初心者必見!英会話上達への近道を徹底解説

初心者必見!英会話上達への近道を徹底解説

近年はインバウンドの増加や気軽に海外旅行に行く人が増えた事により、英語に触れる機会が多くなったといわれております。

また、小学校の英語授業が必須になる等、国を挙げて英語学習に取り組もうとする風潮が強まっています。

それに伴い、

「英会話を上達させたい」

という人も急増しており、学生だけではなく社会人になってから英会話に取り組む人が目立つようになりました。

今回は、仕事や旅行のコミュニケーションには欠かせない英会話の上達法の近道を紹介します。

英会話が上達するための方法は?

英会話の上達するための方法は何がある?

本やCDで勉強するだけではなく、実践的なアウトプットが必要

英語や英会話を学ぼうと思って本屋に行くと、ものすごい量の参考書が置いてあります。

選ぶのも大変な程の参考書の中からなんとか一つ選んで、やみくもに机に向かって勉強(インプット)するだけでは英会話は上達しません。

また、CDで聞き流すだけで英語が上達するといった学習方法もまたしかりです。

何故かというと、英会話を上達させるためにはそれらのインプット作業も大事ですが、それよりも実際に人に対するアウトプット作業に注力した方が効率的だからです。

実際に声に出してみる事、そして相手と会話する事で自分の頭の中で英語を組み立てる作業に慣れる事こそが、英会話上達の近道です。

もちろんそのためにはインプットによる知識データベースの蓄積作業も大切である事には変わりません。

主なアウトプット方法である英会話教室とオンライン英会話を紹介

主なアウトプット方法をいくつか紹介します。

簡単に自宅で出来るのは声に出して英文を読む「シャドーイング」です。

学生時代に英語の授業で

Would you like something to drink?

という英文を習った覚えはありませんか?

これは授業中に何度もシャドーイングで声に出した事で記憶に刻まれているのです。

このように、声に出して英語を勉強する事が上達への近道です。

そして、お金を払ってでもより効率よく上達を望む人へは、実践的な英会話レッスンをオススメします。

一つ目に紹介する「英会話教室」は、英語の講師と生徒数人で学習を進めていくレッスンです。

二つ目は、近年注目されている「オンライン英会話」です。

自宅にいながらテレビ電話で世界中の講師と繋がる事が出来ます。

今回はこの2つの違いやそれぞれのメリット、デメリットについて紹介します。

英会話教室は何をするの?

英会話教室は何をするの?

英会話教室の授業内容

英会話教室は実際に教室に出向いてレッスンを受けます。

大きく分けると5名から8名のグループレッスンと、マンツーマンのスタイルがあります。

使用する教材は英会話教室オリジナルものがメインで、レッスン時間は40~50分の教室が多いようです。

レッスン単価は、グループレッスンが3000~4000円台なのに対して、マンツーマンレッスンは倍近い料金になります。

講師の先生はネイティブの人が多く、基本同じ講師が担当します。

英会話教室のメリット、デメリット

メリット

英会話教室は実際にスクールに通うという強制力があるので学習リズムが作りやすく、継続しやすい環境を整えられます。

また、グループレッスンの場合は自分よりレベルの高い人がいれば、勉強になりますしいい刺激にもなります。

毎回同じメンバーで勉強しますので、仲間意識が芽生えプライベートでも仲の良い友人関係が築き上げられるのは英会話教室ならではです。

また、講師の質はオンライン教室よりも高いといえます。

なぜなら英会話教室の講師陣は、日本に住み英会話を教える事に長けた人が採用されているからです。

プログラムに沿って授業を進めるので、英会話教室は上達への筋道が明確になっているという点は魅力的です。

デメリット

英会話教室は基本的に曜日や時間が決まっているので、スケジュールの融通は利きません。

実際に教室に出向くので、天気や交通状況、自分の体調次第では行けない事も出てきてしまいます。

英会話教室に通う人の中には、通う事が義務感になってしまい目的を見失うパターンがあります。

その上、週に1回のコースが多いので、早く上達したい人にとっては学習時間が不十分といえます。

自宅での学習を平行して行わなければなかなか英会話は上達しません。

その上費用がオンライン英会話に比べると割高なので、真剣に取り組まないとお金が無駄になってしまいます。

オンライン英会話は何をするの?

オンライン英会話は何をするの?

オンライン英会話の内容

オンライン英会話は、近年テレビCMでも見るようになった人気のサービスです。

オンライン英会話は、パソコンのインターネット回線を利用したテレビ電話を使用して学習します。

代表的なツールはSkypeやZOOM、または独自のシステムを使用するサービスもあります。

予約した時間になったらパソコンの前に座るだけで、世界中の講師と繋がる事が出来ます。

英会話の内容は独自の教材を画面に映しながら使用したり、何も使わずフリートークをしたりする事も可能です。

レッスン時間は25分に設定しているところがほとんどで、基本的にマンツーマンです。

在籍する講師の数が多く授業の都度講師が変わる事が多いので、ほとんどの場合毎回自己紹介から入ります。

オンライン英会話の良い点・悪い点

メリット

オンライン英会話の最大のメリットは、毎日好きな時間に受講出来る事です。

大手のサービスの場合は、講師は全世界に在籍するのでなんと24時間受講が可能です。

仕事が忙しくて夜遅くに帰宅する社会人でも、寝る前のちょっとした時間で受けられる点は魅力的です。

サービスによっては、一日何度でも受け放題というシステムを取り入れているところもあります。

休みの日に集中して英会話レッスンを受けたいと思えば、何時間でも受講が出来るというのはかなりお得です。

英会話を上達させたい人にとって、会話のキャッチボールに慣れる事は上達の近道なので、時間に余裕がある人は、受講し放題のオンライン英会話はオススメです。

また、費用が安い点も人気の秘密です。

月額料金の相場は5000円~6000円のサービスが多く、毎日受けるとなると1レッスン単価は100円台と、まさに破格といえます。

英会話を上達させるにはアウトプットの量が大切なので、ちゃんと自分の習慣に取り入れる事が出来る人にとっては上達の近道となるでしょう。

デメリット

リアルな対面ではなくインターネット回線を利用するため、電波状況が悪い時は声が聞こえづらかったり、画質が下がったりします。

なかなか回復しない場合もあるのでストレスに感じてしまう人もいます。

また、大手英会話サービスは世界中に大勢の講師を抱えている分、講師の質を保つのは難しく教え方の水準に差があります。

自分に合った講師を見つけたとしても、生徒数が多く予約が取りづらいので、講師を指名するのであれば早めにスケジューリングしなければなりません。

そして自宅での作業は監視の目がないため、サボろうと思えばいくらでもお休み出来てしまう隠れたデメリットもあります。

教室とオンライン英会話の違い

英会話教室とオンライン英会話の違い

一番の違いは勉強量の圧倒的差

様々な違いを説明してきましたが、一番の違いは勉強量の差です。

1ヵ月単位で比べると、英会話教室は週に1回50分で、4週あるとすると200分。

それに対してオンライン英会話は1回25分で、毎日30日受けるとすると750分。

単純計算ですが3倍以上の差がつきます。

それもそのはずで、オンライン英会話は場所を選ばない事が最大の魅力です。

自宅のデスクで受ける事はもちろん、スマートフォン対応しているサービスがほとんどなので、実質どこでも受講可能です。

自分の気が向いたタイミングでいつでも手軽に出来るという事は、英会話上達するためには重要な要素になります。

料金価格の違い

料金価格の差にも大きな違いがあります。

英会話教室は価格帯にバラつきがあるので一概にはいえませんが、マンツーマンレッスンはどこの教室も高額に設定されております。

週に4回行う場合、相場で計算すると月額3万円前後になります。
これはオンライン英会話の約5倍の価格になるので、相当な違いといえます。

英会話教室は、教室自体の維持費や講師の育成に力を注ぎ、サポート体制を充実させているので自ずと料金が高くなります。

ただ話すだけじゃダメ!更なる上達への近道は土台が大事

ただ話すだけじゃダメ!更なる上達への近道は土台が大事

アウトプットだけではダメな理由

英会話上達の近道として、実践的な場である英会話教室とオンライン英会話を紹介してきましたがそれだけでは足りません。

野球に例えるならば、英会話教室やオンライン英会話は練習試合に過ぎません。

練習試合で力を発揮するには、筋トレや準備運動で地道に体力を増強しておく事が大事です。

それと同じように、英会話を上達させるには、土台である「知識データベース」を平行して増やす事が、英会話を短期間で上達させる鍵です。

なぜならネイティブではない私達日本人は、英語を聞いて言葉を発までに、自分が知りうる単語や文法をデータベースから引き出す作業を意識的に行います。

このデータベースがスカスカだとしたら、いくら英語を組み立てようと思っても簡単な単語や文法しか思いつかないため、表現の幅は広がりません。

継続した土台作りが上達への近道

英会話上達のための近道は、土台作りを継続する事が大切です。

これもまた野球等のスポーツに例えるとわかりやすく、学生時代にテスト期間で部活動を2週間程休んだあと、練習を再開すると腕がガクンと鈍っていたという経験はありませんか?

感覚を取り戻すまでは時間がかかります。
英語学習も、一度離れてしまい英語の脳を使わないとどんどん鈍って忘れてしまいます。

そのため英会話をお休みする日でも、リスニングしたり単語帳を眺めて例文を声に出したりする等、ちょっとした合間時間でも触れ続ける事が上達への近道になります。

英会話上達への近道まとめ

英会話を上達させるためには、実際に英文を声に出すアウトプットが大切です。
そのためには日頃から英語を話す習慣を身に付ける事が近道となります。

毎日英語に触れていると、英会話を通して自分が話せない表現や単語は何なのかを認識し、知識不足の箇所を効率よく勉強出来ます。

従いまして、最低限の土台がある人であれば毎日25分のレッスンが出来るオンライン英会話をオススメします。

更なる上達への近道は、市販の教材を用いて単語や文法、例文データ等の知識データベースを徐々に増やすインプット作業を行う事です。

そうすれば、表現の幅はぐっと広がり英会話がより楽しくなります。

覚えた知識はすぐに声に出して実践する、これを繰り返しましょう。

声に出す事で記憶に定着しやすくなるので、インプットとアウトプットのバランスを調整しながら英会話上達に向けて励みましょう。