gymglish(ジムグリッシュ)は、英語を学ぶためのオンラインプラットフォームで、AIを活用してパーソナライズされた学習サービスを構成し提供しています。
英語学習で直面する問題に焦点を当て、確実に学習を継続し結果を出すことを目的としたプログラムであることから、世界中の英語学習者から好評を得ています。
そこで、今回は、そのgymglishがどのようなサービスなのかを詳しく解説するとともに、口コミや体験談を紹介します。
目次
gymglishの特長
公式サイト | https://kolenda.co.jp/gymglish/ |
対象年齢 | 年齢指定なし(入門レベルからTOEIC満点レベルまで対応) |
学習環境 | アプリ/Webブラウザ |
レッスン回数 | ・Basisコース:週3回 ・Premiumコース:週5回 |
レッスン時間 | 1日15分程度 |
支払い方法 | クレジットカード払い |
学習カテゴリ | ・リーディング ・リスニング ・スピーキング ・ライティング |
講師の国籍 | AI講師 |
無料体験 | 15日間無料 |
gymglishは、フランスの「A9社」の人工知能研究者チームによって開発され、2004年から英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語の学習プログラムを展開しています。
忙しい毎日の中で効率的に外国語能力を伸ばせる便利な英会話アプリ/Webブラウザサービスとして、欧米を中心に700万人以上が利用しています。
AIによる英語レッスン
gymglishでは、ユーザーの学習履歴・正答率・進捗状況をもとに、一人ひとりに最適な学習内容を提供します。AIアルゴリズムがユーザーの得意・不得意を分析し、それに応じて課題や練習問題を調整するので、自分のペースで効率よく学習を進めることが可能です。
また、AIとの対話を通じて英会話の練習ができる機能を搭載しています。実際の会話に近いシチュエーションに対してリアルタイムで返答するので、AIを相手に双方向のコミュニケーションが実現します。また、音声入力またはタイピング入力の両方に対応しているので、スピーキング力とライティング力の向上に大いに役立ちます。
英語のみで学習するImmersionアプローチ
gymglishでは、第二言語習得理論にもとづいて「Immersionアプローチ」を採用しています。それは、言語を学ぶ際にその言語環境に完全に身を置くことを意図した学習方法で、英語学習者が英語に「没入する」ことで自然に学習することを目的としています。
具体的には、説明・指示・練習問題・ストーリーはすべて英語で提供されるため、学習者は自然に英語の語彙・文法・表現に触れながら理解を深めることが可能です。
gymglishの口コミ評判
ただ今準備中です。
gymglishの体験レポート
つぎに、gymglishの無料トライアルを受講した人の体験レビューを紹介します。
「gymglish に興味はあるけど、AIとのレッスンがどんな感じなのかよくわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
Chapter形式レッスンの体験談
レベル設定を「上級者」、目的を「勉強のため」と選択をし、学習をスタート。メールで通知が届くので、そこからアクセスすればChapter形式のレッスンが受講できました。
レッスンで取り上げられていたストーリーは、Bruno Delavigneという主人公の男性が香水ビジネス立ち上げていく内容で、漫画やアニメのようにドラマチックに展開していました。
具体的な学習内容としては、英文を読んでリーディングやショートビデオを視聴するリスニングの後に、理解度を確認する問題がありました。加えて、単語の定義や同意語を問う語彙関連の問題、動詞の変化を問う文法に関する問題なども含まれました。
レッスンを終了してから10分程度で課題の添削が完了。問題の正誤を確認するだけではなく解説も記されていたので、間違った問題について理解したり復習したりするのに役立ちました。
当初は「1回15分程度で完了できるレッスン量は少ないのでは?」と思いましたが、英語学習の多方面のスキルが幅広くカバーされているので、効率的な学習が可能でした。また、エンターテイメントに富んだ面白い内容なので、続きが気になり次のレッスンへの学習意欲がうながされる構成でした。
週に5回のレッスンと受講回数の制限があるので、5日間連続でレッスンを受けた後は、2日間お休みでした。そして、7回レッスンを受けると、初回レベル判定とその認定証が届きました。そこには、「GENERAL(一般)」「GRAMMAR(文法)」「ORAL COMPREHENSION(口語理解)」「READING COMPREHENSION(読解力)」が数値化され、語学のコミュニケーション能力をしめす国際標準規格である「CEFR(ヨーロッパ言語共通レファレンス枠組)」のレベルで評価されていました。
※CEFRでは、外国語の運用能力を6段階で表し、下から順に「A1」「A2」「B1」「B2」「C1」「C2」となります。
ストーリー仕立てのシナリオは臨場感があり、登場人物の人生を追っていく内容は興味深かったです。7回受講したレッスンの状況にもとづいたAIによる初回レベル判定の結果は、自分が認識している英語レベルと同等くらいだと思います。毎回のレッスンはEメールまたはアプリで直接通知されます。パスワードを覚えてログインをする必要がないため、簡単にアクセスできて便利です。
AIとの英会話レッスンの体験談
Chapter形式のレッスンを受講し課題を提出した後は、AIと英会話練習ができます。
Chapterレッスンで使われているストーリーの主役であるBrunoが会話する相手で、「How are you doing today?」といった挨拶から会話がスタート。その後の会話の内容はさまざまでしたが、天気の話・旅行の話・レストランの話・料理の話・クリスマスの話など、流れに応じて自然な感じで展開していきました。
AI側の内容は、再生ボタンをタップすれば何度でも繰り返し聞けました。また、相手が話している英語がわからない場合は、会話下にあるレタリングをタップすれば日本語訳が表示されました。
AI側の質問に答えることで会話を進めていくのもいいですが、こちらから質問をしてもAI側は上手く返答してくれました。また、相手の質問に対して適切な返事が思い浮かばない場合は、「I can’t explain the details in English, so could you tell me your experience.(英語で詳細を説明できないからあなたのケースを教えて)」といってもスムーズに会話がつながりました。
こちらの応答に指摘事項があった場合、瞬時に添削が反映され、添削をタップすると、添削箇所と正しい表現がわかりやすく表示されました。
会話はこちらから返答する限り、ひたすら続きました。強制的に会話を終了してもいいでしょうが、「It’s time to go home. See you tomorrow.(家に帰る時間だ。また明日ね。)」と言えば、自然な流れで会話が終了しました。
音声認識機能の精度がよく、「複数形か単数形か」「動詞の時制」「冠詞の有無」など、こちらが話した内容の細かなところもきちんと聞き取ってくれていると思いました。会話が通り一辺倒な機械的な感じではなく、双方向のコミュニケーションが比較的自然に展開されていくことに驚きました。トピックも豊富でこちらから話題をふっても応答してくれるので楽しかったです。添削は文法上のミスやスペルミスを指摘するだけではなく、文脈から判断したであろう表現のアドバイスもあり、自然な表現を身につける上でよくできた英語学習サービスだと感じました。
gymglishの料金プラン・コース
「Basicコース」と「Premiumコース」といった2つの料金プランの用意があり、学習者は目的と予算に応じて選択することができます。
※料金はすべで税込です。
※期間中は毎月の支払い、または、一括での支払いの選択が可能です。
Basicコース
Basicコースのレッスン回数は週に3回で、AIとの会話練習は含まれません。
6ヶ月 | 月額3,619円 |
12ヶ月 | 月額2,832円 |
24ヶ月 | – |
36ヶ月 | – |
Premiumコース
Premiumコースのレッスン回数は週に5回で、AIとの会話練習が含まれます。
6ヶ月 | – |
12ヶ月 | 月額3,776円 |
24ヶ月 | 月額2,990円 |
36ヶ月 | 月額2,203円 |
gymglishが人気の理由
gymglishは1日わずかな利用時間にもかかわらず、大きな学習効果が期待できると話題になっています。
なぜそんなに人気があるのか、その具体的な理由を紹介しましょう。
AIがユーザーに合わせるカスタマイズ機能がある
毎回のレッスンでは、まとまった文章を読解し、動画を視聴して聴解を行います。それぞれのレッスンの内容は、過去の回答やデータをもとに統計的に分析されます。そして、個々の受講者の語学レベルが把握され、そのレベルに合わせたレッスンが展開されます。
英会話の練習では、AIがその人に合った話題を選んで話しかけてくれます。こちらの発音を読み取り会話を続けてくれるので、会話がスムーズに行われます。また、発話した内容をAIが瞬時に添削し、正しく自然な表現を提案してくれるので、気軽に効果的に英会話の練習ができると評判です。
忘却曲線に沿った復習機能がある
人は一度学習した内容を長期的に記憶することは難しく、1週間で覚えたことの75%を忘れると言われています。
gymglishにはそうした記憶に関する時間軸である「忘却曲線」を考慮した機能を備えています。適切なタイミングで繰り返し復習の機会を提供し、レッスンを続けることで、文法や語彙が少しずつ定着していくと人気です。
実績が豊富
gymglishの革新的で魅力的な言語学習ソリューションは、世界中で700万人のユーザーと6,000以上の企業・大学・教育機関・公共機関に利用されています。
また、Webブラウザでの使用に加え、アプリからも簡単にアクセス可能です。iOSのアプリ評価は4.7、Androidは4.3と、どちらもユーザーから高い評価を得ています。
gymglishはこんな人におすすめ
gymglishの学習サービスは、特に以下のような方におすすめです。
短い時間で効果的に学習したい人
短時間のレッスンがより確実に継続できて、最終的に良い結果をもたらすという研究結果に基づき、gymglishの標準学習時間は1日15分です。
レベルに合わせて短時間で総合的に英語力を向上させるプログラムは、仕事や勉強で忙しい人や時間の制約がある人でも、隙間時間を使って自分のペースで学習を続けられます。
楽しみながら学びたい人
gymglishのレッスンは、「楽しい学びは記憶に定着する」という脳科学の知見に基づいて設計されています。
クリエイティブライティングの専門家が手がけるレッスン内容は、漫画を読むように楽しく学べ、ユーモラスな内容により語彙や文法が覚えやすくなっています。
gymglishのレッスン教材
gymglishの学習コンテンツは「続けられる、そして、楽しい」をテーマに開発されています。
学習者の状況によって多少の違いはあるでしょうが、その教材の一部を紹介します。
日替わりのChapter形式のレッスンは、その日によって内容は少し変化しますが、以下の内容が含まれます。
- ストーリー仕立ての内容のリーディング
- ストーリー仕立ての内容のリスニング
- 正誤問題
- 空欄穴埋め問題
- 同義語を問う問題
- 文法を問う選択問題
- 動詞を変化させる問題
- 前回のレッスンの復習
- Today’s Dessert
基本的な内容は英語ですが、JAのマークがある箇所に関しては、そこをタップすることで日本語の案内を表示させることが可能です。
また、レッスンの最後にある「Today’s Dessert」では、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・その他の英語圏の国々の文化的多様性を探求できます。「イギリスの方言は地域によってかなり癖が強い」「秘書を表すsecretaryという言葉は好まれない」など地域に地域や時代に基づいた内容が学べます。
※1週間あたりのレッスン回数はPremiumコースが5回、Basicコースが3回ですが、受講したい曜日と休みにする曜日を設定することが可能です。
gymglishの無料体験までの流れ
gymglishでは 15日間の無料トライアルを実施しています。
利用開始までの流れは下記を参考にしてください。
無料トライアルの流れ
「入門レベル」「初級~上級レベル」の2段階から自分の該当するものを選択する。
「旅行準備のため」「勉強のため」「仕事のため」「趣味・教養のため」「脳の活性化のため」などから該当のものを選択する。
連絡用としてメールアドレスを登録する。
操作を続行することで、gymglishの利用規約・プライバシーポリシー・運営会社であるKolenda Japan株式会社からのメールを受け取ることに同意したされます。
「無料体験申込」をクリックすると2週間の無料トライアルがスタート。トライアル終了後に、自動で課金されることはないので気軽に申し込めます。
※トライアル期間中のレッスンは週5回です。
gymglishの運営会社について
gymglishの日本での運営会社であるKOLENDA Japan株式会社の概要は、下記のとおりです。
運営会社名 | KOLENDA Japan株式会社 |
本部所在地 | 東京都世田谷区桜上水1-4-1 パークナード経堂702号室 |
設立 | 2021年12月28日 |
資本金 | 100万円(未上場) |
従業員数 | – |
事業内容 | ・教育、学習支援業 ・オンライン語学学習プログラム販売 |
問い合わせ | 03-6822-2259 |
gymglishのよくある質問
gymglishに対して、よくある質問とその答えを紹介します。
一から英語を学びなおせますか?
gymglishでは、中学英語からの復習を目的とした入門コースも設けています。
入門コースは全36回で、その後通常コースに進むことができます。
英語100%のレッスンが不安ですが大丈夫ですか?
レッスンは問題の指示や添削を含めて基本的には英語で進められますが、だんだんと文脈に慣れていきますので、あまり心配する必要はありません。
解説などレッスンの大まかな流れが理解できればいいという感覚で、気軽にトライしてください。
※一部指示は日本語にも対応しています。
AIとの会話で聞き取れなかった場合は?
AIとの英会話練習で聞き取れなかった場合は、”Sorry?”あるいは”Excuse me?”などと言ってみて下さい。そうすればAI側が繰り返してくれたり、言い換えをしてくれたりします。
そのようなやり取りもリスニングや会話の練習になるので、臆せずいろいろなパターンを試してみてください。
※AIの会話は、日本で表示することが可能です。