
オーディオブックは、スキマ時間を活かしながら英語に触れられる便利な学習方法です。
とはいえ、選び方や使い方を間違えると、効果を感じにくいことも。
本記事では、英語学習におすすめのオーディオブックやサービスを紹介しつつ、メリットや選び方、学習時の注意点まで詳しく解説します。
中学時代に英語に惹かれ、外国語科の高校と法政大学GISに進学。英語漬けの学生時代を過ごし、アメリカ・イギリスへ短期留学もしました。大学卒業後はオーストラリアでワーキングホリデーを経験。以来、大好きな英語や海外に関する情報を発信するライターとして活動しています。
オーディオブックとは?

オーディオブックとは、書籍を音声で楽しめるコンテンツのこと。
自分で本を読む必要がなく、音声を聞くだけで内容を把握できるため、ながら勉強やスキマ時間を使った学習に向いています。
英語学習におけるオーディオブックの魅力は、自然な英語音声に手軽に触れられる点です。
ネイティブスピーカーが話すナチュラルスピードの英語を聞くことで、リスニング力の土台づくりにつながります。
なお、オーディオブックでの英語学習は、机に向かって勉強するというより、日常生活の中で楽しく英語に触れるスタイルです。
難しく考えすぎず、興味のある内容を選んで気軽に聞いてみるだけでも、英語が少しずつ身近に感じられるようになるでしょう。
オーディオブックで英語を勉強するメリット

オーディオブックを使って英語を勉強する主なメリットを4つ紹介します。
- 無料または低価格で学べる
- 楽しみながら学べる
- リスニングとリーディングを同時に鍛えられる
- スキマ時間に取り組める
無料または低価格で学べる
オーディオブックを使った英語学習の魅力は、費用を抑えられることです。
サービスによっては無料で聴ける作品が用意されていたり、月額数百円〜千円台で多数の英語書籍にアクセスできたりと、気軽に始めやすい環境が整っています。
そのため、英会話スクールや有料の英語教材などと比べて、金銭的なハードルが低めです。
また、まずは無料の作品から試してみて、自分に合っていると感じたら有料プランに切り替えるといった使い方も可能。
できるだけ費用を抑えながら英語に触れる量を増やしたい人にとって、オーディオブックは取り入れやすい学習方法です。
楽しみながら学べる
オーディオブックは、「読書」に近い感覚で英語に触れられる点が特徴です。
物語やエッセイ、ビジネス書などジャンルも幅広く、内容そのものを楽しみながら聞き進められます。
特に自分が興味のあるテーマを選べば、多少わからない部分があっても途中で投げ出しにくく、英語を聞く時間を無理なく増やせます。
楽しくない英語学習は続きにくいもの。楽しさがあることで継続しやすい点は、オーディオブックで英語を学ぶ大きなメリットです。
リスニングとリーディングを同時に鍛えられる
オーディオブックは、リスニングだけでなく、リーディングも同時に鍛えることができます。
テキストと音声を併用し、音声を聞きながら文章を追うことで、発音とスペル、意味を結びつけて理解しやすくなります。
聞き取れなかった部分を文字で確認したり、逆に読めても発音が分からなかった単語を音で覚えたりすることも可能。
このように、オーディオブックは英語の基礎力を固めたい人や、インプット量を増やしたい人におすすめです。
スキマ時間に取り組める
オーディオブックは、スキマ時間を使って気軽に取り組める点も大きなメリットです。
音声を聞くだけなので、まとまった時間を作らなくても続けやすいのが特徴。
通勤・通学中や家事の合間、散歩中など、日常のちょっとした時間でも英語に触れられます。
短い時間でも英語を聞く習慣を続けることで、英語音声への抵抗感が薄れ、自然と耳が慣れていきます。
英語学習向けオーディオブックの選び方

英語学習にオーディオブックを取り入れる際は、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、オーディオブック選びで重視したい5つのポイントについて解説します。
- 自分の英語レベルに合っているか
- スクリプトがあるか
- 発音が聞き取りやすいか
- 興味をもって聞けるか
- 学習目的に合っているか
自分の英語レベルに合っているか
オーディオブックを選ぶ上で、まず確認したいのが自分の英語レベルに合っているかどうかです。
内容が難しすぎると、聞き取れない部分が多くなり、途中で挫折しやすくなります。
反対に、簡単すぎるものを選ぶと学習効果を感じにくいことも。
目安としては、すべてを完璧に理解できなくても、大まかな内容が追えるレベルがおすすめ。
初めてオーディオブックで英語学習をする場合は、学習者向けにゆっくり読まれているものや、語彙が簡単な作品から始めると取り組みやすいでしょう。
スクリプトがあるか
オーディオブックを選ぶ際は、スクリプトが用意されているかどうかもチェックしましょう。
スクリプトがあると、聞き取れなかった部分を後から文字で確認できて便利です。
また、音声とスクリプトを合わせて使うことで、発音とスペル、意味を結びつけて覚えやすくなるというメリットも。
「聞く」「読む」を繰り返して理解を深められるように、ぜひスクリプトも活用してみてください。
発音が聞き取りやすいか
オーディオブックを英語学習用に使うなら、発音の聞き取りやすさも確認しておきたいポイントです。
癖の強い話し方だったり、極端に早口だったりすると、初心者には負担が大きくなります。
聞きやすさは、継続できるかどうかにも直結する大切な要素です。
特に初めて挑戦する人の場合は、発音が綺麗で落ち着いた話し方の音声を選ぶと安心です。
興味をもって聞けるか
オーディオブックは、継続してこそ効果を感じやすい学習方法です。
そのため、内容に興味をもって聞けるかどうかは意外と重要なポイントになります。
どんなに英語学習にぴったりのコンテンツでも、内容に関心が持てなければ、途中で聞かなくなってしまいがちです。
多くのオーディオブックサイトでは、子供用の物語から小説、エッセイ、ビジネス書まで、さまざまなジャンルが用意されています。
まずは難しく考えすぎず、自分が聞いてみたい内容を選んでみましょう。
学習目的に合っているか
最後に、オーディオブックが自分の学習目的に合っているかも確認しておきましょう。
日常英会話を身につけたいのか、ビジネス英語を学びたいのか、試験対策として使いたいのかによって、適した内容は異なります。
たとえば、会話表現を増やしたい場合は日常会話が多く含まれる作品、ビジネス目的なら英語のビジネス書がおすすめ。
目的を意識して選ぶことで、学習の方向性がぶれにくくなり、効率よく英語の勉強に取り組めます。
英語学習におすすめのオーディオブックサイト3選

ここでは、英語学習におすすめのオーディオブックサイトを3つ紹介します。
| 月額料金 | 特徴 | レベル | 無料体験 | |
|---|---|---|---|---|
| Audible | ◾️スタンダードプラン 月額:880円 ◾️プレミアムプラン 月額:1,500円 | Amazonのオーディオブック | 初心者〜上級者 | あり(30日間) |
| audiobook.jp | ◾️月額プラン 月額:1,330円 ◾️年割価格 月額:833円 | 日本最大級のオーディオブック 配信サービス | 初心者〜上級者 | あり(14日間) |
| LibriVox | 無料 | 著作権の切れた洋書が中心 無料オーディオブックサービス | 中級者〜上級者 | ー |
Audible

Audibleは、英語学習にも取り入れやすい、Amazon提供のオーディオブックサービスです。
プレミアム会員になると、オーディオブックやポッドキャスト、オリジナル作品など、数十万以上の対象作品を聴き放題で楽しめます。
小説からビジネス書、自己啓発までジャンルも幅広く、自分の興味や学習目的に合わせて作品を選べるのが特徴です。
Audibleでしか聴けない限定配信の作品も多く、朗読や演出にこだわった音声コンテンツを楽しめる点も魅力。
再生速度の調整やオフライン再生にも対応しているため、スキマ時間を使った学習にも向いています。
30日間の無料体験が用意されており、気軽に試してから継続を検討できるのも嬉しいポイントです。
数十万規模の作品数とAudible限定コンテンツを活かし、ネイティブの自然な英語にたっぷり触れたい人におすすめのサービスです。
audiobook.jp

audiobook.jpは、英語学習にも活用しやすい人気のオーディオブックサービスです。
3年連続で書籍ラインナップ数トップクラスを誇り、15,000作品以上のオーディオブックが配信されています。
月額制の聴き放題プランがあり、人気の洋書やビジネス、自己啓発など幅広いジャンルの作品を好きなだけ聞くことができます。
厳選されたプロのナレーターによる朗読は発音がクリアで、英語の音やリズムを正確に捉えやすいのが特徴です。
再生速度は0.5〜4倍速まで細かく調整でき、自分のレベルや目的に合わせて聞き進められるのも魅力です。
また、オフライン再生に対応しており、通勤・通学中や外出先でも通信量を気にせず利用できるのも嬉しいポイント。
圧倒的な作品数と聴き放題プランを活かして、自分に合った英語音声を楽しみたい人におすすめです。
LibriVox

LibriVoxは、著作権の切れた洋書を中心に配信している、無料で利用できるオーディオブックサービスです。
作品はボランティアのネイティブスピーカーによって朗読されており、英語ならではの発音や抑揚、自然なスピード感に触れられるのが特徴。
古典文学や名作が多く、ストーリーを楽しみながら英語音声に慣れていきたい中級者〜上級者に向いています。
ナレーターや録音環境には多少ばらつきがあるものの、その分リアルな英語の聞き取り練習として活用できます。
LibriVoxは、費用をかけずにリスニング量を確保したい人や、英語音声に触れる習慣を作りたい人におすすめのサービスです。
レベル別におすすめの英語オーディオブック10選

英語学習におすすめのオーディオブックをレベル別に紹介します。
初心者向け|おすすめオーディオブック4選
英語初心者におすすめのオーディオブックを4つ厳選して紹介します。
| 書籍名 | 聴ける場所 |
|---|---|
| 美女と野獣(レベル1) | audiobook.jp |
| 星の王子さま(レベル2) | audiobook.jp |
| 聞き流すだけで英語をマスター ピーターラビット | Audible |
| 恋と仕事にスグ効く英語100(レベル2) | audiobook.jp |
美女と野獣(レベル1)

「美女と野獣(レベル1)」は、英語学習用として作られたラダーシリーズの中でも、特に取り組みやすいオーディオブックです。
使用語彙は約1,000語と限られており、英検4級・TOEIC300点前後のレベルを想定したやさしい英語で構成されています。
文章がシンプルな分、音声を聞きながら英語のリズムや基本的な表現に集中しやすいのが特徴。
多くの人に馴染みのある作品なので、細部まで完璧に聞き取れなくても、物語の流れを自然に追える点が学習に向いています。
英語の多読・多聴の入り口として、繰り返し聞く教材を探している人にもおすすめ。
星の王子さま(レベル2)

「星の王子さま(レベル2)」は、名作の世界観を楽しみながら英語に触れられる、学習向けのオーディオブックです。
ラダーシリーズのレベル2に位置づけられており、英検3級・TOEIC350点前後を目安とした約1,300語の語彙で構成されています。
哲学的でありながら一文一文が短く、比喩表現もシンプルなため、音声でも内容を追いやすいのが特徴。
会話文が多く、登場人物のやり取りを通して基本的な語順や表現に自然と慣れていけます。
原作を知っている人なら、物語のメッセージを思い浮かべつつ聞けるため、英語への抵抗感も出にくいでしょう。
聞き流すだけで英語をマスター:ピーターラビット

世界中で親しまれてきた『ピーターラビット』を使い、日本語と英語を交互に聞きながら学べる英語学習向けオーディオブックです。
日本語のあとにすぐ英語が流れる構成のため、意味を確認しながら自然と英語表現が耳に残りやすく、辞書を引かずに聞き進められます。
物語は細かく区切られているので、聞き流しでも集中してでも使いやすく、英語が苦手な人でも取り組みやすいのが特徴。
やんちゃなピーターの行動を追いながら、基本的な英語表現に繰り返し触れられるため、初級レベルのリスニング練習にぴったりです。
恋と仕事にスグ効く英語100(レベル2)

「恋と仕事にスグ効く英語100(レベル2)」は、仕事と恋を両立させる秘訣をやさしい英語で解き明かすオーディオブックです。
仕事や人間関係、恋愛など、身近なテーマを扱っているため、初めてオーディオブックに挑戦する人でも興味をもって聞きやすいです。
本書はラダーシリーズのレベル2で、使用語彙は約1,300語。英検3級程度を目安としたやさしい英語で構成されており、音声でも無理なく内容を理解できます。
英語力を伸ばしながら、前向きな言葉に触れたい人におすすめの一冊です。
中級者向け|おすすめオーディオブック3選
少しレベルアップした英語に挑戦したい中級者におすすめのオーディオブックを3つ紹介します。
| 書籍名 | 聴ける場所 |
|---|---|
| Charlie and the Chocolate Factory | Audible |
| そして誰もいなくなった | audiobook.jp |
| スティーブ・ジョブズ・ストーリー | audiobook.jp |
Charlie and the Chocolate Factory

ロアルド・ダールの代表作「Charlie and the Chocolate Factory」は、物語を楽しみながら英語に触れたい人におすすめの一冊です。
映画で見たことがある人も多い作品なので、展開や登場人物を思い浮かべながら聞きやすいのが魅力です。
個性の強い登場人物やユーモアの効いた言い回しが多く、英語特有のリズムや言葉遊びを自然に感じ取れます。
児童文学らしい読みやすさがありつつも、描写は生き生きとしており、学習用としてだけでなく純粋に物語としても引き込まれる内容です。

映画で内容を知っていたため、英語でもストーリーを追いやすく、気負わずに聞き進められました。ロアルド・ダールの洋書は、英語勉強中でも楽しみやすい作品ばかりなのでおすすめです。
そして誰もいなくなった

ラダーシリーズの「そして誰もいなくなった」では、アガサ・クリスティーの傑作ミステリーをシンプルな英語で楽しめます。
使用語彙は約2,000語で、英検準2級・TOEIC470点未満を目安としたレベル感です。
孤島の洋館に集められた10人の男女を軸に物語が進むため、人物関係が整理しやすく、英語表現に意識を向けやすいのが特徴。
場面描写も具体的で、音声を聞きながら状況を思い浮かべやすくなっています。
「誰が次に消えるのか」という緊張感のある展開が続くため、続きが気になって最後まで聞き進めやすい点も、英語学習に取り入れやすい理由のひとつです。
スティーブ・ジョブズ・ストーリー

Apple創業者の一人、スティーブ・ジョブズの歩みを、英語学習向けにシンプルな表現でまとめたオーディオブックです。
製品開発の裏側や「Think Different」に込めた考え方など、ジョブズの言葉や行動が短く整理された英文で描かれており、内容を追いながら自然と英語に慣れていけます。
文構造は比較的平易で、ビジネスやテクノロジーに関する語彙も無理なく身につけやすい構成です。
成功だけでなく挫折や復活の場面も含まれているため、ストーリーとしても聞き応えがあり、学習のモチベーションを保ちやすいのも魅力でしょう。
英語力を伸ばしつつ、ジョブズの思考に触れたい人におすすめ。
上級者向け|おすすめオーディオブック3選
英語上級者の人におすすめのオーディオブックを3つ紹介します。
| 書籍名 | 聴ける場所 |
|---|---|
| ハリー・ポッターと賢者の石 | Audible |
| The Great Gatsby | Audible |
| 武士道(レベル5) | audiobook.jp |
ハリー・ポッターと賢者の石

「ハリー・ポッターと賢者の石」は、上級者なら挑戦したいオーディオブックの1つ。
世界的に知られたシリーズの第1作で、物語の流れをすでに知っている人も多いため、英語音声に集中しやすいのが特徴です。
Audibleで「ONLY FROM audible」として提供されており、独自のナレーションによる臨場感のある朗読を楽しめます。
登場人物の演じ分けやテンポのよい語りは、長時間でも聞き疲れしにくく、自然な英語表現やリズムに触れたい人にも向いています。
再生速度を調整しながら、自分のペースで英語に親しめる点も魅力です。
The Great Gatsby

The Great Gatsby(グレート・ギャツビー)は、1920年代のアメリカを舞台にした、世界的に知られる名作です。
華やかな世界の裏にある人間関係や価値観が描かれており、英語学習用のオーディオブックとしても根強い人気があります。
ストーリーを追うだけでなく、「どう言い回しているか」に意識を向けることで、英語を英語のまま理解する力を鍛えやすい一冊です。
映画で内容を知っている人なら、展開を追いやすく、音声に集中しながら楽しめるでしょう。
武士道(レベル5)

『武士道』は、新渡戸稲造が「日本人の考え方や価値観」を海外に伝えるために、英語で書いた一冊です。
武士が大切にしてきた誠実さや思いやり、責任感といった考え方を、西洋の人にも分かる言葉で説明しています。
物語ではなく、考え方を紹介するエッセイ形式なので、英語の論理的な流れや表現にじっくり向き合えるのが特徴です。
日本がテーマの作品なので内容を想像しやすく、最後まで聞きやすいのも魅力。
少しレベルの高い英語に挑戦したい上級者におすすめの一冊です。
英語学習にオーディオブックを活用するポイント

オーディオブックは、工夫次第で英語学習の効率を大きく高められます。
ただ何となく聞くだけでは効果を感じにくいため、聞き方や取り入れ方を意識することが大切です。
以下のポイントを押さえることで、学習としての手応えを感じやすくなります。
- 聞き流しと集中リスニングを使い分ける
- 同じ作品を繰り返し聞く
- スクリプトを活用する
- シャドーイングに取り組む
- 毎日同じ時間に聞く習慣を作る
順に見ていきましょう。
聞き流しと集中リスニングを使い分ける
オーディオブックは、常にすべてを集中して聞こうとする必要はありません。
場面によって聞き方を変えることで、英語に触れる時間を自然に増やせます。
たとえば、通勤中や家事をしているときは、細かい内容にこだわらず、英語の音をBGMのように流すだけでも十分です。
一方、時間に余裕があるときは、内容や表現に意識を向けて聞くことで理解が深まります。
「今は耳を慣らす時間」「今はじっくり聞く時間」と状況に合わせて聞き流しと集中リスニングを使い分けることで、無理なく学習を続けやすくなるでしょう。
同じ作品を繰り返し聞く
オーディオブック学習では、同じ作品を何度も聞くことが効果的です。
最初は内容を追うだけで精一杯でも、回数を重ねるうちに、聞き取れなかったフレーズや音のつながりが自然と耳に入ってくるようになります。
理解した状態で聞くことで、英語そのものに集中できるのが大きなメリットです。
新しい作品を次々と試すより、「これなら何度でも聞ける」と思えるものを選ぶほうが結果的に学習効果は高まります。
スクリプトを活用する
オーディオブックで英語を学ぶなら、スクリプトを併用するのがおすすめです。
音声だけでは聞き取りにくかった部分も、文字で確認することで内容を整理しやすくなります。
まずは音声のみで一度聞き、そのあとにスクリプトを見ながら聞き直してみましょう。
すると、「どこが分からなかったのか」が自然と見えてきます。
単語の意味を知らなかったのか、音のつながりに慣れていなかったのかが分かると、次に聞くときの意識も変わってきます。
音声と文字を行き来しながら確認することで、リスニングだけでなく語彙や表現の理解も少しずつ定着していきます。
オーディオブックを使って英語学習に取り組む際は、無理のない範囲でスクリプトを活用していきましょう。
シャドーイングに取り組む
オーディオブックを使った英語学習では、余裕が出てきたらシャドーイングを取り入れてみるのもおすすめです。
シャドーイングとは、音声を聞きながら少し遅れて同じように声に出す練習方法のこと。
耳だけで聞くよりも、英語のリズムや話し方を実感しやすくなります。
実際に声を出すことで、音のつながりや省略など、聞いているだけでは見落としがちな部分にも気づきやすくなります。
結果として、リスニング時の理解もスムーズになるでしょう。
とはいえ、シャドーイングは最初からうまくできなくても問題ありません。短いフレーズや、すでに何度か聞いたことのある作品から始めると取り組みやすくなります。
無理に続けようとせず、自分のペースで少しずつ試していくことが、シャドーイングを習慣にするコツです。
毎日同じ時間に聞く習慣を作る
オーディオブックで英語を学ぶなら、聞く時間をある程度決めておくと続けやすくなります。
毎回「いつ聞こうか」と考える必要がなくなることで、学習へのハードルが下がります。
朝の身支度中や通勤時間、寝る前など、すでに日常の流れに組み込まれている時間帯を選ぶと無理がありません。
短い時間でも、毎日英語の音に触れることを重ねていくうちに、英語を聞くこと自体への抵抗感が少しずつ薄れていきます。
オーディオブックの「ながらで聞ける」という特長を活かし、生活リズムの中に英語を取り入れていきましょう。
オーディオブックで英語を勉強する際の注意点

オーディオブックで英語を勉強する際は、以下の3つの点に注意してみてください。
- 最初から完璧に理解しようとしない
- 学習目的を曖昧にしない
- たくさんの作品を一度に聞こうとしない
最初から完璧に理解しようとしない
オーディオブックで英語を学ぶときは、最初からすべてを理解しようとしないことが大切です。
音声学習は、内容を細かく追うよりも、英語の音や流れに慣れること自体に意味があります。
分からない表現があっても止めずに聞き進めるほうが、結果的に学習はスムーズです。
一度で理解できなくても、同じ作品を繰り返し聞く中で自然と内容がつかめてくることも。
最初から完璧を目指さず、「今は聞くことに慣れる時間」と割り切るほうが、気持ちも楽になります。
学習目的を曖昧にしない
オーディオブックで英語を学ぶ際は、「何のために聞くのか」を決めておくことが大切です。
たとえば、「英語に触れる時間を増やしたい」「リスニング力を伸ばしたい」「使えそうな表現を覚えたい」など、目的によって聞き方は変わります。
目的がはっきりしていないと、ただ聞いているだけになり、学習効果を感じにくくなりがちです。
学習の狙いを意識したうえで使うことで、オーディオブックは英語力を伸ばすための実践的な学習ツールになります。
たくさんの作品を一度に聞こうとしない
英語学習では、あれもこれもと多くの作品に手を出さないほうが効果的です。
一度に複数のオーディオブックを聞こうとすると、内容が頭に入りにくくなり、途中で挫折しやすくなります。
それよりも、気に入った作品を一つ選び、繰り返し聞くほうが理解は深まります。
無理に数を増やさず、続けやすさを優先することがポイントです。
オーディオブックを使った英語学習についてのまとめ
本記事では、オーディオブックの基本的な特徴やメリット、選び方に加え、英語学習におすすめのサービスや作品、使う際の注意点まで紹介しました。
オーディオブックは、英語を聞く時間を増やしたい人にとって、取り入れやすい学習方法です。
通勤中や家事の合間など、まとまった勉強時間が取れなくても続けやすい点が大きな魅力です。
自分のレベルや目的に合った作品を選び、無理のないペースで聞き進めることが、継続のコツです。
まずは気になる作品を1冊選び、日常の中で英語に触れる習慣づくりから始めてみてください。
