TOEICのリーディングセクションのスコアが思うように伸びず、行き詰まっていませんか?
リーディングでお困りなら、パート別の対策ポイントや勉強法を見直してみましょう。
本記事では、TOEICのリーディングセクションのパート別対策ポイントや勉強法、おすすめ教材・アプリを紹介します。
目次
TOEICリーディングセクションの概要
まず、TOEICのリーディングセクションの出題形式と特徴を紹介します。
TOEICR L&Rは、リスニングとリーディングの2つのセクションで構成されており、「パート1~4」がリスニングセクション、「パート5~7」がリーディングセクションとなっています。
リーディングセクションの制限時間は75分間、出題数は全部で100問です。
制限時間に対して問題の数が多いため、最も難易度が高いパート7にどれだけ多くの時間を残せるかが勝負の分かれ道だとされています。
パート5~7それぞれの出題形式は、下記の表の通りです。
リーディングセクション(約75分間・100問) | ||
---|---|---|
パート5 | 短文穴埋め問題 (30問) |
不完全な短い文章を完成させるため、4つの選択肢の中から最も適切なものを選んでチェックを入れる。 |
パート6 | 長文穴埋め問題 (16問) |
不完全な長文を完成させるため、4つの選択肢の中から最も適切なものを選んでチェックを入れる。 長文には、それぞれ4つの設問がある。 |
パート7 | 1つの文書(29問) 複数の文書(25問) |
さまざまな文書と設問を読み、4つの選択肢の中から最も適切なものを選んでチェックを入れる。 文書内に新しい一文を入れる適切な箇所を選ぶ設問も出題される。 文書には、それぞれ数問の設問がある |
パート5
パート5は、「短文穴埋め問題」です。
不完全な短文を完成させるのに最も適切なものを、4つの選択肢から選びます。
【例】
Jamal Nawzad has received top performance reviews (——-) he joined the sales department two years ago.
- (A)despite
- (B)except
- (C)since
- (D)during
出典:TOEICR Listening & Reading Test サンプル問題
※正答:(C)since
問題の多くは、語彙と英文法の知識を問うものになっており、英語の基礎知識がないと解くことはできません。
パート6
パート6は、「長文穴埋め問題」です。
パート5の長文バージョンで、4つの文書が出題され、各文書につき4つの設問があります。
品詞や英文法の知識を問う問題に加え、文章全体を読んだ上で文脈的に正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ必要がある問題も出題されるため、パート5より難易度は高くなります。
パート6のサンプル問題は、TOEICの公式サイトで確認することができます。
パート7
パート7は、「長文読解問題」です。
メールや広告、新聞記事など、さまざまな種類の英語の文章を読んだ上で、文章ごとに出される数問の設問に答えます。
パート5・6より文章量が増え、読解力が求められるため、点数を取るにはしっかりと対策する必要があるパートです。
パート7のサンプル問題は、TOEICの公式サイトで確認できます。
TOEICリーディングのパート別対策のポイント
ここでは、TOEICリーディングの対策ポイントをパート別に解説します。
対策のポイント | |
---|---|
パート5 | ・悩まずスピーディーに解く ・全30問を10~15分で解けるように練習する ・語彙と文法の意味と使い方を覚える |
パート6 | ・最初に文書を全部読む ・「文全体を素早く読んで文脈を理解する力」を身につける ・日頃からたくさんの英文を読む |
パート7 | ・「問題を最後まで解ききること」を目標にする ・設問を先読みする |
パートごとに出題形式や求められるスキルなどが大きく異なりますので、パート別の対策ポイントをしっかり確認しておきましょう。
パート5の対策ポイント
パート5は、語彙や英文法の知識が問われるパートです。
英語の基礎知識がないと正答を導き出すことはできないため、時間配分に気をつけながら、悩みすぎずにスピーディーに解答していくことが大切です。
具体的には、1問あたり15秒~20秒を目安に、全30問を10~15分程度で解き終えるくらいのスピード感が理想です。
最初は、「1問を15~20秒で解くなんてムリ!」と思うかもしれません。
しかし、パート5は全文を読まずに空欄前後の単語を確認すればすぐに解ける問題も多いので、語彙・単語力を身につけ、問題をたくさん解いて慣れておけば不可能なことではありません。
また、パート5で素早く正答を導き出すためには、単語や文法の意味だけでなく、適切な使い方までしっかり知っておくことが大切です。
たとえば、「(~を)頼る」という意味の英単語“depend”を覚える際、その意味だけでなく、前置詞の“on”とセットにして“depend on?”という用法でよく使われることも覚えておくといいでしょう。
普段の単語学習では、単語の意味だけでなく例文や用法も合わせて確認するようにしましょう。
【TOEIC Part5対策】正答率を上げる時間配分と勉強法、おすすめ問題集・アプリパート6の対策ポイント
パート6では、パート5と違って文全体の文脈を把握しないと解けない問題が出題されるため、文書を全部読んで理解した上で問題を解く必要があります。
しかし、文書を読んで、選択肢をチェックして、もう一度文書を読み直して……、こんなことをして時間をかけているとパート7で使える時間が少なくなってしまいます。
パート6でしっかり点数を取りつつ、パート7に十分な解答時間を残すには、「文全体を素早く読んで文脈を理解する力」を身につけることが大切です。
そのためには、中学~高校レベルの文法事項をしっかりと理解した上で、読解力も身につける必要があります。
ここで身につけた読解力は、パート7でも必ず役立ちます。日頃からたくさんの英文を読んで、TOEICのPart6対策をしておきましょう。
【TOEIC Part6対策】時間配分と解き方のコツは?対策におすすめの参考書・問題集・アプリも紹介パート7の対策ポイント
パート7は、TOEICのリーディングセクションで最も難易度が高く、苦手とする学習者が多いパートです。
パート7の対策をするにあたっては、まず「問題を最後まで解ききること」を目標にすることをおすすめします。
というのも、パート7の対策を完璧にしても、本番でパート5と6に時間をかけすぎてしまい、パート7の問題すべてを解くことができなければ、意味がないからです。
そのためにはまず、パート5とパート6の対策でお伝えしたように、模試では「パート7に十分な解答時間を残すこと」を念頭に置いて、時間配分の練習をしましょう。
パート7に十分な解答時間を確保できるようになったら、次はパート7の解法のテクニックを学びましょう。
たとえば、パート7で高得点を取るコツの一つに、「設問を先読みする」という方法があります。
解法のテクニックには個人差がありますが、一般的にはパート7の問題を早く解くには、「設問を先読みする方が良い」と言われています。
特に900点以上の高得点を目指す上級者なら、問題を最後まで解き終えるのはもちろん、最後に見直しの時間を確保することが理想です。
模試を活用して設問を先読みするスキルを身につけ、解答のスピードと正確性を磨きましょう。
TOEICリーディングの勉強法
ここからは、TOEICリーディング対策の勉強法を具体的に紹介します。
- TOEICの頻出単語を覚える
- 中学~高校レベルの英文法を理解する
- 速読力を鍛える
- 問題集を繰り返し解く
- 毎日英語の文章を読む
以下ではそれぞれの勉強法について、順に詳しくみていきましょう。
TOEICの頻出単語を覚える
TOEICのリーディングセクションのスコアアップを目指すなら、語彙力を伸ばすことが不可欠です。
単語の知識が増えるに連れて、英文を素早く正確に読めるようになります。
TOEICの試験対策としておすすめの単語学習法は、市販のTOEIC対策向けの単語帳を活用する方法です。
市販のTOEIC対策向けの単語帳は、TOEICで頻出度が高い英単語から順に学習できるようになっているので、効率良くスコアアップを目指すことができます。
おすすめのTOEIC頻出単語帳は記事の後半で紹介しています。自分の今の語彙力や目標スコアに合った1冊を見つけて学習しましょう。
中学~高校レベルの英文法を理解する
TOEICでは、大学入試で出てくるような難解な英文法は出題されませんが、中学~高校レベルの英文法はしっかり使えるレベルまで理解を深めておく必要があります。
文法の知識が不足している状態では、文章全体を理解し、正答を導くことはできません。
中学~高校レベルの英文法を完全に理解できていない方の場合は、文法書を手に取って基礎的な英文法を学び直しましょう。
中学~高校レベルの英文法をしっかり理解しておけば、パート5と6でスムーズに正答を導き出せるようになるのはもちろん、パート7で出題される長文の文構造もわかるようになります。
速読力を鍛える
速読力を鍛えることも、TOEICのリーディング対策、とりわけパート7の対策として有効です。
長文を読み素早く解答を導き出さなければならないパート7では、語彙力や文法力に加えて「速読力」が求められます。
文章を読むスピードが遅いと、正答率が高くても問題を最後まで解き終えることができないため、高得点は望めません。
文章を読むスピードを上げるには、英語の文章を逐一日本語に訳さなくても、英語のまま理解できるようになるのが近道です。
普段からたくさんの英語の文章に触れ、英語の文章を英語のまま理解するクセをつけましょう。
また、英語の文章を意味の塊ごとにスラッシュ(/)で区切って読む「スラッシュリーディング」や音読も、速読力を鍛える方法として効果的です。
問題集を繰り返し解く
TOEICのリーディング対策では、「TOEICの問題集を繰り返し解く」という勉強法が効果的です。
パートごとの時間配分を考えながら、何度も本番さながらの模試に取り組むことで、自分にとってベストな時間配分を体で覚えることができます。
たとえば、パート5とパート6をそれぞれ10分で解けるように練習を重ねておけば、残りの55分を長文読解のパート7に使えるので、心に余裕を持って試験に臨めるようになります。
TOEICのリーディングセクションでは、時間配分が高得点のカギを握っていると言っても過言ではないので、問題集を活用して時間配分を身にしみこませておきましょう。
毎日英語の文章を読む
TOEICのリーディングで英文を素早くかつ正確に理解できるようになるには、英語の文章を読む習慣を身につけることが大事です。
「毎日英語の文章を読む」というのは、とてもシンプルなことですが、継続すれば確実にリーディング力を身につけることができます。
TOEICの問題集に登場する長文はもちろん、好きな英語の雑誌やニュース記事、洋書などを読むのもおすすめです。
仕事や学校などが忙しくてTOEICの対策ができない日でも、スキマ時間を使ってできるだけたくさんの英語の文章に触れるよう心がけましょう。
TOEICリーディング対策におすすめの教材
ここでは、TOEICのリーディング対策におすすめの教材を「参考書」と「問題集」に分けて紹介します。
TOEICリーディング対策におすすめの参考書
まずは、TOEICリーディング対策に役立つおすすめの参考書を紹介します。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、朝日新聞社出版のTOEIC対策向け教材です。
Amazonの「英語の単語・熟語カテゴリー」でベストセラー第1位(2022年10月現在)を獲得するなど、多くの英語学習者に支持されています。
600点レベルの英単語を400語、730点レベルを300語、860点レベルを200語、990点レベルを100語収録しており、TOEICのリーディングで必要な語彙を効率良く学習することができます。
同じシリーズからは、TOEIC頻出の基礎単語を収録した『TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ』という単語帳も出ています。
この単語帳は、TOEICによく出る単語を基礎レベルから学びたい初心者におすすめです。
自分の現時点のスコアや目標スコアに合わせて、TOEIC TEST 特急シリーズを活用しましょう。
1駅1題!TOEIC L&R TEST 文法特急
『1駅1題!TOEIC L&R TEST 文法特急』も、TOEIC TEST 特急シリーズのTOEIC対策用教材です。
本書は、TOEICの問題を153問収録しており、例題と解説を通して文法や解法のテクニックを学べます。
また、TOEICで990点を取得しているカリスマ講師「花田先生」の解説朗読音声が収録されており、講義を受けているような感覚で「なぜこの解答になるのか」「なぜ他の解答は間違いなのか」をしっかり理解できるのもおすすめのポイントとなっています。
文法に苦手意識がある方や、TOEICで求められる文法力を効率良く伸ばしたい方におすすめの1冊です。
出るとこ集中10日間!TOEICRテスト 文法編
『出るとこ集中10日間!TOEICRテスト 文法編』は、TOEICで頻出する英文法を10日間の短期集中で学べる文法書です。
本書では、「英文法の知識を身につけるにはどうしたらいいの?」という質問に答えるべく、文法の解法の仕方をわかりやすく解説してあります。
「DAY1」「DAY2」……と、毎日学ぶべき内容が明確に示されていているので、この参考書に従って10日間しっかり学習すると、文法が身についています。
基本の英文法と解法のテクニックを学べる本書は、TOEICリーディングのPart5の対策にもってこいです。
また、同シリーズからは、『リスニング編』と『読解編』も出ています。それぞれ重点的に学べるポイントが異なるので、セットで活用するのもおすすめです。
関正生のTOEICR L&Rテスト 文法問題 神速100問
『関正生のTOEICR L&Readingテスト 文法問題 神速100問』は、TOEICをほぼ毎回受験し990点満点を取り続ける「関 正生」先生によるTOEIC対策本です。
本書は、文法問題を102問収録しており、実際に問題を解きながら解説を通して、文法事項と解法のテクニックを学べるようになっています。
正答を導くための思考プロセスまでしっかり解説しているので、正しい英語の発想と解き方が身につきます。
「たくさん問題を解いているのに、スコアが伸びない……」「TOEICの解法テクニックを学びたい」という方におすすめの1冊です。
TOEICリーディング対策におすすめの問題集
続いて、TOEICリーディングの問題演習ができるおすすめの問題集を紹介します。
公式TOEIC Listening & Reading8
『公式TOEIC Listening & Reading 8』は、TOEICの運営元であるETS(国際ビジネスコミュニケーション協会)が出版する公式のTOEIC問題集です。
本書に収録されている問題は、本番のTOEICテストと同じプロセスでETSが制作しているため、本番のテストを疑似体験することができます。
また、本書を使って模試に取り組んだ後は、正答数をもとにスコアの目安を算出することができます。
自分の現時点での実力をチェックしたり、本番に備えて出題形式や試験の流れを掴んだりするのにぴったりの問題集です。
ちなみに、本書は、リスニング問題の音源に加えて、一部のリーディング問題の音源も収録していますから、高品質なリーディング問題を使って、リスニング練習にも取り組めます。
問題形式を把握したい初心者から、900点以上を目指す上級者まで、TEOICを受験するなら誰でも1冊は持っておきたい問題集です。
TOEIC 文法問題 でる1000問
『TOEIC 文法問題 でる1000問』は、30万部以上の累計部数を誇る文法対策の決定版です。
本書の特徴は、文法問題をたっぷり1049問収録し、パート5で出題される文法事項をほぼすべて網羅しているところ。
TOEICのリーディングセクション、とりわけパート5で必要な文法の知識をこの1冊で効率良くインプットすることができます。
また、問題の解説では、「間違いである選択肢がなぜダメなのか」という理由まで一つひとつ丁寧に解説してあり、理解を深める上で大切なポイントになっています。
TOEICのパート5を徹底的に対策したい方や、文法に対する苦手意識を払拭したい方におすすめの問題集です。
TOEICRテスト 新形式精選模試 リーディング
『TOEICRテスト 新形式精選模試 リーディング』は、TOEICRテスト 新形式精選模試 リーディングです。
「100問×5セット」を収録しているので、リーディングセクションの模試に計5回取り組むことができます。
リーディング模試1セットごとに、本番のスコアを予測できる「スコア算出表」がついていて、現時点でのリーディングのスコアを把握できるようしてあります。
リーディングの問題をたくさん解いて、リーディング力を伸ばしたい方におすすめです。
TOEICリーディング対策におすすめのアプリ
まとまった学習時間を確保できない方や、手軽に英語に触れたい方は、スマホアプリを上手に活用してみましょう。
ここでは、TOEICのリーディング対策に役立つおすすめのTOEIC対策アプリを紹介します。
スタディサプリ ENGLISH TOEICR L&Rテスト対策
価格 | 月額3,278円 |
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対応端末 | iOS/Android |
機能 | ・レベル別単語クイズ ・復習トレーニング ・AIランク判定 ・講義 |
「スタディサプリ ENGLISH TOEICR L&Rテスト対策」は、株式会社リクルートが提供する人気のTOEIC対策アプリです。
1回あたり3分からのスキマ時間でTOEIC対策ができることから、仕事が忙しい社会人など多くの学習者に支持されています。
このアプリ1つで、TOEICで必要なリスニングと読解力、単語、文法を学ぶことができます。
TOEICの問題演習を20回分収録してあり、「パート別問題演習」→「わかりやすい解説」→「講義」→「トレーニング」という繰り返し学習で、効率良くスコアアップを目指せます。
少しでも気になった方は、7日間の無料体験を利用してみてください。
iKnow
価格 | 1ヶ月プラン:月額1,510円 12ヶ月プラン:月額794円 ※DMM英会話の有料会員は無料 |
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対応端末 | iOS/Android |
機能 | ・ダッシュボード ・音声読み上げ ・学習レポートなど |
「iKnow」は、200万人以上の英語学習者が利用している英語学習アプリです。
スキマ時間にコツコツと単語やフレーズなどの語彙を学ぶと同時に、脳科学に基づく学習法で効率良く英語力を伸ばすことができるというメリットがあります。
本アプリは、全7カテゴリー200以上のコンテンツを収録しており、その中にTOEIC対策に特化した「TOEICR31コース」もあります。
TOEICR31コースでは、470点から900点までの4段階のレベルの中から自分の目標スコアに合うレベルを選んで、英単語を学習することができます。
実際に、このアプリを3ヶ月間試験導入した英語公用化推進企業では、TOEICスコアが平均116点アップしたということです。
なお、「iKnow」は月額利用料がかかる有料アプリですが、オンライン英会話「DMM英会話」の有料会員なら無料で利用することが可能です。
アプリを使って効率良くTOEIC頻出単語を覚えたい方は、ぜひ活用してみてください。
DMM英会話携帯アプリiknowで学習「iPhone対応」トレーニング TOEIC test
価格 | 無料 (※広告非表示は有料) |
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対応端末 | iOS/Android |
機能 | ・問題集 ・ポイント解説 ・目標スコア別頻出単語問題など |
「トレーニング TOEIC test 」は、リスニングとリーディングの問題に取り組める無料のTOEIC対策アプリです。
隙間時間にコツコツと問題を解いて、効率良くスコアアップを目指せます。
本アプリには、リスニング問題を500問とリーディング(文法・読解)問題を383問収録してあり、すべての問題に無料でアクセスすることが可能です。
また、問題集の他に、目標スコア別の「頻出単語問題」も収録してあります。
スマホアプリ一つで、TOEICの問題演習と単語学習の両方ができるのは助かりますね。
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価格 | ・無料プラン ・有料プラン:月額1,650円~ (※3日間の無料お試し期間あり) |
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TOEICリーディング対策についてのまとめ
今回は、TOEICのリーディングセクションの対策ポイントや勉強法、おすすめの教材・アプリを紹介しました。
リーディングセクションでは、語彙・文法の知識に加えて、読解力や時間配分のスキルなども必要になります。
TOEICのリーディング対策では、各パートの出題形式や特徴をしっかりと把握した上で、TOEICの問題集を繰り返し解いて解答のスピードと正確性を磨くことが大切です。
本記事を参考にTOEICリーディング対策をして、リーディングセクションのスコアアップを目指しましょう。
TOEICのリスニング対策と勉強法!おすすめの教材・参考書・問題集 TOEIC S&Wとは?テスト対策と勉強法、おすすめの対策本・アプリ