語学留学に挑戦してみたいと思ってはいるものの、「英語が話せないから…」と諦めていませんか。
留学するためには英語力が必須だと思っている人は多いかもしれませんが、実際には英語が話せなくても語学留学はできます。
というのも、語学留学は「言語を学ぶための留学」なので、最初から英語を話せる必要はないからです。
とはいえ、「英語が話せなくても留学を楽しめるの?」「英語初心者はどの国に留学すればいいの?」などと疑問に感じる人は多いでしょう。
そこでこの記事では、英語が話せないまま留学するメリット・デメリットや留学を楽しむためのポイント、おすすめの留学先などを紹介します。
留学に興味がある英語初心者の人はぜひ参考にしてください。
目次
留学初心者におすすめの留学エージェント
各社 | 留学先 | 期間 | 無料相談 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
夢カナ留学 | アメリカ カナダ オーストラリア ニュージーランド イギリス | 1週間~ | 無料相談 留学プラン無料診断 LINEで相談 | 公式サイト |
スマ留 | カナダ フィリピン アメリカ イギリス他 | 1週間~ | 無料カウンセリング (オンライン可) LINEで相談 | 公式サイト |
スクールウィズ | フィリピン オーストラリア カナダ マルタ イギリス アメリカ ニュージーランド アイルランド インドネシア シンガポール 南アフリカ共和国 フィジー | 1週間~ | 無料留学相談(オンライン) オススメの国・都市診断(無料) LINEで無料相談 | 公式サイト |
りゅうがくん | オーストラリア アメリカ カナダ イギリス ハワイ マルタ | 1週間~ | 無料カウンセリング LINE留学相談 | 公式サイト |
カナダジャーナル | カナダ | 1週間~ | 無料見積もり LINEで相談 | 公式サイト |
MeRISE留学 | フィリピン(セブ島) | 1週間~ | 無料相談 無料見積もり | 公式サイト |
U-GAKU | フィリピン(セブ島) カナダ(トロント) 沖縄(北谷) 北海道(ニセコ) | 2週間~ | 無料オンライン個別相談 | 公式サイト |
英語が話せなくても「語学留学」はできる?
まず結論からお伝えすると、英語が話せなくても語学留学はできます。
語学留学は「外国語を習得することを目的とした留学」なので、渡航前に英語が話せなくても問題ありません。
英語圏の語学学校に通うのにTOEICやTOEFLのスコアが必要ありませんし、語学学校のクラスはレベル別に細かく分けられているので、英語初心者でも安心して英語を学べます。
例えば、オーストラリアの語学学校には、9つのレベルにクラスが分けられています。
- Beginner(初心者)
- Pre Elementary(準初級)
- Elementary (初級)
- Upper Elementary (上初級)
- Pre Intermediate (準中級)
- Intermediate (中級)
- Upper Intermediate (上中級)
- Pre Advanced (準上級)
- Advanced (上級)
国や地域によってレベル分けの方法は異なりますが、一般的に語学学校のクラスはしっかりとレベル分けされているため、自分の英語レベルに合ったクラスで学ぶことができます。
そのため、英語初心者でも「難しすぎて授業について行けない…」という心配はありません。
また、語学留学は意味ないという意見も一部あるかと思います。しかし、それは本人次第ですのであまり気にしなくてもよいでしょう。
英語が話せない状態で語学留学をするメリット・デメリット
続いて、「英語が話せない状態で留学しても大丈夫?」と不安に感じている方に向けて、英語が話せないまま留学することのメリット・デメリットをお伝えします。
英語を話せない人が語学留学をするメリットは、現地で英語力の伸びを実感しやすいことです。
語学学校では、週に30時間ほど英語を学習する時間を確保しているため、英語初心者でもしっかりと英語力の伸びを実感できます。
留学中は、語学学校以外でもホストファミリーとコミュニケーションを取ったり現地の人と交流したり、英語を使う機会がたくさんあります。
そのため、日本で英語を勉強するのと比べて、短期間で効率よくスピーキング力やリスニング力を伸ばすことができます。
また、実際に“英語を使わざるを得ない状況”に身を置くことで、英語学習に対するモチベーションを高められるというメリットもあります。
日本で生活していると、英語が話せなくても生活に支障をきたすことはありませんが、留学生活では英語を話せないと困ることがたくさんあります。
「日本だと英語学習に対するモチベーションを高く保てない…」という人は、語学留学に挑戦して、実際に英語が必要な環境に身を置いてみることをおすすめします。
英語が話せない状態で語学留学をするデメリットは、現地での生活で不安やストレスを感じやすいことです。
語学学校内には英語を話せない留学生が大勢いますから、ストレスや不安を感じる場面は多くありませんが、学校から一歩出れば「英語を話せるのが当たり前」という世界です。
そのため、個人差はありますが、英語を流暢に話せないことをストレスに感じたり、英語でコミュニケーションを取れないことを不安に感じたりしてしまうことがあります。
現地生活に対する不安から語学留学のハードルを高く感じてしまっている人は、留学エージェントを利用するといいでしょう。
留学エージェントを利用すれば、不安や疑問を相談して解消できるので、渡航前の不安を軽減することができます。
英語が話せない人が語学留学を楽しむためのポイント
次に、英語が話せなくても語学留学を楽しんで、しっかりと英語力を伸ばすためのポイントを5つ紹介します。
- 出発前の手続きや準備は万全にしておく
- 長期留学を選ぶ
- 出発前に英語の基礎を学習しておく
- 渡航先ですぐに使える便利な英会話フレーズを覚えておく
- 留学先の日本人留学生だけで群れない
それぞれのポイントについて、詳しくお伝えしていきます。
出発前の手続きや準備は万全に
現地でのトラブルを未然に防げるように、出発前の手続きや準備は万全にしておきましょう。
というのも、語学留学には、準備不足やリサーチ不足による「トラブル」がつきものです。
現地に着いてからトラブルが発生した場合、自分の「英語力」を頼りにトラブルに対処しなければなりません。
ビザの申請や海外旅行保険の手続きなど、「自分一人でできるか不安…」という人は留学エージェントを利用することをおすすめします。
留学エージェントを利用すれば、ビザの申請や語学学校・航空券・滞在先の手配などを代行してもらえます。
また、現地にオフィスを構えている留学エージェントなら、現地でトラブルに見舞われた時に日本語で相談できるので安心です。
長期留学を選ぶ
英語が全く話せない状態で語学留学をするなら、短期留学よりも「長期留学」がおすすめです。
というのも、英語が話せない人の場合、現地での生活や英語でコミュニケーションを取ることに慣れるのに時間を要してしまうからです。
数週間〜数ヶ月という短期留学の場合、英語力の伸びを実感できる前に帰国日を迎えることになってしまうかもしれません。
留学を通してしっかりと英語力を伸ばしたいという人は、6ヶ月以上の長期留学を検討しましょう。
長期の留学が難しいという場合は、マンツーマンレッスンを提供している語学学校や、1週間当たりの授業時間が多い学校を選ぶといいでしょう。
出発前に英語の基礎学習をしておく
英語力がなくても語学留学はできますが、最低限の挨拶や受け答えなどはできるに越したことはありません。
基礎的な単語やフレーズ、文法など、現地で英語力を伸ばすための土台となる部分は、出発前に学習して身につけておきましょう。
出発前に基礎を身につけておけば、現地の人と自信を持ってコミュニケーションを取れるので、現地で英語力の伸びを実感しやすくなります。
また、基礎学習をある程度進めておくことで、現地に行った際、ホストファミリーと会話をしたり、他の国の留学生と交流したりといった、アウトプットに重点を置くことができます。
渡航先ですぐに使えるフレーズを学習しておく
英語初心者がいきなり高いスピーキング力を身につけるのは容易ではありませんが、便利な英会話フレーズを暗記しておくことはできるはずです。
渡航先で使える便利な英会話フレーズを覚えて、現地で簡単な受け答えをできるようにしておきましょう。
空港の入国審査やホストファミリーへの自己紹介など、次のようなシーンでは使われるフレーズや質問はある程度決まっています。
- 入国審査
- 空港からステイ先まで
- ホストファミリーやクラスメイトへの自己紹介
- 飲食店での注文
- 携帯電話の契約
- 銀行口座の開設
これらのシーンで役立つ英会話フレーズを事前に学習しておけば、出発前の不安を軽減することができます。
「全部覚えられるか不安…」という人は、日本語訳と一緒にメモしておくといいでしょう。
留学先の日本人留学生だけで群れない
留学先で「英語が話せないから…」といって、日本人だけで集まっていれば当然ながら英語力を伸ばすことはできません。
現地では、つい日本人と一緒に行動したくなりますが、勇気を出して他の国の留学生と交流してみましょう。
他の国の留学生に声をかけるのは勇気が要りますが、彼らも自分と同じ英語学習者なので、言い間違いがあったとしても気にする必要はありません。
実際に英語を使ってコミュニケーションを取ることで、英語を話すことや国際交流の楽しさを実感できるでしょう。
英語が話せない人におすすめの留学先3選
続いて、「英語力に自信がないけど、留学したい…」という人におすすめの留学先を3つ紹介します。
- フィリピン
- カナダ
- オーストラリア
ここでは、これら3つの留学先の特徴や費用などについてお伝えしていきます。
フィリピン
英語初心者におすすめの留学先の1つ目は、フィリピンです。
フィリピン留学の最大の特徴は、集中して英語を学ぶための環境が整っているところです。
フィリピンの語学学校では、1週間あたりの学習時間が多めに設定されていたり、マンツーマンレッスンが提供されていたりするため、他の国の語学学校と比べるとより効果的な学習ができます。
一般的に英語力の伸びを実感するためには、6ヶ月以上の長期留学が必要だと考えられていますが、フィリピン留学ではカリキュラムによっては3ヶ月という短期間でもしっかりと英語力を伸ばすことができます。
また、フィリピンは物価が比較的安いため、他の留学先と比べて滞在費などの費用を安く抑えられることも魅力の1つとなっています。
「費用を抑えて留学したい」「短期留学でしっかりと英語力を伸ばしたい」という英語初心者には、フィリピン留学がおすすめです。
フィリピン留学の特長
- 費用を抑えられる
- 集中して英語を学ぶ環境が整っている
- マンツーマンレッスンが受けられる
フィリピン留学の費用
1ヶ月の費用相場 | |
---|---|
授業料 | 15万円〜 |
生活費 | 10万円〜 |
フィリピンの語学学校の授業料の目安は、月15万〜20万円程度です。
選ぶ学校やコースなどによって前後しますが、1ヶ月あたり15万円ほどで通うことができます。
生活費は、1ヶ月あたり10万円前後を見積もっておくといいでしょう。
アメリカやオーストラリアなど、物価が高い欧米と比べて費用を抑えて留学できるのがフィリピン留学のメリットです。
カナダ
カナダで話される英語は訛りがなく聞き取りやすいとされているため、英語の聞き取りに自信がない初心者におすすめの留学先です。
カナダ英語はアメリカ英語とよく似ているため、日本人にとって馴染み深い発音であると共に、カナダ留学で身についた発音が他の国で通用しないという心配もありません。
また、カナダには多くの語学学校があるため、自分に合った学校を選びやすいというメリットもあります。
バンクーバーやトロント、モントリオールなど、自分の好みに合った地域にある学校を選ぶことで、充実した留学生活が送れるでしょう。
カナダ留学の特長
- カナダ英語は訛りがなく聞き取りやすい
- 訛りのないきれいな英語発音が身につく
- 語学学校が多く、自分に合った学校を見つけやすい
カナダ留学の費用
1ヶ月の費用相場 | |
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授業料 | 12万円〜 |
生活費 | 15万円〜 |
カナダの語学学校の授業料は、学校やカリキュラムにもよりますが1ヶ月あたり12万〜15万円程度です。
オーストラリアをはじめとする他の英語圏と比べて授業料が安く、その上生活費も比較的安く抑えられます。
カナダは「費用を抑えて英語圏に留学したい」という初心者におすすめの留学先です。
オーストラリア
日本から8時間程度で行けて、日本との時差も1〜2時間と少ないため、海外に行くのが初めてという人でも安心です。
また、治安が良く生活しやすいのも、英語初心者におすすめする理由の1つです。
ただし、オーストラリアは物価が高く、授業料や生活費などがフィリピンやカナダより高くなると思っておいた方がいいでしょう。
そのため、「できるだけ費用を抑えて留学したい」という人にはあまりおすすめできません。
オーストラリアは、「英語圏の中から治安の良さや生活のしやすさを重視して留学先を選びたい」という英語初心者におすすめです。
オーストラリア留学の特長
- 治安が良く、生活しやすい
- 日本人が多い
- 日本との時差が1〜2時間
オーストラリア留学の費用
1ヶ月の費用相場 | |
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授業料 | 15万〜 |
生活費 | 20万〜 |
オーストラリアの語学学校の授業料は、1ヶ月あたり15万程度です。
他の国と比べて物価が高いオーストラリアですが、語学学校の授業料は他の国と大差はありません。
ただし、生活費は他の国よりも高く、15万円〜20万円は必要です。
さらにシドニーなどの大都市は、他の都市と比べて家賃が高いため、滞在方法やステイ先の立地によっては、月の生活費が20万円を超えることも考えられます。
費用を抑えてオーストラリア留学を実現したいという人は、シドニーやゴールドコーストなどの大都市は避けるようにしましょう。
まとめ
この記事では、「英語が話せない…」という英語初心者に向けて、留学のメリットやデメリット、留学を楽しむためのポイント、おすすめの滞在先を紹介しました。
英語が話せなくても、語学留学をすることはできますが、現地での留学生活を楽しめるかどうか、英語力を伸ばせるかどうかは自分の努力次第です。
留学生活を満喫して、しっかりと英語力を伸ばすために、ぜひ以下のポイントを押さえておきましょう。
- 出国前の手続きや準備を万全にしておく
- 6ヶ月以上の長期留学にする
- 出発前に英語の基礎を学習しておく
- 渡航先で使える便利フレーズを学習しておく
- 現地では日本人留学生とばかり過ごさない
英語が話せないまま留学すると、現地の人とスムーズにコミュニケーションが取れないなど辛いこともありますが、その分「成長した」と感じることができます。
「留学したい」「海外で生活してみたい」というその気持ちを大切に、ぜひ語学留学にチャレンジして英語力を向上させましょう。