日本で英語を話せる人の割合は10%以下!?5Gでオンライン授業がもっと便利に進化する

日本で英語を話せる人の割合は10%以下!?5Gでオンライン授業がもっと便利に進化する

社会のグローバル化にともない、日本人の英語への意識は、年々高まりを見せています。

「2020年教育改革」で行われた小学校での英語教育の必修化は、日本において、英語がますます重要視されるようになっていることを示す好例だと言えるでしょう。

しかし、日本人のこうした英語への意識・認識に反して、実際に英語を話せる日本人の数は、現状、あまり多くないように思えます。

そこで今回は、意外と知られていない、「英語が話せる日本人の割合」について解説します。

記事の後半では、「英語が話せる日本人の割合」の増加を図るべく、インフラ整備が進む新無線通信システム5Gをキーワードに、

  • 「英会話学習を始めるなら、今がグッドタイミングである理由」
  • 「『話せる側』になるための心得」

を紹介しますので、ぜひ最後まで、読んでください。

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    「英語が話せる日本人」は、多くて10%?

    「英語が話せる日本人」は、多くて10%?

    2016年、訪日外国人観光客数が2000万人を突破したことを受け、講談社が「純ジャパ(留学や海外生活の経験がなく、日本の学校で英語を学んだ人)」の男女1000人を対象に、英会話力についてのアンケート調査を行いました。

    その結果、「(英語を)聞くことも話すことも問題なくできる」と回答した人は、2.5%に留まったそうです。

    「たった2.5%の人しか英語を話すことができない」という驚きの調査結果ですが、近頃は留学や海外赴任をする人が珍しくないので、「純ジャパ」のみを対象にしたこの結果をもって、「英語が話せる日本人は2.5%」とするのは、少し強引でしょう。

    そこで、この調査と同時期に楽天インサイト株式会社が行った「英語に関する調査」についても見てみます。

    全国の20代〜60代の男女を対象にしたこの調査では、「英語が得意か」という問いに対し、約7割が「苦手(苦手、とても苦手)」と回答しており、「得意(得意、とても得意)」と回答した人は、わずか8.7%でした。

    講談社による調査とは違い、楽天インサイトの調査では「英会話力」ではなく「読み書きを含めた英語全般」について質問しているので、この結果から「英語が話せる日本人は8.7%」と結論づけるのもまた、正確とは言えません。

    しかし、二つの調査の結果を総合すれば、「英語が話せる日本人の割合は、多く見積もっても10%」くらいとは言えそうです。

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    日本人の英語力は、世界でどれくらい?

    日本人の英語力は、世界でどれくらい?

    「英語が話せる日本人の割合」について大体の目安が得られたところで、今度は、日本人の英語力が世界基準ではどのくらいなのかを確認してみましょう。

    EF英語能力指数(EF English Proficiency Index)」という、統計を用いて国ごとの英語力を分析・比較しようとする取り組みがあります。

    この統計は、スウェーデンの語学学校「EF Education First」が実施する、「EFSET (EF Standard English Test)」という英語能力測定テストの結果から指数が算出され、ランキング形式で公表されます。

    国ごとの英語力を比較できる数少ない統計である、この「EF英語能力指数」のレポートを基に、日本人の英語力の実態に迫っていきましょう。

    日本人の英語力は100ヵ国中55位というデータ

    さっそく、レポートの日本に関する部分を見てみると、2020年の日本のEF英語能力指数は487で、ランキングは100の国と地域の中で55位、能力レベルは「低い」というデータが出ています。

    能力レベルというのは、EF英語能力指数を基に、英語能力を「非常に高い・高い・標準的・低い・非常に低い」の五つのレベルに分けたものです。

    「低い」レベルは、「英語圏の国への旅行・ちょっとした会話・簡単なメールのやり取りができる程度である」ということなので、日本人の英語力をかなり的確に表しているように思えます。

    日本人の英語力ランキング


    参考元:https://www.efjapan.co.jp/epi/

    日本人の英語力は、横ばい〜減少傾向

    2016年の調査から5年連続で、「低い」レベルに格付けされている日本人の英語力ですが、調査が始まった2011年から5年間は、ひとつ上の「標準的」レベルでした。

    スコアの順位を見ても、2011年は14位(44の国および地域中)だったものが、2015年には30位(70の国および地域中)、最新(2020年)の調査では55位(100の国および地域中)と、急落こそないものの、ずるずると順位を落としています。

    この10年間、日本人の英語への関心は徐々に高まっているにもかかわらず、英語力はやや下降傾向にあると言えます。

    日本人の英語力は、「東京」に限れば健闘

    ここまでのEF英語能力指数の調査結果を踏まえると、「世界各国と比較した日本人の英語力は、あまり芳しくない」という結論が見えてきます。

    残念ながら、基本的にはその通りなのですが、「都市ごとのEF英語能力指数」を見てみると、東京のスコアは513、能力レベルは「標準的」で、国ごとのランキング換算で40位相当(100の国および地域中)という健闘を見せています。

    都市部であるほど、ビジネスで英語を使ったり、観光客に英語で案内をしたりする機会が多いので、必然的に、英会話を学んでいる、あるいはすでに身につけている人が多いと考えられます。

    英会話を始めるなら今!「5G」で英語が話せるようになる

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    国内外の調査によって、「英語が話せる日本人の割合」と「世界と比較した日本人の英語力」は、あまり振るわないものであることが明らかになりました。

    しかし、日本には、英会話に関心を持ちつつも、「今さら英会話を始めるのはどうなのか」と二の足を踏んでしまっている人が多く、この「伸びしろ」を考えると、悲観することはないように思えます。

    そこで、ここからは、日本人の英語力の向上を図るべく、「今から英会話学習を始めるのは遅い」という誤解をしている方に向けて、「英会話学習を始めるなら、むしろ今がグッドタイミングである」ということと、その理由について解説します。

    キーワードは「5G」

    最近、スマートフォンのコマーシャルなどで、「5G」という言葉をよく耳にしませんか。

    5Gというのは「第5世代移動通信システム」のことで、英語の「5th Generation Mobile Communication System」を略したものです。

    • 高速大容量(enhanced Mobile Broadband, eMBB)
    • 高信頼低遅延(Ultra-Reliable and Low Latency Communications, URLLC)
    • 多数同時接続(massive Machine Type Communication, mMTC)

    この3つを可能にする無線通信システムである5Gは、2020年代から徐々に、既存のシステムである「4G」と入れ替わる形で普及していくと予測されています。

    「急に何の話?」と疑問に感じた方がいるかもしれませんが、この「5G」によって、オンラインでの英会話学習が飛躍的に便利になることが、「英会話学習を始めるなら、今こそがグッドタイミングである理由」なのです。

    「5G」がオンライン英会話学習にもたらす3つのメリット

    高速大容量→いつでもオンライン授業が受けられる!

    5Gの特徴のひとつである「高速大容量」は、英会話学習から「時間」の制約を取り払ってくれます。

    5Gなら、動画のような大容量のデータを高速でダウンロードすることができるので、スキマ時間ができたときや、ふと思い立ったとき、すぐにオンラインで英会話授業の動画を視聴することができます。

    5Gのこの特長は、なかなかまとまった時間が取れない社会人の方にとっては、大きなメリットになるでしょう。

    高信頼低遅延→ネイティブ講師の授業が受けやすくなる!

    テレビの海外中継などで、通信の遅延により、受け答えに「タイムラグ」が発生しているのを見たことがある人は多いと思います。

    この通信遅延があるために、会話形式のオンライン授業で、海外在住のネイティブ・スピーカーが講師を務めることは困難でした。

    しかし、5Gの「高信頼低遅延」の通信によって、海外在住のネイティブ・スピーカーが、海外にいながら、日本のオンライン英会話の講師として働くことができるようになります。

    ネイティブ講師の増加は、そのまま、実践的な英会話の学習機会の増加につながります。

    多数同時接続→「グループ英会話」が可能に!

    オンライン英会話は、より多くの時間、講師と会話することができる「マンツーマン指導」をウリにしている一方で、「グループ指導」には弱いという側面があります。

    実際の会話では、複数の人間が参加する「グループ会話」になることが少なくありませんが、オンライン授業では、通信環境の関係上、同時に多くの人間が参加することが難しいため、グループ会話の練習を行うことができないのです。

    5Gなら、「多数同時接続」をすることができるので、複数の受講者が参加しても回線が重くなることなく、グループで英会話の練習をすることができます。

    オンライン英会話には、普通の英会話教室と比べて、通学の時間を節約できる、仕事や用事の間のスキマ時間を活かすことができるといった、さまざまなメリットがあるため、現在、オンライン英会話が英会話の学習方法の主流となりつつあります。

    そんなオンライン英会話が「5G」によって、より便利で効率がよくなっている現状は、今まで二の足を踏んでいた方が英会話学習を始めるのに、絶好のタイミングだと言えます。

    「話せる側」になるための3つの心得

    「話せる側」になるための3つの心得


    最後に、「今からでも英会話学習を初めて、『話せる10%』の方に入ろう!」と考えている方に、覚えておいてほしい「心得」を紹介します。

    英会話学習は、漫然と問題集をこなしていれば習得できるタイプの学習ではないので、学習に臨む際の意識や心構えが、思いのほか重要になります。

    これから紹介する3つのポイントを心の片隅に置いておけば、きっと、学習の助けになるでしょう。

    英語に「漬かる」ことを意識しよう

    日本人は英語を、勉強する「教科」として、日常から切り離して考えがちですが、言語は本来、日常の中に溶け込んでいるものです。

    英語でのスムーズな会話の流れを阻害する、「意識」や「緊張」を取り払うためには、まずは英語に「漬かる」ことから始めましょう。

    海外映画を見たり、洋楽を聴いたり、独り言を英語で呟いてみたりするのも良いでしょう。

    学習方法としては、とにかく大量の「インプット」を行うことができる、「聞き流し」がオススメです。

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    「完璧」を求めない

    言語に対して、文化的・歴史的な価値、あるいは民族的な誇りを見出す人は少なくないので、「言葉なんて通じればいい」というのは、少し粗雑な物言いかもしれませんが、「英会話」となれば、話は別です。

    英会話を学習する目的は、「英語を話せるようになること」ではなく、話せるようになった英語を使って、海外企業とのビジネスチャンスを得たり、色々な国の人と交流したりすることなので、「完璧な言葉遣い」に拘泥するのは良くありません。

    基礎的な文法や発音はきちんと身につけた方が良いのは当然ですが、細かい語順やイントネーション等に拘るばかりに、学習が思うように進まなくなる事態に陥らないようにしましょう。

    なかなか進まない学習に痺れを切らして、せっかくのモチベーションを喪失してしまう可能性があります。

    何より「継続」が大事

    英会話学習の効果は実感しにくく、また、英会話能力の習得は一朝一夕では叶いません。英会話学習には、長い目で見ながら、計画的に進めていく覚悟を持って、臨みましょう。

    学習をしっかりと継続していくためには、途中で投げ出したくならないように、身の丈に合った教材を選び、無理のない学習プランを立てることが重要です。

    短期間で達成可能な「小目標」を立て、モチベーションの維持を心がけるのも、英会話学習が長続きする秘訣です。

    まとめ

    現在、英語を話せる日本人は多くても10%程度であり、世界と比べた日本人の英語力は、お世辞にも高いとは言えません。

    「5G」により、オンライン英会話の環境がめざましく進歩しようとしている今が絶好のチャンスなので、「いつかは話せるようになりたい」と考えている方は、ぜひ今から、英会話学習を始めてみてください。

    今回紹介した英会話習得のための3つの心得を心に留めながら、より便利で効果的に学習できるようになるオンライン英会話を駆使し、「話せる側」への仲間入りを目指しましょう。

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