TOEIC SWテストの対策ができるオンライン英会話

TOEIC SWテストの対策ができるオンライン英会話

近年、英語のコミュニケーション能力において、発信力を重要視する傾向が強まってきています。

それにより、英語の話す・書く能力を測定する資格試験、TOEIC Speaking & Writing Test(以下、TOEIC SWテスト)の受験を考える人が年々増えてきています。

しかし、TOEIC SWは、聞く・読む英語力を測定するTOEIC LR(TOEIC Listening & Reading Test)と比べて歴史が浅く、世間の認知度もまだそれほど高くないことから、「どういう対策をしたらいいのかわからない…」などと悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

スピーキングとライティングという発信型の英語の評価は、複数の採点基準でスコアが算出されるため、多くの場合、正解は一つではありません。スピーキングとライティングは、ミスの矯正や添削を繰り返すことで上達します。

もし、自己学習では判断できないということであれば、オンライン英会話を対策として取り入れることをおすすめします。

今回は、TOEIC SWテストの基本情報とその対策コースがあるオンライン英会話について紹介します。

TOEIC SWの基本情報

TOEIC SWの基本情報
© 国際ビジネスコミュニケーション協会

TOEIC SWは、TOEIC LRと同じく、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が運営する、英語の資格試験です。日常生活やビジネスで使える話す力と読む力の2つの英語能力を測定します。

先ずは、テストの特徴や形式といった基本情報をしっかりと把握しておく必要があります。

TOEIC SW の特徴

近年、グローバルに事業を展開する企業や団体が増えてきていることより、「臨機応変に英語で意見を述べられる人材」や「ビジネスに適した英語の書類を作成できる人材」が求められる傾向が強まっています。

TOEIC SWテストの概要は、LRとは大きく異なりますので注意しましょう。

TOEIC SW
測定する能力 スピーキング・ライティング
問題数 (スピーキング)11問
(ライディング)8問
時間 (スピーキング)約20分
(ライディング)約60分
スコア 0~400点
受験料 13,200円/税込
受験実施場所 16都道府県 ※
受験形式 パソコンとヘッドセットを使用
試験開始年 2006年

TOEIC LR
測定する能力 リスニング・リーディング
問題数 (リスニング)100問
(リーディング)100問
時間 (リスニング)約45分
(リーディング)約75分
スコア 0~990点
受験料 6,490円/税込
受験実施場所 47都道府県
受験形式 マークシート方式
試験開始年 1979年

※受験実施場所は2021年1月時点の情報です。

TOEIC SW のテスト構成

TOEIC SW のテスト構成

TOEIC SWの過去問題は公表されていませんが、出題形式は毎回同じです。

スピーキングセクション 内容 問題数
Read a Text aloud 音読問題 2問
Describe a picture 写真描写問題 1問
Response to questions 応答問題 3問
Respond to questions
using information provided
提示された情報のもとづく
応答問題
3問
Propose a solution 解決策を提案する問題 1問
Express an opinion 意見を述べる問題 1問
ライティングセクション 内容 問題数
Write a sentence
based on a picture
写真描写問題 5問
Respond to a
written request
Eメール作成問題 2問
Write an opinion essay 意見を記述する問題 1問

TOEIC SWの採点基準

TOEIC SWでは、パソコンとヘッドセットを使用してテストが行われます。スピーキングの解答はデジタル録音されますし、ライティングはキーボードで打ち込んだ解答が保存されます。

どちらの解答も指定のネットワークに送られ、TOEICプログラム認定の採点者が独立性をもって採点します。

また、採点では、臨機応変に対応できる能力があるかどうかが重視されます。適切な語句を使って解決策を提示できているか、意見を述べられているかが採点で重要視されるポイントとなります。

多少の文法ミスや発音の間違いがあったとしても、円滑なコミュニケーションの妨げにならない限りは減点対象にはなりません。

2. TOEIC SW の対策

TOEIC SW の対策

英語のコミュニケーション能力は、こつこつと学習をつみ重ねることで上達します。そのためには各パートの問題形式をよく理解し、繰り返し練習をする必要があります。

スピーキングセクションの対策

スピーキングは、以下①~⑥のパートにわかれており、11の設問があります。解答用紙は配付されず、ヘッドセットを使用して質問に対し音声で解答します。

音読問題

アナウンスや広告などの内容の、70語くらいの単語で構成されている短い英文を音読する問題です。先ずは45秒の準備時間で、画面に表示される文章全体を黙読します。

「発音に詰まりそうな単語はないか?」、「文章の区切りはどこでするか?」などをチェックします。

そして、“Begin reading aloud now.(読み始めてください)”という音声が流れたら、アナウンスする人になりきり、堂々と聞き手が聞き取りやすいように読みましょう。

写真描写問題

画面に表示される写真を見て内容を説明する問題です。45秒の準備時間で写真を見ながら「何をいうか?」をイメージしておきます。

そして、“Begin speaking now.(話し始めてください)”という音声が流れたら、写真全体を描写した情報に加え、補足情報や自分の予想や感想などもおりまぜて45秒間話します。

このパートに備えて、“This is a picture for ○○.(これは○○の写真です。)”や“There is ○○ on the left side.(左側に○○があります。)”など、写真説明に役立つ構文を何パターンか用意しておきましょう。

そして、構文を接続詞でつなぎ、首尾一貫した形でたくさんの情報を話せるように練習することが不可欠です。

応答問題

身近でおこる事がらについてのディレクションを聞いて、それに対しての3つの設問に答える問題です。

設問は画面に表示され、ブザー音のあとに15秒または30秒間で解答します。このパートには、準備時間はありません。

“How often do you watch television?(どれくらいの頻度でテレビを見ますか?)”などの設問に対して、難しく考えすぎることなく簡潔に正確に解答することが大事です。

提示された情報にもとづく応答問題

提示された資料やスケジュールにもとづいて、設問に答える問題です。45秒の準備時間で画面に表示された情報を読んで概要を確認します。

ナレーターが話をしてから設問が読み上げられるので、ビープ音のあとに15秒または30秒間で解答します。このパートでは、英文の内容をすばやく要約し、相手に伝える能力が求められます。

例えばイベント開催広告を読んで、そのイベントのスケジュールや参加費、内容に関する設問に答えます。設問は画面に表示されませんので注意しましょう。

解決策提示問題

メッセージや報告を聞いて、問題の解決策を提案する問題です。最初に1分程度のメッセージが流れ、その後にどんな立場で解答するべきかが画面に表示されます。

そして、45秒の準備時間で解決策を考えて“Begin speaking now.(話し始めてください。)”の音声のあとに、60秒間で解答します。メッセージの内容は画面表示されませんので注意しましょう。

例えば、ATMを利用した人から、銀行カードが返却されなかったという問題の報告に対し、「○○銀行のカスタマーサービス担当者」であると想定した返事をしなくてはいけないとします。

この設問に対し、不具合へのお詫びと、問題解決の具体例を示さなくてはなりません。

意見を述べる問題

あたえられたテーマについて、自分の意見とその理由を述べる問題です。ナレーターが問題を読み上げたあと、30秒の準備時間があります。

“Begin speaking now.(話し始めてください。)”の音声のあとに、60秒間で解答します。ナレーターの音声は画面表示されませんので注意しましょう。

例えば、「収入は低いが自由時間が十分とれる仕事についてどんな意見をもつか」というテーマに対して、自分の意見を明確に示し、その理由や結論をわかりやすく一貫性をもって述べる必要があります。

ライティングセクションの対策

ライディングは、以下①~③のパートにわかれています。問題用紙は配付されず、文章をキーボード入力して解答します。

写真描写問題

あたえられた2つの語句を使って、表示された写真の内容にあう一文を作成する問題です。5問を8分で解答します。

このパートの解答はシンプルな文章でかまいません。あたえられた語句を適切に使い、ミスのない文法で英文を作成する能力が求められています。

Eメール作成問題

画面に表示されている25~30語程度のEメールを読み、返信するメールを作成する問題です。2問を各10分で解答します。

例えば、「最近引っ越しをして市の自治会に2つのリクエストをする」といった課題に対し、リクエストが1つしかないなど指定に沿っていない返信をした場合は、減点対象になります。

ビジネス文では、短縮形を使わない、敬語表現を用いるなどの基本のルールは理解しておく必要があります。

意見を記述する問題

画面に提示されているテーマについて、自分の意見を記述する問題です。複数の理由や例をまじえて、30分で300語以上のエッセイを作成します。

このパートでは、introduction、body、conclusionといった英文エッセイの構成パターンの理解が求められます。

例えば、「仕事を探す上で一番いいと思う方法は?」のテーマでは、自分が一番いいと思う方法を明確に示します。

そして、なぜその方法がいいのかを具体例をまじえて理論的な文章を展開し、結論に結びつけることが重要です。

TOEIC SW 対策でオンライン英会話を選ぶメリット

TOEIC SW 対策でオンライン英会話を選ぶメリット

文法や語彙の学習は独学でも対策は可能です。しかし、スピーキングやライディングは正解が一つと決まっていないので、一人で学習していると行き詰まりを感じることがあります。

スピーキングとライティングのスキルは、英語表現の言い間違いや英文の書き間違いを訂正・添削してもらうことで、正しい構成や表現を意識できるようになります。

そして、それを復習し、自分のものにしていくことによって、スムーズに使いこなせるようになっていきます。

もし、身近に訂正したり添削したりしてくれる人がいない場合は、オンライン英会話のTOEIC SWコースを利用するといいでしょう。

スクールに通うことと比べると、格安で専門の講師から適格な指導を受けることができます。

発音やイントネーションの矯正

オンライン英会話では、発音やイントネーションやアクセントを意識した練習をすることが可能です。講師が間違いを指摘し正してくれるので、なめらかでスムーズな発話力が身につきます。

また、スピーキングのテストでは、特に重要な語句を強調したり、文法的な要素をひとかたまりにしたりするのも大切なポイントになります。

こうした音読のコツや聞き取りやすい話し方についてのアドバイスを講師から受けることもできます。

スピーキングの指導

オンライン英会話では、さまざまな場面をイメージしてロールプレイを行うので、設問を正しく聞き取り、すばやく正確に答える能力が鍛えられます。

挨拶やお詫びのフレーズ、ものごとを順序立てて理論的に説明する時に使う鉄板のテンプレートなどを学習します。

また、解決策を提示したり、自分の意見を述べたりする際の要領や高度な表現を学ぶこともできます。加えて、テストでは模範解答だけではなく、臨機応変に対応できる能力も求められます。

解決方法がわからず困った時の切りぬけ方や、時間があまってしまった時に追加で含めたらいい表現など、受験に役立つサバイバルテクニックも教えてもらえます。

ライティングの添削

ライティングの文法ミスやスペルミス、適切な語彙をチョイスできているかは、自分自身では判定できませんが、オンライン英会話なら講師が丁寧に添削してくれます。

ビジネス文章にふさわしい正しい表現と文章構成を覚えることで、説得力のあるスマートな英文が書けるようになります。

また、高得点につながる表現やタイピングの速度を上げる方法などのアドバイスも受けられますので、効果的にスコアを伸ばすことができます。

模試形式の練習

模試形式のアウトプットの練習をたくさんすることができます。テストの評価基準を参考にして、講師に採点してもらうことにより、自分の強みと弱みを把握することができます。

また、講師からのフィードバックを参考にして、苦手分野を強化するカリキュラムを組むことも可能です。

TOEIC SWの対策ができるオンライン英会話

オンライン英会話の会社はたくさんありますが、TOEIC SWの対策に特化したコースを設けている会社は限られています。

以下でSWの対策に対応しているオンライン英会話を紹介しますので、参考にしてください。

ベストティーチャー/Best Teacher

ベストティーチャー/Best Teacher
© 2011 Best Teacher Inc.

「ベストティーチャー」は、「書いて、話す」がコンセプトのオンライン英会話です。TOEIC SWのスピーキングとライティングに特化した対策コースを設けています。

TOEIC SWの対策本を使用する模試形式のレッスンに加えて、通常のレッスンも無制限で受講できるので、書いて話す練習がふんだんにできると好評価を得ています。

通常レッスンでは、先ず講師と一緒に英文を作成します。次に講師が添削した英文を繰り返し読み覚えます。そして、作成した英文を使って会話します。

自分の英作文を教材に学習することで、自信をもって会話ができるようになり、実際に使える英語が身につきます。

コース名 TOEIC SW対策コース
月額料金 16,500円
レッスン回数 制限なし
無料体験 あり
\就職活動を有利に進める/
ベストティーチャー

マイチューター/my tutor

マイチューター/my tutor
© 2011 AMIキャピタル. All Rights Reserved.

「マイチューター」には、日常会話、ビジネス会話、留学対策、検定資格試験などさまざまなカリキュラムがあります。

TOEIC SWのスピーキング対策コースもあり、スコアアップのためのノウハウを指導してくれます。

スピーキングテストの各パートのサンプル問題を使ってレッスンをします。経験豊富な講師の指導により、いろいろな問題パターンを模試形式で学習します。

コース名 TOEIC SWスピーキング特訓コース
月額料金 29,800円~
レッスン回数 1回25分×3コマ/週
無料体験 あり
\将来のキャリアアップのため/
マイチューター

TOEIC SW TESTS オンラインスクール

TOEIC SW TESTS オンラインスクール
© 20 20. 株式会社エース外語(会社情報) All Rights Reserved.

「TOEIC SW TESTS オンラインスクール」は、TOEIC SWの対策専門のオンライン英会話スクールです。日本人学習者のウィークポイントを熟知した、バイリンガルの日本人講師のレッスンが受けられます。

受講生それぞれのレベルにあわせた教材を用い、固定の講師が弱点を継続的に補強してくれます。

コース名
月額料金 14,700円~
レッスン回数 1回60分×4コマ/月
無料体験 あり

その他

TOEIC SWに特化した対策コースを設けている学校は、現状それほど多くはありません。

TOEFL対策コースでスピーキング対策に対応したり、一般のスピーキングレッスンの延長で対応したりしている学校もあります。一度相談してみるのもいいでしょう。

まとめ

本記事では、TOEIC SWテストの基本情報とその対策コースがあるオンライン英会話を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

TOEIC SW対策でオンライン英会話を選ぶと比較的安価で以下のレッスンを受けることができます。

  • 講師が発音やイントネーションの矯正をしてくれる。
  • 講師がスピーキングの指導をしてくれる。
  • 講師がライティングの添削をしてくれる。
  • 講師相手に模試形式で練習できる。

近年、日本でもグローバルな発信力をもった人材を求める傾向が強まり、ビジネスシーンに適応できる生きた英語能力を測るTOEIC SWテストの注目度が高まっています。

スピーキングとライティングの対策は自分一人では難しいので、ぜひ、オンライン英会話のTOEIC SW 対策コースを活用して、効果的にスコアを伸ばしましょう。