TOEICリーディング完全攻略!パート別の勉強法とおすすめ参考書・アプリまとめ

TOEICリーディング完全攻略!パート別の勉強法とおすすめ参考書・アプリまとめ

TOEIC Listening and Readingテストのリーディングに苦手意識を持つ学習者は少なくありません。

とはいえ、語彙力・文法力・読解スピードをバランスよく鍛えれば、大きなスコアアップを狙える分野です。そのためには、出題傾向をしっかり把握し、さまざまなタイプの問題に対応できるスキルを効率よく身につけることが重要です。

この記事では、TOEICリーディングの全体像や対策ポイントに加え、スコア向上に役立つおすすめ教材についても詳しく紹介します。

Yuka

執筆者
Yuka

海外生活の経験から、英語が共通言語として使われている場面によく遭遇します。第二言語として英語を熱心に学ぶ人々に興味を持ち、大学院では「英語学習者の学習背景とその動機づけ」について研究しました。現在もライフワークとして英語学習を楽しんで続けています。

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TOEICリーディングでスコアが停滞する理由

TOEICリーディングでスコアが停滞する理由

TOEICのリーディングで思うようにスコアが伸びないと感じる学習者は多くいます。

実は、リーディング力が停滞する背景にはいくつか共通した原因があり、自分がどこでつまずいているのかを正しく知ることがスコアアップの第一歩です。

ここでは、リーディングの伸び悩みにつながる主な理由を取り上げ、それぞれの改善ポイントを解説します。

語彙量が不足している

TOEICリーディングでスコアが伸び悩む大きな原因のひとつが語彙力の不足です。

リーディングでは、日常会話からビジネス用語まで幅広い語彙が出題されるため、知らない単語やフレーズが多いと英文の意味を正確に把握できず、内容理解が断片的になってしまいます。

その結果、正答率が伸びず、スコアが停滞することにつながります。

文法力が弱い

リーディングで思うように点数が伸びない理由として、文法力の不足が考えられます。

文法力が不十分だと、英文の構造を正確に把握できず、読むのに時間がかかり解答スピードが落ちてスコアが停滞しやすくなります。

TOEICは比較的シンプルな文法が中心だと言われていますが、その基本を理解していないと、文章全体の意味を正しくつかむことが難しくなります。

読む速度が遅い

スコアが伸び悩む要因のひとつとして、「読むスピードの遅さ」もあげられます。

読むペースが遅いと、制限時間内にすべての問題に取り組めず、解き残しが増えてしまうため、理解力があったとしても点数に結びつきません。

特に、日本語の語順に戻って読み直してしまう「返り読み」の癖があると、読み進めるたびに時間を浪費してしまい、スピード不足が顕著になります。

TOEICリーディングのパート別の概要

TOEICリーディングのパート別の概要

TOEICのリーディングセクションでは、75分間で100問に取り組む試験形式です。Part 5〜Part 7の3つのパートで構成されており、それぞれで問題の形式や出題内容が大きく異なります。

短文穴埋めから長文読解まで幅広い種類の英文が扱われ、日常生活に加えてビジネスシーンからも出題されるのが特徴です。各パートの傾向を理解しておくと、全体像がつかみやすくなり、後の学習にも役立ちます。

次に、パートごとの問題形式と出題傾向についてわかりやすく紹介します。

Part 5(短文穴埋め問題)

Part 5は30問で、1つの文に設けられた空所に最も適切な語句を4つの選択肢から選ぶ短文穴埋め形式の問題です。

問題の中心は、品詞・文法・語彙に関する設問で、とくに品詞と文法を問う問題が多く見られる傾向があります。また、時制や関係詞、前置詞など、TOEICで頻出する基本文法が繰り返し扱われるのも特徴です。

文章自体が短く文脈の要素も少ないため、素早く正確に判断する力が重要です。

Part 6(長文穴埋め問題)

Part 6は16問で、短い文章の中にある空所に入る語句や文を4つの選択肢から選ぶ形式です。

Part 5と同じ文法・語彙問題に加えて、文脈をしっかり理解しないと解けない問題や、文章の途中に1文を挿入するタイプの問題も出題されます。

段落のつながりや文章の流れを意識して読むことが求められ、文章構成の理解力が試されるパートです。

Part 7(読解問題)

Part 7は54問で、Eメールや広告・記事・テキストメッセージなど、さまざまなタイプの長文を読み、その内容について4択で答える読解パートです。

シングル、ダブル、トリプルと文章量が増えていき、複数の文書を関連づけて解く問題も含まれます。

内容理解はもちろん、筆者の意図を推測する問題や指示語の指すものを問う問題など幅広く、情報を素早く探し出す力と全体の文脈をつかむ力が求められます。

TOEICリーディングのパート別の対策

TOEICリーディングのパート別の対策

TOEICのリーディングでは、語彙力・文法力といった基礎力に加え、文章全体の流れを把握する読解力、さらに必要な情報を素早く見つける処理スピードまで、幅広い能力が求められます。

ここでは、各パートの特徴に合わせた効果的な対策や押さえておきたいコツを、具体的に説明します。

Part 5:短文穴埋め問題の対策

Part 5は英文が短いため、じっくり読まずとも解ける問題が多く、問題タイプを素早く判断して最適なアプローチを取ることがスコアアップに直結します。

数多くの問題パターンに触れて、見た瞬間に「これは品詞問題」「これは時制を見ればよい」と判断できるようになることが、時間短縮と正答率向上のポイントです。

例えば、空所前後の語の形で品詞が判断できる問題や、動詞の形(時制・態)を選ばせる問題、前置詞の使い分けを問う問題など、パターンが明確なものが多いのが特徴です。

特に、時制・関係詞・前置詞・接続詞・主語と動詞の一致などは頻出テーマなので、典型的な出題例を通して確実に理解しておきましょう。

Part5頻出の文法問題例

時制By the time the annual meeting starts, all the documents ___.
選択肢: (A) will be prepared (B) prepared (C) prepare (D) prepares
正解: A (未来完了) → 年次会合開始までに文書が準備されている状態を表す。
関係詞The manager ___ handled the complaint was highly competent and very efficient.
選択肢: (A) who (B) which (C) whose (D) whom
正解: A → 「苦情を処理したマネージャー」という人を修飾するので who。
前置詞The meeting has been postponed ___ next Friday.
選択肢: (A) on (B) to (C) at (D) for
正解: B → 「〜まで延期された」 → postponed to
接続詞___ he was tired, he managed to get the report on time.
選択肢: (A) Although (B) Because (C) Unless (D) While
正解: A → 「疲れていたけれども」 → Although
主語と動詞の一致Neither the manager nor the employees ___ available for the company event.
選択肢: (A) is (B) are (C) was (D) were
正解: B → 「nor」の直前の名詞(employees)が複数 → 複数扱い。

また、語彙問題では、単語単体の意味だけでなく、よく使われる組み合わせ(collocation)の知識が得点を左右します

具体的には、「動詞+名詞」、「形容詞+名詞」「副詞+動詞」のセット表現を覚えておくことで、選択肢の中から正しい語を選びやすくなります。

Part 5頻出の基本フレーズ例

動詞+名詞
(V+N)
make a decision → 決定を下す
meet a deadline → 締め切りを守る
provide assistance → 支援を提供す
形容詞+名詞
(Adj+N)
annual report → 年次報告書
financial statement → 財務諸表
customer satisfaction → 顧客満足
副詞+動詞
(Adv+V)
promptly respond → 迅速に対応する
closely monitor → 綿密に監視する
frequently update → 頻繁に更新する

Part 6:長文穴埋め問題の対策

Part 6では、文法・語彙力にとどまらず、文章全体の流れを把握する文脈理解が非常に重要です。

単に空所の前後の単語だけを見るのではなく、段落全体のつながりや話の展開を意識することで、より正確に適切な選択肢を選べるようになります。

例えば、「However」や「Therefore」といった接続詞は、文の因果関係や対比関係を示す重要な手がかりです。また、「in addition」や「despite」などの前置詞・副詞句も、文の意味を正しく理解するためのポイントになります。

さらに、1文挿入問題では、空所の文が説明・理由・補足・対比・具体例のどれに当たるかを意識することがポイントです。段落の冒頭はテーマや背景、末尾は結論やまとめになることが多く、文脈の役割を意識することで正答率を大きく高められます。

Part 6頻出の1文挿入問題の例

説明
(Explanation)
Our company recently introduced a new client service policy. (空所) The policy aims to respond to inquiries more quickly.
挿入文候補: The new policy was designed to improve client satisfaction.
→ 段落のテーマや状況を説明する文、段落の冒頭に入ることが多い。
理由
(Reason / Cause)
The project deadline was moved up. (空所) All team members had to adjust their schedules accordingly.
挿入文候補: This was because the firm requested an earlier due date.
→前の文の内容を補強し、「なぜそうなのか」を説明する文。
補足
(Additional Information)
The new office layout offers several open spaces. (空所) Employees can choose a desk depending on the type of work they are performing.
挿入文候補: It also includes quiet zones for focused tasks.
→すでに出ている内容に情報を付け加える文。
対比
(Contrast)
Sales revenue increased steadily in the first quarter. (空所) The second quarter, however, showed a slight decline.
挿入文候補: Despite strong marketing efforts, customer demand dropped modestly.
→前の文と反対または対照的な内容を表す文。
具体例
(Example)
Our company features wide range of employee benefits. (空所) For instance, staff can receive subsidies for further education and fitness programs.
挿入文候補: Employees enjoy variety of perks designed to support work-life balance.
→前文の内容に具体例を持って示す文。

Part 7:読解問題の対策

Part 7は文章量が多く、さまざまな問題形式が含まれるため、問題のタイプを把握し、効率的な読解スキルを身につけることが不可欠です。

文章全体の要点をつかむための「スキミング(skimming)」と、必要な情報を素早く探す「スキャニング(scanning)」を効果的に活用することで、限られた時間内でも正確に解答できる力が身につきます。

例えば、

  • 内容一致問題:テキスト内のキーワードを見つけだし、設問の内容と照合
  • 意図問題:文脈や前後の文から筆者や登場人物の意図を読み取る
  • 指示語問題:「it」や「they」が何を指すかを正確に特定することが極めて重要

さらに、文章構造への注意が必須です。

シングルパッセージでは単一文書の流れを追うのに対し、ダブルやトリプルパッセージでは複数文書の内容を比較・関連付ける必要があります。

例えば、メールのやり取りと添付ファイルを対応させる問題や、広告と記事を結びつける問題では、情報の出所・時系列・条件の違いに細心の注意を払いながら読むことが、正答率向上の鍵となります。

TOEICリーディングの勉強法とコツ

TOEICリーディングの勉強法とコツ

TOEICのリーディングは、やみくもに問題を解くだけではスコアを伸ばすのが難しいこともあります。

続いて、効率よくスコアを上げるために、特に効果的なリーディングの勉強法とコツを紹介します。

語彙力を強化する

知らない単語が多いと、文章全体の理解に時間がかかったり、問題文の意図がつかみにくくなったりします。

まずは頻出語をまとめた単語帳や参考書を活用し、例文とセットで覚えていくことで記憶に定着しやすくなります。

さらに、単語や例文を声に出して読んだり、付属音源を繰り返し聞いたりすることで、意味と音が結びつき、より実践的に使える語彙として身につけられます。

こうして語彙力をコツコツと積み重ねていくことは、リーディングだけでなくリスニング力の向上にもつながり、総合的なスコアアップに非常に効果的です。

文法の基礎固め

TOEICの文法問題が中心となるPart 5はもちろん、Part 6やPart 7でも文法知識は文章を正確に読み解くための大きな武器になります。

まずは「時制・助動詞・関係詞・品詞」など、英文の基盤となる基本事項をしっかり押さえることが大切です。

中学・高校で習った内容でも、実際には理解があいまいだったり、使い方が抜けていたりすることがあるため、あらためて復習するだけでも大きな効果があります。

また、分厚い総合文法書を最初から読み込むよりも、TOEIC対策に特化した文法参考書を活用すると効率よく学習できます。

ある程度分かっているつもりでも、基本の文法書を1冊しっかりやり込むことで理解が深まり、例題を通して実際の文章で使えるレベルにまで引き上げられます。

こうした基礎固めは、最終的にリーディング全体の安定した得点力につながります。

速読力を鍛える

TOEICリーディングは、とにかく時間との勝負です。75分で100問を解き切るためには、目安として Part 5 を15分、Part 6 を18分、Part 7 を40分で進め、残り2分を見直しに充てると理想的です。

内容理解に時間をかけすぎないためには、日本語の語順に当てはめて読む「返り読み」を避け、英文を前から順に理解する読み方を身につける必要があります。

そのために役立つのが、文章の構造や修飾関係を意識し、接続詞や関係詞の前で区切りを意識しながら読む「スラッシュリーディング」です。

また、文章全体の要点を素早くつかむ「スキミング」や、必要な情報だけを瞬時に探し出す「スキャニング」の練習も効果的です。

まずは短めの英文から始めて、徐々に読むスピードと理解のバランスをつかんでいくことで、時間内に安定して解き切る力が身についていきます

模試問題を解く

本番と同じ形式・制限時間で模試問題を解くことは、スコアアップに大変効果的です。

実際の試験と同じ分量の英文を読む練習を重ねることで、出題傾向をつかめるだけでなく、時間配分の感覚や読み進めるペースも身につきます。

また、解いたあとには必ず復習し、解説を読んで「なぜ間違えたのか」を明確にすることが重要です。

自分の弱点を把握したうえで繰り返し練習することで、苦手を効率よく克服し、リーディング全体の得点力を確実に伸ばすことができます。

復習ノートをまとめる

学習した内容を定着させるためには、復習が欠かせません。

間違えた問題や覚えにくい単語は、専用のノートやアプリにまとめておくと、後から振り返りやすく、弱点補強に非常に役立ちます。

自分だけの「復習ノート」を作ることで、効率的に知識を積み重ねられるだけでなく、隙間時間にも見返しやすくなり、学習意欲の維持にもつながります。

TOEICリーディング対策のおすすめの参考書

TOEICリーディング対策のおすすめの参考書

TOEICリーディングのスコアを上げるには、効率的な学習を可能にする参考書の活用が最適です。

ここでは、基礎固めから演習問題まで網羅したおすすめ参考書を紹介します。

公式TOEIC Listening & Reading問題集

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12
価格3,630円

「テーブルEIC Listening & Reading問題集」は、日本でTOEICテストを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が出版している唯一の公式問題集です。

2回分の模試が収録されており、本番と同じ難易度・形式で作られているため、試験の雰囲気や出題傾向をつかむのに最適です。解説が丁寧で復習がしやすく、弱点分析にも役立つので、多くの受験者から支持されています。

また、公式スピーカーによるリスニング音声に加え、リーディングセクションも読み上げスタイルの音源も収録されているため、繰り返し聞きながら理解を深める練習にも取り組めます。

執筆者
執筆者

現在、公式問題集シリーズは1~12まで発売されており、最新は12です。問題内容には時事性やトレンドがわずかに反映されることもあるので、新しい版で練習するのが効果的とされています。

TOEICL&Rテスト直前の技術

直前の技術
価格2,420円

「TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」は、スコアが上がりやすい順に学べる構成になっており、11日間で効率よく仕上げられる学習スケジュールを採用しています。

出題傾向が細かく分析されているため、限られた時間でも必要なポイントにしぼって的確に学べるのが大きな特徴です。

豊富な練習問題と分かりやすい解説で、正解のテクニックだけでなく「なぜその選択肢になるのか」という理解も深められるため、短期間でのスコアアップを狙う人に支持されています。

執筆者
執筆者

重要度の高い項目から学べる構成になっているため、短期間でも効率よくスコアを伸ばしやすいイメージ。「試験まで時間がないけれど、まずは得点につながりやすいPart 5とPart 6を重点的に押さえたい」という使い方もできます。

TOEIC®L&Rテスト精選模試リーディング3

リーディング3
価格2,090円

「TOEIC® L&Rテスト精選模試 リーディング3」は、TOEIC満点講師が作問・執筆した、リーディング対策に特化した本格的な模試集です。リーディングの模試が5セット収録されており、実践力を鍛えることができます。

特に魅力的なのは、すべての問題に「正解にいたる読み方・考え方」という手順が詳しく解説されている点です。単なる答え合わせではなく、思考プロセスを学べるため、同じタイプの問題にも応用が利くようになります。そのため、ハイスコア目指す受験者を中心に高評価を得ています。

執筆者
執筆者

難度の高い語彙が多く出題されています。難問での失点を防ぎ、正答率をさらに引き上げたい上級者に向いている印象です。

TOEICL&RTEST出る単特急金のフレーズ

金のフレーズ
価格979円

「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」は、TOEICの頻出単語に特化した単語帳タイプのベストセラー本です。過去の膨大な出題データを分析し、出る可能性の高い単語を推定して1,000語収録しています。

この本の大きな特長は、単語を単体で暗記するのではなく、短いフレーズと一緒に覚えるスタイルを採用している点です。文脈の中で意味を確認しながら学べるため、記憶に残りやすく、さらに該当単語を使った問題にも取り組めるので理解が深まります。

また、フレーズを読み上げた音声や、単語を一覧にまとめたPDFファイルが出版社の公式サイトからダウンロードでき、復習ツールとしても充実しています。

執筆者
執筆者

脳科学的にも、単語は一度で覚えるのは難しく、繰り返し触れることで記憶に定着します。「金のフレーズ」は携帯しやすいサイズと構成で、電車や隙間時間にサッと復習できるため、忙しい人でも効率よく反復学習ができるお役立ち本です。

1駅1題!TOEICL&RTEST文法特急

文法特急
価格935円

「1駅1題!TOEIC L&R TEST 文法特急」は、数ある特急シリーズの中でも、TOEIC Part 5・Part 6の文法問題に特化して効率よく対策できる定番の参考書です。

右ページに1問、次の左ページに詳しい解説というシンプルな構成で、答えを隠したりページを後方や前方に行き来したりする必要がなく、テンポよく学習を進められます。

全153問について問題へのアプローチが説明されているので、それぞれの問題に対して、どう考えれば短時間で正答にたどり着けるのかが丁寧に記されています。文法知識だけでなく、TOEIC特有の解き方のコツも身につくため、スコアアップに直結するトレーニングが可能です。

執筆者
執筆者

各問題の解き方が丁寧に説明されているので初心者でも取り組みやすい印象。全問題の音声のダウンロードにも対応しており、著者の花田先生による全問の解説朗読が付属しているので、耳からも理解を深められるのが嬉しいポイントです。

出るとこ集中10日間!TOEICテスト文法編

出るとこ集中10日間
価格2,080円

「出るとこ集中10日間!TOEICテスト 文法編」は、TOEICテストで特に問われやすい文法項目に焦点を当て、短期間で効率よく基礎力を固められる参考書です。

文の構造・品詞・動詞の形・接続詞・副詞・代名詞・関係代名詞など、TOEICで必須となる文法ポイントを1日4項目ずつ学び、練習問題で理解を確認しながら、10日間で一通りの重要事項を総復習できる構成になっています。

それぞれの問題には正解の理由だけでなく、誤答がなぜ間違いなのかも丁寧に説明されているため、つまずきやすいポイントも確実に理解できます。TOEIC受験者が押さえるべき文法の基本がしっかり網羅されており、基礎固めの一冊として評価の高い教材です。

執筆者
執筆者

オールカラーでイラスト解説が多いので、見て理解しやすいです。短期間で最後までやり切れるので達成感も味わえ、文法の学びなおしにおすすめの一冊です。

TOEIC文法問題でる1000問

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる 1000問
価格2,530円

「TOEIC 文法問題 でる1000問」は、TOEIC Part 5の文法問題を徹底的に解き込みたい学習者に大きな支持を集めている、文法特化型の問題集です。

TOEIC指導で高い評価を得ているTEX加藤先生が厳選した1,049問が収録されており、質・量ともに十分なトレーニングができる構成になっています。また音声ダウンロードも可能です。

そして、正解に至る論理的なアプローチを1問ずつ丁寧に説明してくれているため、これまで「なんとなく」で解いていた問題も、根拠を持って素早く判断できるようになります。

執筆者
執筆者

見開き形式で、左ページに問題、右ページに解説という分かりやすいレイアウトが特徴です。答え合わせをするためにページを行き来する必要がなく、解いた直後にすぐ正答と解説を確認できるため、テンポよく学習を進められます。

TOEICリーディング対策のおすすめのアプリ

TOEICリーディング対策のおすすめのアプリ

TOEICリーディング対策は、日々のすきま時間を使ってコツコツ続けることで大きく伸びます。それには、専用のアプリを活用すれば、スマホひとつで効率よくトレーニングすることが可能です。

最後に、リーディング力向上に役立つ人気アプリを紹介します。

スタディサプリ ENGLISH TOEICR L&Rテスト対策

スタディサプリEnglish TOEIC L&R TEST対策
ストアAppStore / GooglePlay
評価AppStore: 4.6
GooglePlay: 4.5
対応OSiOS:14.0 以上
Android:8.0 以上
料金・月額:3,278円
・6か月パック:月額3,058円
・12か月パック:月額2,728円
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スタディサプリ ENGLISHの「TOEIC® L&Rテスト対策」は、文法・単語・読解・模試まで幅広くカバーした、TOEIC対策の総合学習が可能な有料アプリです。

特にカリスマ講師・関先生による分かりやすい「神授業動画」は、苦手になりがちな文法や読解の要点を短時間でつかめると高く評価されています。

20回分相当も問題が収録されており、AIが学習者のレベルを判定し、最適な問題を自動で出題してくれるため、自分に合ったペースで効率よく学習を進められます。

執筆者
執筆者

TOEICに必要な学習項目が全部入りで、総合的に対策ができるイメージ。初心者から上級者まで、幅広いレベルの受験者にとって使いやすいと思います。

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レシピー

レシピー
ストアAppStore / GooglePlay
評価AppStore: 4.5
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対応OSiOS:13.0 以上
Android:7.0 以上
料金・Freeプラン:完全無料
■BASICプラン
・3か月:月額2,427円
・12か月:月額1,583円
■Standardプラン
・3か月:月額3,600円
・12か月:月額2,367円
■Advancedプラン
・3か月:月額6,000円
・12か月:月額4,083円
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「レシピー」は、英語の6技能(単語・文法・リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)がすべて学べるオールインワン型のアプリですが、有料プランではTOEIC対策にも対応しています。

リーディング分野では、TOEIC Part 5 と Part 6 の模擬問題が豊富に収録されており、各問題には丁寧な解説がついているため、文法の理解を深めながら実践力を養うことができます。

また、頻出単語や重要表現も学習メニューに含まれており、4択テスト・スペルテスト・フラッシュカードなど、レベルに合わせた段階的なトレーニングが可能です。

執筆者
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学習中に生じた疑問や理解があいまいなポイントや勉強法の悩みなどがあれば、認定講師にアプリ内のチャットから質問できる機能も備わっているので安心感があります。

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Santaアルク

SantaアルクTOEIC対策
ストアAppStore / GooglePlay
評価AppStore: 4.5
GooglePlay: 4.3
対応OSiOS:15.0 以上
Android:8.0 以上
料金6か月プラン:49,000円
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無料体験無料プランあり

「Santaアルク」は、全世界で1,000万人以上が利用するTOEIC学習専用アプリです。「キクタン」や「究極の模試」など数々のヒット教材を手がけてきたアルクが監修しており、初級から上級まで幅広いレベルに対応した質の高いコンテンツが揃っています。

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無料プランでは1日に解ける問題数に制限がありますが、有料プランに切り替えると無制限で学習でき、さらにアルクのTOEIC関連書籍の内容にもアクセスできるようになります。

執筆者
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無料プランでも、毎日コツコツ使えばしっかり学習になるので、まずは無料で試してみて、必要に応じて有料プランに切り替えるとよいでしょう。解くたびに予測スコアが更新されるので、学習のモチベーションも上がります。

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執筆者
執筆者

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トレーニング TOEIC® test

トレーニング TOEIC® test
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評価App Store: 4.7
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対応OSiOS:16.0 以上
Android:9.0 以上
料金・無料プラン
・有料プラン:月額500円
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App StoreやGoogle Playでも高評価を集めており、コスパ抜群のTOEIC対策アプリとして人気があります。

執筆者
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フラッシュカード形式の暗記アプリを使えば、テンポよく単語やフレーズを覚えられます。

代表的なものとしては「Quizlet」「Noji」「Anki」などがあり、多くの学習者から支持されています。

覚えたい単語や意味を自分で入力してオリジナル単語帳を作成したり、すでに公開されているTOEIC用セットを利用したりと、自由度の高い学習ができるのが魅力です。

アプリ上でタップすることでカードをめくる感覚で利用でき、リーディング力の基礎となる語彙力を、すきま時間に効率よく鍛えられます。

執筆者
執筆者

AIが忘却曲線に合わせて出題してくれるもの、画像付きカードが作れるものなど、アプリごとに機能もさまざま。実際にいくつか試してみて、自分にとって続けやすいものを選ぶと良いでしょう。

TOEICリーディング対策完全攻略のまとめ

今回はTOEICリーディングの概要や対策ポイント、そしてスコアアップに役立つ教材を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

TOEICリーディングの勉強法とコツまとめ
  • 語彙力をしっかり強化する
  • 基本の文法書で文法の基礎を固める
  • スラッシュリーディング・スキミング・スキャニングを活用して速読力を鍛える
  • 模試を繰り返し解いて本番形式に慣れる
  • 苦手分野や覚える語彙をノートにまとめて復習する

今回紹介した教材は、どれも実践的で効率よく学べるものばかりです。

自分のレベルや学習スタイルに合わせて取り入れれば、リーディングの仕組みがよりクリアになり、手応えを感じながらステップアップできるはずです。ぜひ参考にしていただき、着実に力を積み重ねて、スコア向上を実現してください。