VERSANTの対策方法!スコアを上げるおすすめの対策アプリやサービス・教材を紹介

VERSANTの対策方法!スコアを上げるおすすめの対策アプリや教材も紹介

VERSANT(ヴァーサント)とは、実践を重視した英語のコミュニケーション力を測るテストです。国内外のグローバル企業だけでなく、政府機関や教育機関でもこのテストが採用されており、今後もこのスコアの活用実績は増える見込みです。

今回は、将来的に採用試験や昇進試験などで受験することが考えられるであろうVERSANTテストの概要とVERSANT対策ができるおすすめのサービスやアプリ、教材を紹介します。

VERSANT対策におすすめの英会話サービス

「決められた期日までに目標点数に到達したい」という具体的な目標がある方は、VERSANTテスト対策を効果的に行うために、オンラインでも受講可能な英会話サービスの利用を検討されてはいかがでしょうか。

オンライン英会話では、文法や語彙を強化しながら、シャドーイングや瞬間英作文などの実践的な英語力を高めるためのレッスンを行っているところがあります。このようなレッスンを一定期間継続することで、VERSANTのスコアが向上したというケースも報告されています。

以下、VERSANTテストを導入しているサービスをピックアップしましたので、受講の参考にしてください。

VERSANT58点未達の場合は無料1ヶ月延長!TORAIZ(トライズ)

TORAIZ(トライズ)

公式サイト https://toraiz.jp/
料金 ビジネス上級英語コース
3ヶ月一括:499,900円(税込)
※分割払い可能
※6ヶ月・12ヶ月プランあり
無料カウンセリング あり

専属のコンサルタントがサポートし、1,000時間の英語学習を行うコーチングスクールです。

さまざまなコースの中で、ビジネス上級英語コースは3ヶ月のという短期間で、発音や流暢さも含めて、英語力の向上を目指すせると定評があります。

諸条件のもと月に1回VERSANTを受験し、期間内にスコアが58点に到達できなかった場合は、無料1ヶ月延長保証(無料)があります。

公式サイトはこちら
※無料カウンセリングあり

「TORAIZ(トライズ)」の口コミと評判

3ヶ月でVERSANT15点UPの実績!PROGRIT(プログリット)

PROGRIT(プログリット)

公式サイト https://www.progrit.co.jp/
料金 ビジネス英会話コース
2ヶ月:380,600円(税込)
※分割払い可
※3ヶ月・6ヶ月あり
無料カウンセリング あり

プログリットでは、英語力を短期間で飛躍的に向上させる、英語コーチングサービスを提供しています。

専任のコンサルタントが学習を継続できるようにサポートしてくれるので、VERSANTテストにコミットした学習プランをリクエストしてみるといいでしょう。

プログリットのビジネス英語コースでは、コース受講前と後にVERSANTスピーキングテストを実施しています。

公式サイトはこちら
※無料カウンセリングあり

PROGRIT(プログリット)の口コミや評判

VERSANT対策ができるおすすめの対策アプリ

VERSANT公式アプリ

VERSANT公式アプリ

引用元:「Versant」をApp Storeで

アプリ名 Versant公式アプリ(英語)
対応OS iOS/Android
価格 無料

PartA~Fまで用意されており、実際のテストの短縮版を体験することができます。
なお、採点はされません。

サンプルテスト 実際のテスト
4問 8問
6問 16問
8問 24問
6問 10問
1問 3問
1問 2問

スマートフォンを使用して受験する予定の方は、ぜひアプリからサンプルテストにアクセスし、一連の流れを把握しておくことをおすすめします。

また、下記のような英語学習アプリを活用して、文型、語彙力、流暢さ、発音をブラッシュアップする対策をするのもいいでしょう。どちらも対AIで練習するもので、すきま時間に手軽に取り組めます。

スピフル

スピフル

アプリ名 スピフル
対応OS iOS/Android
価格 月額5,478円(税込)~
7日間無料トライアルあり

スピフルはビジネスに特化しており、スピーキングを正しく身につけることができるアプリです。

より実践に近づけるために口頭英作文のAI判定機能を搭載しています。

学習の中で、自身が発した英語表現の正解・不正解を、AIが直ちに自動で判定します。

また、学習者の発話した英語表現が回答例とズレていても英語表現として適切であれば正解になります。

なので、より実践に近い効率的な学習が可能となっています。

スピーキング力に悩んでる方やなかなか成長が感じられない方におすすめのアプリです。

公式サイトはこちら
※7日間の無料体験あり

AI英会話スピークバディ

AI英会話スピークバディ

アプリ名 AI英会話スピークバディ
対応OS iOS/Android
価格 月額1,983円(税込)~
無料トライアルあり

AIと会話練習をすることで頻出の英単語・熟語・フレーズが身につき、スピーキングとリスニングの両方の向上を目指します。

無料トライアルも実施しているので気になる方は試してみてください。

インストールはこちら
※無料トライアルあり

レシピー

レシピー

アプリ名 レシピー
対応OS iOS/Android
価格 月額480円~
無料でも利用可

英語学習のオールインワン型アプリとなっており、「Listening」「Speaking」「Reading」「Writing」「単語学習」「文法学習」がスマホ1つで学習できます。

講師とのレッスンも可能ですので、自習だけでは難しいという方やモチベーションの維持などのサポートをしてほしいという方にもおすすめです。

ダウンロードはこちら
200万人が使う4年連続シェアNo1

スタディサプリEnglish ビジネス英語コース

スタディサプリEnglish ビジネス英語コース

アプリ名 スタディサプリEnglish
ビジネス英語コース
対応OS iOS/Android
価格 月額2,728円(税込)~
7日間無料体験あり

ビジネスシーン別のフレーズをインプットとアウトプットを繰り返し行い、リスニング力とスピーキング力を鍛えていきます。

オンライン英会話セットプランもあるので、覚えたビジネス英語を外国人講師を相手にアウトプットすることもできます。

ダウンロードはこちら
※7日間無料体験あり

VERSANT対策におすすめの教材・本

VERSANTテストの説明や指示は英語のみで、音声の再生は1回のみです。そのため、初めて受験する際は戸惑ってしまうことが予想されます。

これから受験しようと考えている方は、必ずピアソンのホームページ内にあるサンプルテストを試してみましょう。

スピーキングテスト、ライティングテスト、プレイスメントテスト全3種類において、パートごとにサンプル問題が掲載されています。各問題の解答はなく採点もされませんが、実際のテストの短縮版を体験することができます。

まずは受験するテストのサンプル問題を何度か練習し、テストの進行や問題の出題傾向に慣れておくことをおすすめします。

Pearson(ピアソン)公式サイト(英語)

Pearson(ピアソン)公式サイト

引用元:Pearson

Pearson(ピアソン)公式サイトでサンプルテストを受講する方法は、公式サイトにアクセスし「HR professionals」から「VERSANT」をクリックします。

少し下に移動すると、テスト一覧が表示されます。その中から自分が試したいテスト概要のところにある「Try a free demo」をクリックすると、そのサンプルテストにアクセスできます。

サンプルの練習問題を試すことにより、テストの全体の流れを事前に確認することができます。

また、VERSANTテストでは、基本的な英語コミュニケーション能力が問われます。音読とシャドーイングは、英語の4技能を向上させるためには有効なトレーニングであり、VERSANTテストの対策としてもよく取り入れられています。

英文を聞いて読む練習をすることで、リスニングとリーディングの理解度が上がります。

さらに、理解できる語彙が増えれば増えるほどスピーキングやライティングの表現力もアップします。そのため、下記のような音読やシャドーイング用教材を使用し対策するのもおすすめです。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

書籍名 どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
著者 森沢 洋介
出版社 ベレ出版
価格 1,980円(税込)

決定版 英語シャドーイング【改訂新版】

書籍名 決定版 英語シャドーイング【改訂新版】
著者 門田 修平、玉井 健
出版社 コスモピア
価格 1,980円(税込)

新ゼロからスタートシャドーイング 入門編

書籍名 新ゼロからスタートシャドーイング 入門編
著者 宮野 智靖
出版社 Jリサーチ出版
価格 1,540円(税込)

VERSANT(ヴァーサント)テストの種類

VERSANT

VERSANT(ヴァーサント)は、イギリス・ロンドンに本社を置く世界的な教育企業である「Pearson(ピアソン)」が開発した英語力診断テストです。日本国内においては、ピアソンと日本経済新聞社のパートナーシップのもと運営されています。

VERSANTでは、発話をリアルタイムで理解し、正確に処理する能力が求められます。よって、テストは、「英語で聞いてから英語で話す」という実践的な英語コミュニケーション能力を評価するためのものです。

VERSANTテストは100を超える国々で使用されており、24時間365日、短時間で受験が可能です。スピーキングテスト、ライティングテスト、プレイスメントテストの3種類があり、すべて英語で行われます。

VERSANTテストには、AIによる高度な言語認識システムと自動採点システムが導入されています。グローバルビジネスに必要な英語力の目安として、VERSANTテストで47点以上を目指すことが推奨されています。まずは、VERSANTテストの概要を把握しておきましょう。

スピーキングテスト

VERSANTのスピーキングテストは、ネイティブスピーカーによる自然なスピードで流れる音声を聞いて、質問に答えるテストです。リスニングとスピーキングの能力である自発性、流暢さ、即応性を測定することができます。

総合スコアは、20点から80点の範囲で採点されます。加えて、文章構成・語彙・流暢さ・発音の4つのスキルについても、それぞれ20点から80点の範囲で点数がつけられるので弱点を把握しやすいという特徴があります。

測定スキル スピーキング
内容 聞かれたことを理解し、応答する力を測定
時間 17分
出題数 6種類の出題形式/計63問
結果確認 テスト終了の数分後
総合スコア 20~80点※
受験料 5,500円(税込)

※総合スコアは、外国語の運用能力・熟達度を表すグローバルスタンダードの指標であるGSE (Global Scale of English ) とCEFR に対応した評価も明記されます。
※スピーキング&ライティングセットの価格は、8,800円(税込)

6種類の出題形式【音読:8問】
提示された文章を、指示された順序で声を出して読む。
【復唱:16問】
音声で流れた文章を聞こえたとおりに繰り返す。
【質問:24問】
質問で使用された単語を使って回答する。
【文の構築:10問】
バラバラに並び替えられた単語または単語の連なりを聞き、文章を正しく作り答える。
【ストーリーテリング:3問】
短い物語を聞き、内容を自分の言葉で正確に伝える。
【自由回答:2問】
簡単な質問に対して自由に回答する。

ライティングテスト

VERSANTのライティングテストは、画面に表示される指示通りに英文を入力して回答するテストです。

結果はテスト終了の数分後に確認することができ、総合的な英語ライティング能力は20点から80点の範囲で採点されます。さらに、文法、語彙、文章構成、言葉遣いと文体、読解力といったサブスキルについても採点されるため、弱点の把握が容易になります。

測定スキル ライティング
内容 文章や語彙だけではなく、
丁寧さなどを含めた英語を適切に書く力を測定
時間 約35分
出題数 5種類の出題形式/計42問
結果確認 テスト終了の数分後
総合スコア 20~80点※
受験料 4,400円(税込)

※総合スコアは、外国語の運用能力・熟達度を表すグローバルスタンダードの指標であるGSE (Global Scale of English ) とCEFR に対応した評価も明記されます。
※スピーキング&ライティングセットの価格は、8,800円(税込)

プレイスメントテスト

VERSANTのプレイスメントテスト(Placement Test)は、「話す」「書く」「聞く」「読む」4技能の能力を測定し、約50分で日常英語に対応する能力を総合的に診断します。

総合スコアは、20点から80点の範囲で採点されます。また、スピーキング、ライティング、リスニング、リーディングの各スキルについても採点されるので、自身の強みと弱みを細かく認識することが可能です。

測定スキル スピーキング/ライティング/リスニング/リーディング
内容 「話す」「書く」「聞く」「読む」の
4技能の総合的な英語力を測定
時間 約50分
出題数 9種類の出題形式/計81問
結果確認 テスト終了の数分後
総合スコア 20~80点※
受験料 7,700円(税込)

※総合スコアは、外国語の運用能力・熟達度を表すグローバルスタンダードの指標であるGSE (Global Scale of English ) とCEFR に対応した評価も明記されます。

9種類の出題形式/計81問■音読(2問)
表示された文章を声に出して音読する。
■復唱(16問)
音声で流れた文章を聞こえたとおりに繰り返す。
■文の構築(10問)
3つのフレーズを聞き、それらを並べ替え正しい文にして答える。
■会話(12問)
2人の会話を聞いた後に、出される質問に答える。
■タイピング(1問)
表示された文章を60秒以内で入力する。
■空欄補助(20問)
表示された短文内の空欄に適当と思われる単語を1つ入力する。
■ディクテーション(16問)
聞こえた文章を25秒以内に入力する。
■文章再構成(3問)
表示された文章を30秒間読んで内容を把握し、次の90秒間で自分の言葉で文章を書き直す。
■要約と意見(1問)
表示された文章を読み、文章の要約と著者の意見に対する自分の考えを書く。

VERSANT テストの受験方法

VERSANTテストは、スマートフォンもしくはパソコンのどちらかのデバイスを選択して受験することが可能です。

自宅などどこでも気軽に受験できるという利点はありますが、会場で受験するテストと異なり、受験者が自分で環境を整えなくてはなりません。

次に、それぞれのデバイスを用いて受験する方法と主な注意点について説明します。

スマートフォンを使用して受験

スマートフォンで受験する場合は、iPhoneもしくはAndroidのスマートフォンを使います。iPhoneの場合はApp Storeより、Androidの場合はGoogle Playより、「Versant」の専用テストアプリをダウンロードしておきます。

受験を開始するときは、ダウンロードした専用アプリを開きTINという8桁の受験番号を入力します。スコアの確認時にもTINが必要になるので、別紙に控えておきましょう。

試験前のデータのダウンロードや試験後のデータのアップロードの際は、インターネット環境が必要です。受験中は機内モードをオンに設定し、通信をオフにしなくてはなりません。

なお、スマートフォンでの受験が可能なテストは、スピーキングのみとなります。

準備するもの ・スマートフォン(スクリーンサイズ4インチ以上)
※タブレットには対応していません。
・TIN(8桁の受験番号)
・Versant専用アプリ
ネットワーク ・受験中はオフライン(機内モードをオンに設定)
・データのダウンロード・アップロード時はオンライン(4G/Wi-Fi)
主な注意事項 ・スマートフォンを十分に充電しておく。
・誤操作を防ぐため、スマートフォンはカバーを外し平置きにした状態にする。
・ノイズの原因となるので、周囲の電子機器の電源は切る。
・Bluetoothの設定をオフにする。
・静かで集中できる環境で受験する。
・テストはスタートすると一時停止不可。

パソコンを使用して受験

パソコン受験は、WindowsやMacなどのオペレーションシステム(OS)が入った、デスクトップパソコンまたはノートパソコンを使って受験します。受験用URLにアクセスし、インターネットに接続した状況で行います。

受験用URLにアクセス後は、受験番号であるTINを入力します。スコアの確認にもTINが必要になるので、別紙に控えておきましょう。

パソコン内蔵のマイクやワイヤレスタイプのマイクは使用不可なので、有線のマイク付きヘッドセットの準備が必要です。

なお、パソコンを使用しての受験は、スピーキング、ライティング、プレイスメントテストのすべてが可能です。

準備するもの ・コンピューター
・TIN(8桁の受験番号)
・有線タイプのマイク付きヘッドセット
ネットワーク インターネットの接続が安定した環境。
主な注意事項 ・パソコンは電源に接続またはバッテリーを充分に充電されているした状態で利用する。
・パソコン内蔵のマイクは使用不可。
・ノイズの原因となるので、周囲の電子機器の電源は切る。
・Bluetoothの設定をオフにする。
・静かで集中できる環境で受験する。
・テストはスタートすると一時停止不可。

VERSANT対策についてのまとめ

本記事では、VERSANTテストの特徴を解説し、おすすめの対策方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

【VERSANTテストの特徴まとめ】

  • 世界的な教育企業ピアソン社が開発した世界標準の英語能力試験で、実践的な英語のコミュニケーション能力を測る。
  • グローバル企業、政府機関・教育機関などにおいて、世界的にそのシステムが活用されている実績がある。
  • スマートフォンやパソコンを利用し、24時間365日いつでもどこでも受験できる。
  • 短時間での受験が可能で、回答は最先端のAIによる自動採点なので、すぐに結果を確認できる。

今後、日本国内においても企業や教育機関などで、VERSANTテストの活用が増える見込みです。

その対策として、今回紹介したテストの特徴やおすすめの教材を参考にしていただき、スコアアップを目指しましょう。