TOEIC Speaking & Writingテストの対策ができるオンライン英会話

TOEIC SWテストの対策ができるオンライン英会話

近年、英語の話す・書く能力を測定する資格試験、TOEIC Speaking & Writing Test(以下、TOEIC SWテスト)の受験を考える人が年々増えてきています。

TOEIC SWは、聞く・読む英語力を測定するTOEIC LR(TOEIC Listening & Reading Test)と比べて歴史が浅く、世間の認知度もまだそれほど高くないことから、「どういう対策をしたらいいのかわからない…」などと悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

もし、自己学習では判断できないということであれば、オンライン英会話を対策として取り入れることをおすすめします。

今回は、TOEIC SWテストの対策コースがあるおすすめのオンライン英会話と基本情報を紹介します。

目次

TOEIC SWの対策ができるオンライン英会話

ベストティーチャー/Best Teacher

ベストティーチャー/Best Teacher画像

「ベストティーチャー」は、「書いて、話す」がコンセプトのオンライン英会話です。TOEIC SWのスピーキングとライティングに特化した対策コースを設けています。

TOEIC SWの対策本を使用する模試形式のレッスンに加えて、通常のレッスンも無制限で受講できるので、書いて話す練習がふんだんにできると好評価を得ています。

通常レッスンでは、先ず講師と一緒に英文を作成します。次に講師が添削した英文を繰り返し読み覚えます。そして、作成した英文を使って会話します。

自分の英作文を教材に学習することで、自信をもって会話ができるようになり、実際に使える英語が身につきます。

無料体験レッスンもあるので気になる方は、公式サイトから申し込んでみてください。

コース名 TOEIC SW対策コース
月額料金 16,500円
レッスン回数 制限なし
無料体験 あり

※税込価格です。

ベストティーチャー 公式サイト
※無料体験レッスン実施中

マイチューター/my tutor

マイチューター/my tutor画像

「マイチューター」には、日常会話、ビジネス会話、留学対策、検定資格試験などさまざまなカリキュラムがあります。

TOEIC SWのスピーキング対策コースもあり、スコアアップのためのノウハウを指導してくれます。

スピーキングテストの各パートのサンプル問題を使ってレッスンをします。経験豊富な講師の指導により、いろいろな問題パターンを模試形式で学習します。

マイチューターは、無料体験レッスンが2回受けることができるので、気なった方は公式サイトをチェックしてみてください。

コース名 TOEIC SWスピーキング特訓コース
月額料金 6,980円~
50回コース:29,800円~
レッスン回数 1回25分×3コマ/週
無料体験 あり

※税込価格です。

マイチューター 公式サイト
※無料体験レッスン2回実施中

TOEIC SW TESTS オンラインスクール

TOEIC SW TESTS オンラインスクール
© 20 20. 株式会社エース外語(会社情報) All Rights Reserved.

「TOEIC SW TESTS オンラインスクール」は、TOEIC SWの対策専門のオンライン英会話スクールです。日本人学習者のウィークポイントを熟知した、バイリンガルの日本人講師のレッスンが受けられます。

受講生それぞれのレベルにあわせた教材を用い、固定の講師が弱点を継続的に補強してくれます。

コース名
月額料金 14,700円~
レッスン回数 1回60分×4コマ/月
無料体験 あり

その他

TOEIC SWに特化した対策コースを設けている学校は、現状それほど多くはありません。

TOEFL対策コースでスピーキング対策に対応したり、一般のスピーキングレッスンの延長で対応したりしている学校もあります。一度相談してみるのもいいでしょう。

TOEIC対策ができる英会話スクール

ここでは、オンライン受講も可能でTOEIC対策ができる英会話スクールを紹介します。
短期集中でTOEIC対策をしたい方や、コーチングでサポートしてもらいたい方におすすめです。

第1位 ロゼッタストーン|安価な料金でTOEIC対策ができる

ロゼッタストーン

料金形式強み

・入会金:33,000円
・教材費(レベル・コースで異なる)

【TOEIC対策】
 1レッスン 50分
 受講回数 38回 4ヶ月 280,060円

※税込み価格です。

・クーリングオフ
無料体験レッスンあり

・マンツーマン
・eラーニング(WEBでのトレーニングが可能です)
・パワーレビューシステム(前回の記録、録音、次回のレッスン予約、お知らせなどレッスンに集中する為のシステム。録音もしているので何度も復習できるツール)
・スクール受講
・オンライン受講

・レッスンの記録(会話・音声)を行って、重要ポイントを何度も復習できる。
・日本人への指導経験がある講師なので、日本人学習者の特性を理解している。
・一人ひとりの挫折ポイントを分析して、目標を設定します。やる気の上昇・下降のタイミングに合わせた面談で、目標達成まで全力でバックアップします。

第2位 RIZAP ENGLISH|会話・アウトプット重視のオンライン英会話

RIZAP ENGLISH
料金形式強み

・入会金:50,000円

【TOEICR L&R TEST スコアアップコース】
 16回 2ヶ月 437,800円
 24回 3ヶ月 580,800円
 32回 4ヶ月 723,800円

※税込み価格です。

・点数保証あり
・30日以内ならコース代金全額保証
・学割あり
・一般教育給付金制度
無料カウンセリングあり

・マンツーマン英語コーチング
・スクール
・オンライン受講可能

結果にコミットする3つの理由
・英語脳にする為にアウトプット重視のレッスン
・学習効率を上げるために通学でも自宅でもレッスンが受けられる環境
・パーソナルジムで培った実績で挫折させないメソッドを取り入れたRIZAP独自の英語学習


第3位 イングリード|TOEIC点数保証のあるオンライン英会話

イングリード画像

料金形式強み

・入会金:55,000円
・教材費:33,000円

【オンラインTOEIC点数保証コーチングコース】
 対象レベル:TOEIC 300点~840点
 3ヶ月 440,000円

※税込み価格です。

・点数保証あり
・クーリングオフ
・無料英語力診断テスト付き
無料オンラインカウンセリングあり

・オンライン英語コーチング
・料金がシンプルで解りやすい。
・英語力診断テスト、プログレステスト(英語習熟度)が月に1回受けて定期的にチェック・分析して学習進捗を可視化している。
・コーチは海外での滞在・就労経験があり実践レベルでの英語スキルを持っている。
・留学相談4000件以上のことから解る学習ノウハウを取り入れている。
・TOEIC 900点以上のコーチが担当
・点数保証あり


各社無料体験 料金公式
ロゼッタストーン
ロゼッタストーン

1回
38回 4ヶ月
267,520円吹き出し
公式サイト
RIZAP ENGLISH
RIZAP ENGLISH
1回
16回 2ヶ月
437,800円~吹き出し
公式サイト
イングリード
イングリード

カウンセリング
3ヶ月
440,000円吹き出し
公式サイト
シェーン英会話
シェーン英会話
1回
40分 週1回
19,800円~吹き出し
公式サイト
プログリット
プログリット

カウンセリング
2ヶ月
380,600円~吹き出し
公式サイト

※税込み価格です。

TOEIC SW 対策でオンライン英会話を選ぶメリット

TOEIC SW 対策でオンライン英会話を選ぶメリット

文法や語彙の学習は独学でも対策は可能です。しかし、スピーキングやライディングは正解が一つと決まっていないので、一人で学習していると行き詰まりを感じることがあります。

スピーキングとライティングのスキルは、英語表現の言い間違いや英文の書き間違いを訂正・添削してもらうことで、正しい構成や表現を意識できるようになります。

そして、それを復習し、自分のものにしていくことによって、スムーズに使いこなせるようになっていきます。

もし、身近に訂正したり添削したりしてくれる人がいない場合は、オンライン英会話のTOEIC SWコースを利用するといいでしょう。

スクールに通うことと比べると、格安で専門の講師から適格な指導を受けることができます。

発音やイントネーションの矯正

オンライン英会話では、発音やイントネーションやアクセントを意識した練習をすることが可能です。講師が間違いを指摘し正してくれるので、なめらかでスムーズな発話力が身につきます。

また、スピーキングのテストでは、特に重要な語句を強調したり、文法的な要素をひとかたまりにしたりするのも大切なポイントになります。

こうした音読のコツや聞き取りやすい話し方についてのアドバイスを講師から受けることもできます。

スピーキングの指導

オンライン英会話では、さまざまな場面をイメージしてロールプレイを行うので、設問を正しく聞き取り、すばやく正確に答える能力が鍛えられます。

挨拶やお詫びのフレーズ、ものごとを順序立てて理論的に説明する時に使う鉄板のテンプレートなどを学習します。

また、解決策を提示したり、自分の意見を述べたりする際の要領や高度な表現を学ぶこともできます。加えて、テストでは模範解答だけではなく、臨機応変に対応できる能力も求められます。

解決方法がわからず困った時の切りぬけ方や、時間があまってしまった時に追加で含めたらいい表現など、受験に役立つサバイバルテクニックも教えてもらえます。

ライティングの添削

ライティングの文法ミスやスペルミス、適切な語彙をチョイスできているかは、自分自身では判定できませんが、オンライン英会話なら講師が丁寧に添削してくれます。

ビジネス文章にふさわしい正しい表現と文章構成を覚えることで、説得力のあるスマートな英文が書けるようになります。

また、高得点につながる表現やタイピングの速度を上げる方法などのアドバイスも受けられますので、効果的にスコアを伸ばすことができます。

模試形式の練習

模試形式のアウトプットの練習をたくさんすることができます。テストの評価基準を参考にして、講師に採点してもらうことにより、自分の強みと弱みを把握することができます。

また、講師からのフィードバックを参考にして、苦手分野を強化するカリキュラムを組むことも可能です。

TOEIC SWの対策ができるオンライン英会話

TOEIC SWの基本情報

TOEIC SWの基本情報
© 国際ビジネスコミュニケーション協会

TOEIC SWは、TOEIC LRと同じく、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が運営する、英語の資格試験です。日常生活やビジネスで使える話す力と読む力の2つの英語能力を測定します。

先ずは、テストの特徴や形式といった基本情報をしっかりと把握しておく必要があります。

TOEIC SW の特徴

近年、グローバルに事業を展開する企業や団体が増えてきていることより、「臨機応変に英語で意見を述べられる人材」や「ビジネスに適した英語の書類を作成できる人材」が求められる傾向が強まっています。

TOEIC SWテストの概要は、LRとは大きく異なりますので注意しましょう。

TOEIC SW
測定する能力 スピーキング・ライティング
問題数 (スピーキング)11問
(ライディング)8問
時間 (スピーキング)約20分
(ライディング)約60分
スコア 0~400点
受験料 13,200円/税込
受験実施場所 16都道府県 ※
受験形式 パソコンとヘッドセットを使用
試験開始年 2006年

TOEIC LR
測定する能力 リスニング・リーディング
問題数 (リスニング)100問
(リーディング)100問
時間 (リスニング)約45分
(リーディング)約75分
スコア 0~990点
受験料 6,490円/税込
受験実施場所 47都道府県
受験形式 マークシート方式
試験開始年 1979年

※受験実施場所は2021年1月時点の情報です。

TOEIC SW のテスト構成

TOEIC SW のテスト構成

TOEIC SWの過去問題は公表されていませんが、出題形式は毎回同じです。

スピーキングセクション 内容 問題数
Read a Text aloud 音読問題 2問
Describe a picture 写真描写問題 1問
Response to questions 応答問題 3問
Respond to questions
using information provided
提示された情報のもとづく
応答問題
3問
Propose a solution 解決策を提案する問題 1問
Express an opinion 意見を述べる問題 1問
ライティングセクション 内容 問題数
Write a sentence
based on a picture
写真描写問題 5問
Respond to a
written request
Eメール作成問題 2問
Write an opinion essay 意見を記述する問題 1問

TOEIC SWの採点基準

TOEIC SWでは、パソコンとヘッドセットを使用してテストが行われます。スピーキングの解答はデジタル録音されますし、ライティングはキーボードで打ち込んだ解答が保存されます。

どちらの解答も指定のネットワークに送られ、TOEICプログラム認定の採点者が独立性をもって採点します。

また、採点では、臨機応変に対応できる能力があるかどうかが重視されます。適切な語句を使って解決策を提示できているか、意見を述べられているかが採点で重要視されるポイントとなります。

多少の文法ミスや発音の間違いがあったとしても、円滑なコミュニケーションの妨げにならない限りは減点対象にはなりません。

TOEIC SW の対策

TOEIC SW の対策

英語のコミュニケーション能力は、こつこつと学習をつみ重ねることで上達します。そのためには各パートの問題形式をよく理解し、繰り返し練習をする必要があります。

スピーキングセクションの対策

スピーキングは、以下①~⑥のパートにわかれており、11の設問があります。解答用紙は配付されず、ヘッドセットを使用して質問に対し音声で解答します。

音読問題

アナウンスや広告などの内容の、70語くらいの単語で構成されている短い英文を音読する問題です。先ずは45秒の準備時間で、画面に表示される文章全体を黙読します。

「発音に詰まりそうな単語はないか?」、「文章の区切りはどこでするか?」などをチェックします。

そして、“Begin reading aloud now.(読み始めてください)”という音声が流れたら、アナウンスする人になりきり、堂々と聞き手が聞き取りやすいように読みましょう。

写真描写問題

画面に表示される写真を見て内容を説明する問題です。45秒の準備時間で写真を見ながら「何をいうか?」をイメージしておきます。

そして、“Begin speaking now.(話し始めてください)”という音声が流れたら、写真全体を描写した情報に加え、補足情報や自分の予想や感想などもおりまぜて45秒間話します。

このパートに備えて、“This is a picture for ○○.(これは○○の写真です。)”や“There is ○○ on the left side.(左側に○○があります。)”など、写真説明に役立つ構文を何パターンか用意しておきましょう。

そして、構文を接続詞でつなぎ、首尾一貫した形でたくさんの情報を話せるように練習することが不可欠です。

応答問題

身近でおこる事がらについてのディレクションを聞いて、それに対しての3つの設問に答える問題です。

設問は画面に表示され、ブザー音のあとに15秒または30秒間で解答します。このパートには、準備時間はありません。

“How often do you watch television?(どれくらいの頻度でテレビを見ますか?)”などの設問に対して、難しく考えすぎることなく簡潔に正確に解答することが大事です。

提示された情報にもとづく応答問題

提示された資料やスケジュールにもとづいて、設問に答える問題です。45秒の準備時間で画面に表示された情報を読んで概要を確認します。

ナレーターが話をしてから設問が読み上げられるので、ビープ音のあとに15秒または30秒間で解答します。このパートでは、英文の内容をすばやく要約し、相手に伝える能力が求められます。

例えばイベント開催広告を読んで、そのイベントのスケジュールや参加費、内容に関する設問に答えます。設問は画面に表示されませんので注意しましょう。

解決策提示問題

メッセージや報告を聞いて、問題の解決策を提案する問題です。最初に1分程度のメッセージが流れ、その後にどんな立場で解答するべきかが画面に表示されます。

そして、45秒の準備時間で解決策を考えて“Begin speaking now.(話し始めてください。)”の音声のあとに、60秒間で解答します。メッセージの内容は画面表示されませんので注意しましょう。

例えば、ATMを利用した人から、銀行カードが返却されなかったという問題の報告に対し、「○○銀行のカスタマーサービス担当者」であると想定した返事をしなくてはいけないとします。

この設問に対し、不具合へのお詫びと、問題解決の具体例を示さなくてはなりません。

意見を述べる問題

あたえられたテーマについて、自分の意見とその理由を述べる問題です。ナレーターが問題を読み上げたあと、30秒の準備時間があります。

“Begin speaking now.(話し始めてください。)”の音声のあとに、60秒間で解答します。ナレーターの音声は画面表示されませんので注意しましょう。

例えば、「収入は低いが自由時間が十分とれる仕事についてどんな意見をもつか」というテーマに対して、自分の意見を明確に示し、その理由や結論をわかりやすく一貫性をもって述べる必要があります。

ライティングセクションの対策

ライディングは、以下①~③のパートにわかれています。問題用紙は配付されず、文章をキーボード入力して解答します。

写真描写問題

あたえられた2つの語句を使って、表示された写真の内容にあう一文を作成する問題です。5問を8分で解答します。

このパートの解答はシンプルな文章でかまいません。あたえられた語句を適切に使い、ミスのない文法で英文を作成する能力が求められています。

Eメール作成問題

画面に表示されている25~30語程度のEメールを読み、返信するメールを作成する問題です。2問を各10分で解答します。

例えば、「最近引っ越しをして市の自治会に2つのリクエストをする」といった課題に対し、リクエストが1つしかないなど指定に沿っていない返信をした場合は、減点対象になります。

ビジネス文では、短縮形を使わない、敬語表現を用いるなどの基本のルールは理解しておく必要があります。

意見を記述する問題

画面に提示されているテーマについて、自分の意見を記述する問題です。複数の理由や例をまじえて、30分で300語以上のエッセイを作成します。

このパートでは、introduction、body、conclusionといった英文エッセイの構成パターンの理解が求められます。

例えば、「仕事を探す上で一番いいと思う方法は?」のテーマでは、自分が一番いいと思う方法を明確に示します。

そして、なぜその方法がいいのかを具体例をまじえて理論的な文章を展開し、結論に結びつけることが重要です。

TOEICスコア200点や400点程度しか取れなくてもオンライン英会話は始められるの?

TOEICで200点や400点程度しか取れなくてもオンライン英会話は始められるの?
TOEICは、日本で最も知名度が高い英語試験と言っても過言ではありません。

そのため、学校や会社などで試験を受けたことがある人は多いと思いますが、決して簡単なテストではないので、中には990点満点のうち、200点とか400点程度しか点数を取れない、という人もいるでしょう。

スコアが低いと自分の英会話力に自信が持てず、オンライン英会話を始めることを躊躇してしまいます。

でも安心してください。
オンライン英会話は、TOEICスコアが低い人でも問題なく取り組めるようになっています。

英会話力に自信がなくても、取り組めるようなカリキュラムや教材を充実させた初心者をターゲットにしているオンライン英会話スクールが非常に増えてきています。

このようなスクールでは、初心者向けにゆっくりと話すように訓練された講師がいたり、日本人講師が在籍したりしているため、授業内容が全く分からないという事態になることはほぼありません。

もちろん、スクールによっては、一定以上のTOEICスコアを持っていないと受講できないコースなどを設けている場合もありますが、様々なレベルに対応したコースを用意していることがほとんどなので、初心者であっても自分に合ったコースやカリキュラムを見つけるのは、それほど難しいことではありません。

オンライン英会話を始める際にTOEICスコアを気にする必要がない理由とは?

オンライン英会話を始める際にTOEICスコアを気にする必要がない理由とは?
オンライン英会話は、様々な英語レベルの人に対応可能で、たとえTOEICスコアが低くても問題なく取り組めるので、オンライン英会話を始めるにあたって、TOEICスコアを気にする必要は全くありません。

そこでここからは、なぜオンライン英会話を受講する際にTOEICスコアを考慮する必要がないのか、その理由を3つ紹介します。

TOEICのスコアと英会話力は一致する訳ではない

まず前提として覚えておきたいのが、TOEICスコアと英会話力は必ずしも一致する訳ではないということです。

TOEICは、基本的にリーディングリスニンングのみで構成される試験なので、TOIECでは、英会話をする際に重要なスキルとなるスピーキングの能力を正確に測ることができません。

従って、スコアが高い人の中には、英文を読むのは得意なのに、英会話を苦手にしている人がいたり、スコアが低い人の中には、英会話は得意なのに英語の書類や洋書が読めなかったりする人がいるのです。

TOEIC自体が英会話力を測る試験ではないため、オンライン英会話をするにあたって、スコアを特別気にする必要はありません。

TOEIC対策をターゲットとしているコースばかりではない

オンライン英会話に取り組む人の目的は、「日常英会話を習得したい」とか「海外旅行で困らない程度の英会話力を身に付けたい」など、人によって様々です。
当然スクール側も色々なニーズに応えられるように、多種多様なカリキュラムやコースを用意していますので、TOEIC対策しか行っていないスクールはほぼありません。

従って、特にTOEICスコアを気にしなくても、自分の能力や目的に合わせてコースを選べば、しっかりと英語力を向上させられます。

オンライン英会話とTOEIC対策の自習を併用した方が効率がいい

TOEICでハイスコアを取りたい人の中には、まずは参考書などを使って自習をし、目標スコアを獲得してからオンライン英会話でスピーキング力を磨こう、と考えている人もいると思います。

しかし、問題集や参考書を使って、インプットしたことをオンライン英会話を通して、アウトプットすれば、学習した内容が定着しやすくなり、より効率良く英語力を向上させることができます。

このように、オンライン英会話での学習がTOEICスコアの向上につながる部分は多いので、現在のスコアは気にせず、TOEIC対策にオンライン英会話を積極的に取り入れた方が効率がいいと考えられます。

オンライン英会話でTOEIC対策はできる?得られる効果を解説

オンライン英会話でTOEIC対策はできる?得られる効果を解説
TOEICの点数を気にせず、受講できるオンライン英会話ですが、目標スコアを設けている人の場合、オンライン英会話で十分なTOEIC対策ができるのか、不安に思ってしまうでしょう。

そこでここからは、オンライン英会話でTOEIC対策ができるのかどうか、また、オンライン英会話ではどのような効果が得られるのかなどについて解説します。

リスニングスコアの向上が期待できる

日本人は普段の生活の中で英語を聞く機会がほとんどないため、TOEICのパートの中でも、リスニングが特に苦手という人は多いでしょう。

しかし、オンライン英会話を受講していれば、外国人の英語を日常的に耳にすることができるため、自然と英語に慣れることができます。

もちろん、海外ドラマや映画を見て、リスニング力を鍛えることもできますが、自分が聞き取れているか、どうかを客観的に判断することが難しいため、人によっては聞き流しているだけになってしまうというデメリットがあります。

その点、オンライン英会話であれば、正しく聞き取れていないと会話が成立しないため、自分のリスニング力を正確に測ることが可能です。

オンライン英会話で、自分がどれぐらい聞き取れているかを確実に把握しながら実践を繰り返していくことで、効率良くリスニング力が向上すると考えられます。

英語脳が身に付くことで問題を解くスピードが上がる

オンライン英会話の大きなメリットとして挙げられるのが、続けているうちに自然と「英語脳」が身に付き、英語を理解するスピードが上がるということです。

英語脳とは、英語を英語のまま理解して処理できる思考のことを言います。

日本人の多くは、英語の文章や音声を頭の中で、日本語に訳してから理解しますが、TOEICなどのスピードが求められるテストにおいて、頭の中で翻訳する作業を繰り返していると、時間内に全ての問題を解き終えることはできません。

従って、ハイスコアを目指すには、英語脳の獲得が不可欠ですが、英語脳などどうやって身に付ければいいのか分からない、という人は多いでしょう。

しかし、オンライン英会話であれば、聞こえてきた英語に対して、自分の考えや返答を英語で伝えるという作業をひたすら繰り返すため、何度もレッスンを受講していると、いつのまにか英語脳が身に付いています。

聞こえてきた英語をそのまま理解できるので、リスニングパートの正答率が上がるのはもちろんのこと、英文を読むスピードが上がるため、リーディングパートの大幅なスコアアップも期待できます。

TOEICのように、2時間で200問というボリュームの多い設問に、スピーディに答える必要があるテストにおいて、英語脳を効率良く身に付けられるオンライン英会話は、非常に効果的な勉強法であると言えます。

TOEICに必要な語彙をしっかり定着させることができる

スピーキングの向上がメインだと考えている人が多いオンライン英会話ですが、レッスンを通して語彙力を磨けるという点でも優れています。

レッスンで使う予定の単語を予め学習しておき、レッスン中に発音してみたり会話の中で使ってみたりすることで、覚えた単語を定着させることができます。

なお、TOEICには日常生活で使用する単語だけではなく、ビジネスシーンで使われるような語彙が頻繁に登場しますが、そのような単語に関しても、オンライン英会話を使えば効率良く身に付けることが可能です。

ほとんどのオンライン英会話スクールには、ビジネス英語コースが設けられているので、ビジネス英語に特化したレッスンを受ければ、日常会話には出てこないようなTOEICに頻出するビジネス用語に触れることができます。

もちろん、TOEIC攻略のための語彙力を身に付けたいのであれば、TOEIC対策に特化したコースを受講するのが最もおすすめです。

英文法の基礎を学ぶことにより読解力が向上する

TOEIC受験者の中で長文読解に苦手意識を感じている人は少なくはありません。オンライン英会話のレッスンをとおして、英文法を学ぶことでリーディング・セクションPart 5の対策になることは言うまでもありませんが、品詞や文章の構造を意識することで、読解力の向上にもつながります。

英語は、結論を先に述べたり後ろから修飾したりするなど、文章の構造そのものが日本語とは大きく異なります。よって、Part 7の英文を読みすすめるのに時間がかかり、TOEICテストの制限時間内にすべての設問にたどり着けないという経験をした受験生もいるでしょう。

しかし、英文法の知識に理解を深めることで、文章の区切りを瞬時に見分け後戻りすることなく英文を読む速読をすることができるようになるので、大幅な読解力アップにつながります。

TOEICテストの出題形式にあうレッスンのトピックをリクエストする

オンライン英会話では、フリートーク形式のレッスンが主流です。講師はレッスンの教材やトピックを用意してくれるでしょうが、受講者側でトピックを用意してレッスン内容のリクエストをすることが可能なケースもあります。

そのような場合は、リスニング・セクションPart 1の出題傾向にあった画像を用意し、その写真の状況を英語で描写する練習をしたり、Part 3の応答問題にそった会話の練習をしたりするのも効果的です。

TOEICテスト専用のコースを受講し効率的にスコアアップを目指す

オンライン英会話スクールの中には、TOEICテスト専門のカリキュラムを採用しているスクールがあり、そのようなコースを受講することで、効率的に対策をすることができます。

具体的には、リスニングとリーディング各パートの対策や攻略法や時間配分などのアドバイスも受けられます。一般的なオンライン英会話のフリートークのレッスンより高額の受講料になるでしょうが、短期間で目標スコアに到達したいと考えている受験者におすすめです。

英語学習を習慣化できる

TOEICテストのスコアアップには、一朝一夕ではなく習慣化して学習することが大切です。目標スコアが高ければ高いほど、こつこつと知識を身につけていく着実な学習の継続が求められます。

オンライン英会話は、短時間のレッスンを定期的に受講することができるので、英語学習の習慣化につながります。毎回のレッスンでは、学習した例文や表現をノートにまとめ、自分仕様のレッスンノートを作成することをおすすめします。

レッスンノートを見返し音読することで復習になるだけではなく、自身の学習履歴にふれることで達成感を味わうことができ、学習意欲の向上にもつながります。

オンライン英会話でTOEIC900点は目指せるの?

オンライン英会話でTOEIC900点は目指せるの?
様々な効果を感じられるオンライン英会話ですが、オンライン英会話だけで、TOEIC800点や900点などといったハイスコアを目指せるのかが気になる人は多いでしょう。

結論から言うと、オンライン英会話中心の学習法でも、TOEIC900点以上を取得した人は大勢います。

前述した通り、問題量の多いTOEICでは、いかに設問を速く解くかという能力が問われるため、ハイスコアを取得するには、文法や語彙の知識を身に付けるだけではなく、英語脳をしっかりと鍛えることが不可欠です。

その点、実践さながらの素早い受け答えが求められるオンライン英会話では、英語脳がどんどん鍛えられるため、根気よく続けると、英語を処理するスピードが向上しハイスコアを取得できると考えられます。

もちろん、基礎がしっかり身に付いていないと英語脳を鍛えることはできません。
そこで、各オンライン英会話スクールが用意している初心者向けの日常英会話コースなどを受講すれば、基礎英文法や頻出語彙をしっかりと学ぶことができます。

また、TOEICは、日本で最も知名度が高い英語試験のため、TOEIC対策のための専門コースや指導力のある講師を用意しているオンライン英会話スクールはたくさんあります。

TOEIC900点前後を目指すような上級者向けのカリキュラムや、コーチングプランを選択できるスクールもあります。
自分のレベルや目的に合った優良なスクールを選ぶことで、オンライン英会話だけでも十分ハイスコアは狙えるでしょう。

オンライン英会話で効果的にTOEICの点数を上げるコツ

オンライン英会話で効果的にTOEICの点数を上げるコツ
オンライン英会話は、上手く使えばTOEIC対策に非常に効果がありますが、ただ闇雲にレッスンを受けてもハイスコアを取得することはできません。

そこでここからは、オンライン英会話を使って、効果的にTOEICの点数を上げるコツを紹介します。

自分のレベルに最適なコースや教材を見つける

オンライン英会話には、初心者から上級者まで様々なレベルの英語学習者に対応できるコースやカリキュラムが用意されています。
選択肢が多いことは大きな魅力ですが、逆に自分のレベルに合わないコースを選んでしまうと、時間の無駄になってしまう可能性があります。

従って、オンライン英会話を正しく活用するには、自分のレベルや目的に最適なコースを選ぶことが不可欠となります。

例えば、日常英会話はある程度できるけど、TOEICに必要な語彙力がない場合は、ビジネス英会話コースを受講する、初心者で基礎英文法や日常英会話レベルの語彙すら分からない場合は、日常英会話コースから始めるなど、自分のレベルやその時の学習目標に合ったコースを選ぶ必要があります。

自分で自分のレベルがよく分からない場合は、カウンセリングを受けたり、レベルチェックテストを受けたりすれば正確な英語力を測ることができます。

今の自分に最適なレッスンを受講し、効率良く英語力を上げていきましょう。

自習を上手く取り入れる

効率良く英語脳を身に付けられる点が、メリットであるオンライン英会話ですが、たとえ英語を英語のまま理解できるようになっても、覚えた語彙や文法知識が身に付いていないと、せっかくの英語脳を存分に活かすことはできません。

従って、知識をしっかりと定着させるためには、自習を上手く取り入れることが重要となります。

  • 次のレッスンで習う予定の文法
  • 語彙をしっかりと調べておいた
  • 習ったことを忘れないようにレッスン後にノートにまとめたりする

上記の方法で予習と復習を欠かさないようにしましょう。
レッスン外では、自分で知識をインプットし、レッスン中は学んだ内容を積極的にアウトプットすることで、総合的な英語力が上がり、その結果、TOEICスコアの上昇も期待できます。

TOEIC対策コースを受講する

日常英会話やビジネス英会話などのレッスンを使って基礎力や英語脳を鍛えるのは、TOEICのスコアアップに非常に効果的です。

しかし、実際のTOEICの問題を解いたり、TOEICで使えるテクニックを身に付けたりしないと、TOIECで高得点が取れるか不安、という人は少なくはないでしょう。

そこで、ある程度基礎力や語彙力が付いたと感じる場合は、各スクールのTOEIC対策コースの受講をおすすめします。
TOEIC対策コースでは、実際の試験によく出題されるリスニング問題やリーディング問題を使ってレッスンを進めるため、よりTOEICに的を絞った学習をすることができます。

スクールによっては600点コース、800点コースなど、目標スコアごとにコース分けしてありますので、自分の目標に近いコースで学べば確実にスコアアップできるでしょう。

TOEIC SWテスト対策のまとめ

本記事では、TOEIC SWテストの基本情報とその対策コースがあるオンライン英会話を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

TOEIC SW対策でオンライン英会話を選ぶと比較的安価で以下のレッスンを受けることができます。

  • 講師が発音やイントネーションの矯正をしてくれる。
  • 講師がスピーキングの指導をしてくれる。
  • 講師がライティングの添削をしてくれる。
  • 講師相手に模試形式で練習できる。

近年、日本でもグローバルな発信力をもった人材を求める傾向が強まり、ビジネスシーンに適応できる生きた英語能力を測るTOEIC SWテストの注目度が高まっています。

スピーキングとライティングの対策は自分一人では難しいので、ぜひ、オンライン英会話のTOEIC SW 対策コースを活用して、効果的にスコアを伸ばしましょう。

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