
世界中の人たちと交流できるアプリは数ありますが、なかでも口コミで評判なのが、「Langmate(ラングメイト)」です。
親日外国人と日本人の交流に特化しているのが大きな特徴ですが、そのほか具体的にどんな機能があるのか、また、どういった方におすすめできるのかなどをわかりやすく解説します。

2014年に英語学習を本格的に開始。学習開始からおよそ2年半でTOEIC980点・英検1級に到達。現在は試験対策から離れ、英語を実用のツールとして使い続けている。この経験をもとに、言語や学びにまつわるテーマを中心に、学習者の視点を活かした執筆を行っている。
Langmate(ラングメイト)の特徴

Langmate(ラングメイト)の魅力は、ただ外国人とつながるだけでなく、日本人ユーザーが多く、また、独特な交流スタイルを採用していることです。
ここでは、他の英会話アプリとどこが違うのか、その特徴を整理して紹介します。
対象年齢 | 18歳以上 |
学習環境 | スマホアプリ |
学習時間 | 自由 |
支払方法 | 基本無料+アプリ内課金(サブスク/買い切り) |
カテゴリ | 言語交換・国際交流 |
講師の数 | なし |
学習相手の国籍 | 120か国以上(日本人比率が高い) |
マッチングの仕組み
Langmate(ラングメイト)はカード型のインターフェースを採用しており、相手のプロフィールカードをスワイプしてリクエストを送る方式です。
右にスワイプすれば友達リクエストを送り、左にスワイプすればパス、双方が承認するとマッチング成立となり、チャットが可能になります。TinderのようなUIに近く、シンプルで直感的に操作できることが特徴です。
日本人ユーザーが多い
公式サイトで「親日外国人と日本人の交流に特化」と謳っているとおり、Langmate(ラングメイト)は他のアプリと比べて日本人ユーザーの比率が高いことが特徴です。
「日本人に会いたい」「日本語を使いたい」という外国人が「日本人と交流できるアプリ」として利用しているため、英語を学びたい日本人にとっては交流相手を見つけやすい環境です。
日本国内に居住している外国人の利用者が多いので、アプリで知り合って実際に会ったという口コミも多数あります。
また、日本人同士でつながることも可能です。
多彩なメッセージ機能
無料ではテキストのみのやり取りですが、有料プランでは、音声や動画のメッセージをやり取りできるほか、手書きの落書きの送信や位置情報の共有などが可能です。
相手の声や表情を通じてリアルに近いやり取りができます。
学習者同士の交流スタイル
Langmate(ラングメイト)は、講師によるレッスン提供型のサービスではなく、ユーザー同士が対等な立場でやり取りする場です。
あらかじめ決められたカリキュラムに沿うのではなく、自然なやり取りのなかで自然な表現を学んでいきます。
たとえば、趣味や旅行の話題で盛り上がったり、相手に日本語を教える代わりに英語を教えてもらったりといったやり取りが特徴です。
Langmate(ラングメイト)の口コミでの評判
Langmate(ラングメイト)の料金プラン・コース

Langmate(ラングメイト)の料金プランは、「Free」「Premium」「Plus+」の3種類です。
無料のFreeプランでも基本的な機能は利用できますが、チャットできる人数や一部の機能に制限があります。
ただし、「Smiles」というアプリ内通貨を購入することによって、Freeプランのままチャットできる人数を追加することは可能です。
また、Freeプランでは広告が表示されます。
Premiumプランは定額制のサブスクリプションです。
チャットできる人数が無制限になり、音声、動画、手書きメッセージ、位置情報の共有など高度なコミュニケーション機能が解放されます。
加えて、高度フィルター検索や友達リクエスト送信者の閲覧機能も追加され、広告も表示されなくなります。
PLUS+プランは、買い切りで利用できるプランです。
広告の非表示と高度なフィルター、現地ユーザーを制限なく全員表示できるという特徴があります。
ただしPremiumほど包括的な機能が含まれているわけではなく、チャットできる人数には上限があり、上限以上の人数とチャットしたい場合は、Freeと同様に「Smiles」の獲得が必須です。
なお、「Smiles」とは、カードスワイプや友達リクエストの送信時に必要となる仮想通貨で、購入できるほか、ログインや広告視聴などでも獲得できます。
Free | Premium | PLUS+ | |
---|---|---|---|
チャット人数 | 人数制限あり | 無制限(Smiles不要) | 人数制限あり |
メッセージ機能 | テキストのみ | 音声/動画/手描き/位置共有可 | テキストのみ |
フィルター機能 | 基本的な条件のみ | 高度フィルター可 | 高度フィルター可 |
現地ユーザー検索 | 一部制限 | 利用可(表示は制限あり) | 全員表示(Unlimited Local People) |
友達リクエスト | Smiles消費 | Smiles消費+送信者表示可 | Smiles消費 |
広告 | あり | なし | なし |
課金形態 | 無料(+Smiles購入) | 1,280円/週、2,600円/月 | 900円 |
Langmate(ラングメイト)はこんな人におすすめ

Langmate(ラングメイト)は、英語学習だけでなく、さまざまな目的で利用されています。
ここでは、どのようなタイプの人に特に向いているのかを紹介します。
親日外国人と友達になりたい人
Langmate(ラングメイト)は、外国人と話せるアプリです。
他にも国際交流を目的とした言語交換アプリやSNSはありますが、相手が必ずしも日本に関心を持っているとは限らず、会話が途切れてしまうことも少なくありません。
その点、Langmate(ラングメイト)のユーザーは、日本語や日本文化に興味を持つ人が多いため、最初から共通の話題を見つけやすいのが強みです。
たとえば、プロフィールに「アニメが好き」「和食に挑戦したい」といった情報があるユーザーなら、最初から日本に関する話題で会話をスタートできます。
共通の趣味や興味を軸に交流できるので、会話が弾みやすく、長期的な関係が構築しやすい環境です。
チャット中心で気軽に学びたい人
スキマ時間に気軽に英語を学びたいという人にとっても、Langmate(ラングメイト)は相性の良いアプリです。
基本はテキストチャットなので、レッスンの予約や長時間の通話を必要とせず、空いた時間に短いやり取りで国際交流ができます。
無料のFreeプランでも一定の人数とチャットできますし、もっと多くの人とやり取りしたくなったら、Freeプランのままでもアプリ内通貨「Smiles」を使って交流できる人を増やすことが可能です。
有料のPremiumでは、テキストチャットだけでなく、音声や動画、手書きのメッセージでのやり取りも可能です。
一方、「広告を消したい」「現地ユーザーを一度に見たい」という目的なら、買い切り型のPLUS+というプランもあります。
このように、「少しだけ試したい」「本格的に使いたい」「特定の機能だけ欲しい」といった目的ごとに利用できる仕組みが、単一の有料プランしか用意されていないサービスとは異なる、Langmate(ラングメイト)ならではの特徴です。
海外旅行や留学準備に現地交流をしたい人
Langmate(ラングメイト)には「Local People」という機能があり、地域を絞って現地のユーザーを探すことができます。
Freeプランでは利用できませんが、Premiumなら制限付きで利用でき、PLUS+なら制限なくその地域のユーザー全員を表示できるのが特徴です。
旅行や留学を控えている人にとって、これは大きな強みとなります。
たとえば、交通機関の利用方法やおすすめの飲食店といった現地ならではの知識を得られるのが利点です。
限られた滞在時間でより多くの場所を訪れたり地域の文化に深く触れたりすることが可能になります。
安全に国際交流を楽しみたい人
国際交流アプリを使う際に心配なのが、勧誘目的の業者や出会い目的のユーザーなど、不適切なユーザーに遭遇するリスクです。
その点、Langmate(ラングメイト)はしっかり対策しており、不正アカウントの排除や通報・ブロック機能を充実させています。
望まない相手はワンタップで非表示にできるので、しつこいメッセージや不快なやり取りに煩わされる心配はありません。
加えて、Premiumでは「誰から友達リクエストが届いたか」を確認できる機能があります。
相手の情報を事前に把握できるため、望まない相手とやり取りする必要がありません。
Langmate(ラングメイト)のレッスン教材

Langmate(ラングメイト)には、教材やカリキュラムはありません。
その代わり、実際の会話が学習そのものになります。
たとえば、相手が自然に使うフレーズや日常的な言い回しに触れ、自分で試しながら覚えていく流れです。
これはテキスト中心の学習では得にくいリアルな表現に出会える機会であり、実際の交流を通してだからできる学び方と言えるでしょう。
有料のPremiumプランでは、テキストだけでなく音声や動画、手書きのメッセージでのやり取りが可能です。
相手の声の抑揚や話す速さ、ちょっとした間合いを感じ取れるため、実際の会話でないと気づけないニュアンスを自然に学べます。
このように、Langmate(ラングメイト)は、英語で自分の趣味を説明したり相手のことを質問したりしながら、自然と生きた表現が学べるアプリです。
Langmate(ラングメイト)の利用までの流れ

Langmate(ラングメイト)の利用について、ダウンロードから実際にやり取りするまでの基本的な流れを説明します。
Langmate(ラングメイト)は、App StoreやGoogle Playから無料で入手できます。
インストール後にアプリを開くと利用規約とプライバシーポリシーが表示されるので、内容を確認のうえ同意すると、アカウント登録に進みます。
アカウントは、Apple IDやFacebook、メールアドレスなど複数の方法から登録が可能です。
本人確認の後、プロフィール設定に進みます。
プロフィールの作成画面です。「話せる言語」、「勉強中の言語」、自己紹介文、興味のタグ、アイコン写真などを設定します。
「勉強中の言語」を英語に設定すると、英語が母国語の人だけでなく、英語を話せる人、英語を勉強中の相手とマッチングできるようになります。
英語圏の人だけでなく、世界中のユーザーと交流できるのがLangmate(ラングメイト)の魅力です。
基本設定の次は、やり取りしたい相手を探します。
ホーム画面に相手のプロフィールカードが表示されたら、左右にスワイプして選びましょう。
左にスワイプするとスキップ、右にスワイプすると友達申請(Friend Request)が送られる仕組みです。
ただし、友達申請を送るには、アプリ内通貨の「Smiles」が必要です。
お互いが友達申請を送り合うか、相手があなたの申請を承認するとマッチング成立となり、チャットできるようになります。
マッチング成立後は、チャットルームが開き、テキストやスタンプを使った会話が可能です。
FreeプランとPLUS+プランではテキストチャットだけですが、Premiumでは音声、動画、手書きでのメッセージが利用できます。
有料プランでは、Local People機能で地域ごとにユーザーを絞り込むことが可能です。
PLUS+なら全ユーザーを閲覧できます。
また、Premiumでは、高度なフィルター機能で条件を細かく設定して検索できます。
Langmate(ラングメイト)の運営会社について

運営会社名 | 株式会社ラングメイト |
本部所在地 | 〒105-0003 東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F |
設立 | 2017年7月28日 |
資本金 | 900万円 |
従業員数 | 不明 |
事業内容 | 国際交流アプリの開発、制作及び運営等 |
問い合わせ | 03-3798-8817 |
Langmate(ラングメイト)のよくある質問

Langmate(ラングメイト)について、よくある質問とその答えをまとめました。
- 無料版と有料版(Premium/PLUS+)の違いは?
- 無料のFreeプランでもマッチングやチャットは可能です。
ただし、新規に開始できるチャットの回数に制限があります。
上限に達してもアプリ内通貨「Smiles」によって追加が可能ですが、「Smiles」の購入には費用がかかります。
- 初心者でも使えますか?
- はい、英語学習の初心者でも、マッチングアプリに慣れていない人でも使えます。
最初はテキストチャットだけで短いやり取りから始められるため、英語が得意でなくても簡単なフレーズで練習できます。
- 通話はできますか?
- Langmate(ラングメイト)には、電話やLINEのようなリアルタイム通話の機能はありません。
代わりに、チャット内で音声や動画を録画して送る音声メッセージと動画メッセージがあります。
自分の声や表情を相手に届けられるため、会話に近い練習が可能です。
- 危険ユーザーや不快な相手に当たったら?
- 危険なユーザー、迷惑なユーザーはブロックと通報が可能です。
カード(スワイプ画面)やチャット画面のメニューから理由を選んで通報できます。
通報すると同時にブロック(フレンド解除)され、双方のリストとチャット履歴から削除されますが、一度ブロックすると取り消しは不可です。
- プロフィールは実名が必要?顔写真は必須?
- Langmate(ラングメイト)は、実名を登録する必要はありません。
最大20文字でユーザー名を設定し、アプリ内ではそれをニックネームとして使用します。
なお、ユーザー名は一度決めると変更できないので、慎重に決めましょう。