前提に基づき、フィリピン人講師だけを採用しています。

しかし、よりいろんな国籍の講師と英会話を練習したい、特定の地域に出張や赴任、留学が決まっているのでそこの英語を学びたい!という方は他のオンライン英会話がおすすめです。

講師の国籍等を気にせず、まずはしっかり英語力を高めたいという方にはレアジョブはおすすめのサービスです。


第2位 DMM英会話

DMM英会話画像

料金形式強み
■スタンダードプラン
・毎月8レッスン:月額5,450円
・毎日1レッスン:月額7,900円
・毎日2レッスン:月額12,900円
・毎日3レッスン:月額17,900円

■プラスネイティブプラン
・毎月8レッスン:月額12,980円
・毎日1レッスン:月額19,880円
・毎日2レッスン:月額38,980円
・毎日3レッスン:月額56,920円

※税込価格です。

・こどもオンライン英会話あり 料金は同じ
無料体験レッスン2回あり
・プラスネイティブプランの体験レッスンは有料
(体験チケット購入後30日以内に入会で体験料1,500円をキャッシュバック!)
・初月50%OFFキャンペンーンあり

・オンライン英会話
・マンツーマン
・スマホ、タブレットでも受講可能

・24時間365日いつでもレッスン可能
・12,931以上の教材がすべて無料
・世界129ヵ国以上の講師が在籍
・パソコンだけではなくスマホやタブレットでも受講可能
・オンライン英会話の満足度に関する調査で16項目で1位を獲得
・1レッスン192円~
・有料会員ならiKnow!が無料
・日本人講師レッスンあり


第3位 ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプ画像
料金形式強み
・プレミアムプラン
 レッスン回数制限無し 1回25分
 月額:6,480円

・ファミリープラン
 レッスン回数制限無し 1回25分
 月額:1,980円

※税込価格です。

・無料体験トライアル 7日間
(無料トライアル開始前に講師動画、教材を無料でご確認いただけます)

・オンライン英会話
・マンツーマン
ネイティブキャンプの強みは、様々な国籍の講師から英語を学習できる点です。

講師は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダといったネイティブスピーカーのほか、インド、セルビア、ナイジェリア、イランといった複数の非ネイティブスピーカーで構成されています。

一言に英語といっても、地域や国籍によって表現や発音には大きな違いがあります。

国際社会の今、様々な英語に慣れておくことは非常に大事なことなので、ネイティブキャンプを通じて様々な国籍の講師のレッスンを受けることは、今後の仕事や日常生活、実際に英語を使う場面でプラスに働くでしょう。

また、ネイティブキャンプは予約なしでも利用することができます。

時間ができた時にサインインして、対応可能な講師をピックアップし、その場でレッスンを受けることが可能です。

毎日続けるという点では、いつでも気軽に受講できるのが大きな強みと言えます。

こういう方には向いていません

ネイティブキャンプの講師選定においては、特に厳しい審査基準はありません。ある程度の英語力を持っている人であれば誰でも講師になることができます。

教える技量に個人差があるかも知れません。

英語を忘れないように毎日25分学習したいという方におすすめです。


英語多読が続かない理由と対処法

英語の多読が続かない理由と対処法

多読が続かない理由として、「分からない単語を調べるのに時間がかかって、なかなか読み進められない」「じっくり洋書を読む時間が取れない」といったことが挙げられます。

それ以外にも、「どんな本を、何冊読めば良いか分からない」「飽きずに読める本が見つからない」といった悩みを抱えている人も多いでしょう。

多読をマスターする道のりは平坦ではありませんが、英文が苦手な人でも挫折せずに、毎日洋書を読み続けられるコツを紹介します。

英語の多読が続かない時の対処法

やさしい洋書から読み始める

「洋書が難しすぎて、多読が続かない」という人は、まず、自分のレベルや興味に合った洋書を選ぶことが大切です。

頻繁に辞書を引かないと読み進められない本は、しだいに読むのが苦痛になってきて、多読への苦手意識が生まれてしまいます。

そこで、洋書を選ぶ時は、最初の数ページを試し読みして、「辞書なしでもスラスラ読める」と感じた本から読むようにしましょう。

具体的には、使用されている語彙の95~98%以上を理解できて、知らない単語が1ページに1~2語未満しか出てこない本なら、あなたのレベルに合っていると判断できます。

やさしい洋書から読むことで、「自分でも簡単に読めた!」という自信や、「一冊読み切った!」という達成感を得られれば、多読へのモチベーションがアップします。

どんな本を読むか悩んだ時は、英語多読協会が公開している「多読用洋書リスト」が役に立ちます。

このリストには、日本人の大人にとっての読みやすさレベル(YL)別に、おすすめの洋書が一覧で紹介されていますので、あなたに合ったレベルの本を簡単に見つけられます。

日本の英語学習者が読みやすい、面白いと評価した本をリストにしてあるで、信頼性は抜群です!

読んでいる間、「どうしても合わない」「面白くない」と思ったら、途中で読むのを止めて、他の本を読み始めてもOKです。完璧主義を捨てて楽しみながら読むことが、多読を続けるコツです。

自分のレベルに合った面白い洋書を、できるだけ幅広く、沢山読みながら、洋書のレベルを少しずつ上げていきましょう。

「1ヶ月で3万語」を目標に、読書記録をつける

多読の場合も、他の学習法と同様に、「具体的な目標を立てて記録をつけること」が、モチベーションアップには効果的です。

英語多読研究会が提唱する「SSS(Start with Simple Stories)学習法」の原則によると、多読の効果を実感するには、最低でも100万語を読むように推奨されています。

100万語というと、短めの洋書で30冊~50冊分に相当します。

ただ、いきなり100万語という目標を設定すると、達成への道のりが遠く感じられて、途中で諦めてしまう恐れがあります。

まずは、「1ヶ月で3万語」を目安に、ちょっと頑張れば手が届く程度の目標を設定するのが継続するためのコツです。

1ヶ月3万語なら、1日に1000語(英語初心者が10分~15分で読める語数)を読むだけで、目標をクリアできます。

手帳などを使って、読んだ洋書のタイトル・語数や、月ごとの累計語数を記録しておくと、進捗状況を数字で確認することができて、自信とやる気がアップします!

最初は1ヶ月3万語しか読めなくても、焦る必要はありません。洋書に慣れていくうちに、英文を読むスピードに加速度がついて、1年も経てば、月に5万~10万語は読めるようになっています。

その頃になれば、いつの間にか、100万語の壁を突破していることでしょう。

電子書籍で洋書を読む

電子書籍サービスを利用すれば、オンラインで気軽に洋書を購入できて、いつでもどこでも読めるので、多読へのハードルがグッと下がります。

電子書籍なら、何百冊~何千冊もの本を手軽に持ち歩けるため、好きな時に読みたい本を検索して、すぐに読み始められます。

さらに、手元に辞書を用意しなくても、分からない単語の意味は、ワンタッチで調べることができます。ストレスなく多読を続けるためには、電子書籍の利用が不可欠といって良いでしょう。

おすすめの電子書籍サービスは、専用端末やアプリの使い勝手が良く、洋書の品揃えが豊富な「Kindle(キンドル)」です。

読書専用端末の「Kindle Paperwhite」は、スマホより画面が大きくて見やすく、目にやさしいので、洋書を長時間読んでも、目が疲れません。

加えて、辞書で調べた単語を単語帳で復習できたり、文章にマーカーを引いたりする機能があるので、洋書を使った英語学習にも役立ちます。

アプリ版の「Kindle」「Audible(オーディブル)」や、タブレット型端末「Kindle Fire」なら、自動音声読み上げ機能やオーディオブックも利用できます。

料理中や掃除中など、何かをしている間も「耳で読む」習慣を作れば、忙しい人でも、沢山の洋書を読むことができます!

英語のひとりごと学習が続かない理由と対処法

英語のひとりごとが続かない理由と対処法

英会話スクールに通わなくても、効果的にスピーキング力を鍛えられる方法が、「英語のひとりごと」です。

英語のひとりごとなら、全くお金をかけずに、いつでもどこでも実践できるので、英会話レッスンを受ける時間がない人には、おすすめの学習法です。

ただ、英語のひとりごとを続けるのは意外と難しく、「何を言えば良いか分からない」「会話の相手がいないと話しにくい」と感じて、挫折してしまう人が多いようです。

以上のような理由で、英語のひとりごとが続かない人には、次の対処法が効果的です!

英語のひとりごと学習が続かない時の対処法

「いつ、どこでひとりごとを言うか?」を決めておく

英語のひとりごとは、時間と場所を選ばない代わりに、意識しないと習慣化できないのが難点です。

英会話スクールのような強制力や明確な課題がないので、ついサボってしまうのではないでしょうか?

英語のひとりごとを習慣化するには、「いつ、どこで、何分行うか」というルールを決めて、行動のトリガーにするのが効果的です。

例えば、「入浴中に1分間」「自室で寝る直前に5分間」といったように、人の目が気にならない場所で、気軽に取り組めるようにするのが習慣化のポイントです。

ひとりで何分も話し続けるのはハードルが高いので、最初のうちは、1分間のひとりごとで構いません。

最初はハードルを思い切り下げて、毎日続けることに重点を置いて達成感を味わうことを重視しましょう。

慣れてきたら、3分、5分と時間を延ばしたり、回数を増やしたりして、1日5分~10分を目安に継続しましょう。

たったの5分~10分でも、1年間毎日ひとりごとを続けると、スピーキング力が見違えるほどアップします!

話すテーマを具体的に決める

ひとりごとの内容は何でもOKですが、ネタが尽きてくると、何を話せば良いか分からなくなりますよね。

ひとりごとのネタで困らないようにするには、あらかじめ、話すテーマを具体的に決めることで解決できます。

例えば、「今の気分や、今やりたいこと」「さっき食べたもの」「これからの予定」など、最初は簡単なテーマから始めるのがおすすめです。

あなたにとって身近で興味のあるもの(例えば食事や交友関係など)や、必要なこと(例えば家事や仕事の用件など)をテーマにすると、話すことが思い浮かんできます。

ひとりごとを会話形式にする

「一人だと話しにくい」「ひとりごとに飽きてしまった」という時は、目の前に会話の相手がいることを想像して、その人に語りかけるイメージで話してみてください。

会話をイメージしにくい場合は、NHKの「英会話タイムトライアル」という番組を活用しましょう。

この番組では、シチュエーション別に会話形式で、瞬発的に英語で答えるトレーニングができます。

番組内で模範解答例も教えてくれるので、英作文や英会話が苦手な人でも、気軽に視聴できます。さらに、1番組10分と短いので、忙しい人でも無理なく続けられます。

英語日記が続かない理由と対処法

英語日記が続かない理由と対処法
英語日記を毎日書き続けると、「英文を正しく組み立てる力」が鍛えられて、ライティング力はもちろんのこと、英会話の上達にも効果があります。

とはいえ、「英語日記の書き方がわからない」「日記を毎日書く習慣がないので、続かない」と悩んでいる人は、少なくないでしょう。

英作文や日記を書くことが苦手な人でも、英語日記を毎日続けるには、次の対処法が効果的です!

英語日記が続かない時の対処法

日記を書く時間帯と場所を決める

「忙しさに追われて、英語日記を書くのを、いつも後回しにしてしまう」と悩んでいませんか?

英語日記は場所と時間を選ばず、いつでも書けると思い、つい他のことを優先してしまいますよね。

自分の中で英語日記の優先順位を上げるには、集中して日記を書く時間を1日のどこかに確保することが重要です。

「英語日記をいつ、どこで、どのように書くか」というルールを決めておくだけでも、行動のスイッチが入りやすくなります。

例えば、「帰宅中の電車内で、日記アプリを使って書く」「静かな早朝の10分間を使って、ノートに日記を書く」というように、落ち着いて日記を書ける時間と場所を確保しましょう。

習慣化のコツは、「日記を書く時間と場所を、毎日固定すること」です。

時間と場所を固定して日記を書き続けると、食事や歯磨きのように、生活ルーティンの一部になります。

「1日1~2行だけ書く」と決める

「英語日記は難しい」「長文を書かなければならない」と考えていると、英作文が苦手な人ほど、日記を書くのがおっくうになります。

英語日記のハードルを下げるには、「1日1行~2行だけ日記を書く」という簡単な目標からスタートしましょう。

たったの1~2行なら、忙しい人でも、5分~10分のスキマ時間を使って、気軽に日記をつけられます。

TwitterなどのSNSを利用して、思い立った時にすぐ日記を書くのもおすすめです。

誰かに話したくなるような出来事があったら、SNSを開き日本語ではなく英語で一言二言つぶやいてみましょう。

SNSでは、他のユーザーからリアルタイムで反応をもらえることがありますから、日記を投稿するモチベーションになります。

ただし、あまり難しく書こうとすると、たった1行でも苦労するので、自分の知っている単語や文法だけを使って、短く書くのが継続させるポイントです。

慣れないうちは、英語日記のテンプレートや例文などを真似して書いてもOKです。

英語日記に書くお題を決めておく

いつもと代わり映えのしない日は、日記に何を書けば良いか、悩んでしまうかもしれません。

とはいえ、日記を全く書かない日が1日でもあると、再開するのがおっくうになってしまうため、何かしら書いておきたいところです。

こんな時の対策として、日記に書くお題をあらかじめ決めておけば、いつもと同じ1日でも、書くネタに困ることがなくなります。

英語日記のお題は、「自分の好きなもの」や「行ってみたい場所」、「食べてみたいもの」、「将来の夢や目標」など、何でも構いません。

「今までに一番ビックリした出来事は?」「10年後の自分はどうなっている?」など、過去と未来に思いを馳せる質問や、「もし自分が芸能人だったら?」「もしも宝くじで1億円当たったらどうする?」など、ワクワクする質問に答えるのも良いでしょう。

こういった様々なお題に英語で答えていくと、時制や仮定法など、使いこなせる英語表現の幅を広げることができます。

英語音読が続かない理由と対処法

英語の音読が続かない理由と対処法

英語の音読トレーニングは、発音や文法、語彙力などを総合的に鍛える学習法として、根強い人気があります。

ただし、音読は地味で単調な作業になりがちなので、すぐに飽きてしまうという人が多いようです。

音読の効果はすぐに現れないため、やっている意味を感じにくいのも、続かない理由のひとつでしょう。

英語初心者の場合、音読の効果を実感できるようになるまでに、およそ100時間必要とされています。

しかし、何も考えずに英語を読み上げるだけだと、音読の効果は20%~30%程度になってしまうので、音読の質を高めることも重要です。

英語の音読が続かない時の対処法

音読の時間と回数を決めて、記録をつける

英語の音読が続かない原因のひとつとして挙げられるのは、「音読の効果を実感するまでは、達成感を感じにくいこと」です。

音読へのモチベーションを上げるために、「1日10分間、同じ英文を30回音読する」など、具体的な音読の時間と回数を決めましょう。

やる気が出ない時は、「5分~10分だけでも音読する」と決めておきましょう。簡単な目標を達成することで、「作業興奮(作業をやっているうちに、やる気と集中力が高まる作用)」が生じます。

10分以上音読して、段々やる気が出てきたら、15分、20分と、少しずつ読む時間を延ばしていきましょう。

音読した時間や回数は、手帳やカレンダーなどに毎日記録しましょう。小さな達成感を積み重ねることで、自信とモチベーションがアップします!

音読の記録をつける時におすすめなのが、「音読メーター」という英語学習アプリです。

音読メーターは、音読した英文をスマホのカメラで取り込むだけで、読んだ文字数(音読量)を記録することができるアプリです。

また、発音の正答率の自動判定や、苦手な発音の診断機能もついているので、音読の質を確認することもできます。

さらに、音読量や正答率に応じてランクが上がったり、音読量を全国ランキングで競い合ったりなど、音読を楽しみながら続けられる仕掛けも満載されています!

英文の意味と構造を意識しながら読む

何も考えずにただ英文を読むだけでは、すぐに飽きてしまいますし、音読の効果もわずかです。

音読の効果を高めるには、英文の意味や構造を理解して、頭の中でイメージを描きながら読むことが重要です。

文の構造をしっかり頭に入れながら、英文を暗唱できるようになるまで、同じ文を繰り返し音読しましょう。

最低でも、1文20~30回は音読するのが目安です。文の意味と構造を理解しながら音読することで、リスニング、スピーキング、リーディングといったスキルを、総合的に鍛えられます。

英会話の上達を目指している人は、音読の素材としてNHKの「基礎英語」や「ラジオ英会話」の例文を読むのがおすすめです。

上記の番組では、英文の意味や構造が丁寧に解説されており、お手本の音声も流れるので、英語初心者でも無理なく音読できます。

音読を続けるうちに、会話で使える実践的なフレーズが定着するので、「英語での会話が続かない」という人にもピッタリの方法です!