【テスト有り】中学英語の基礎文法をおさらい! 「過去分詞」とは?

【テスト有り】中学英語の基礎文法をおさらい! 「過去分詞」とは?

英語の過去分詞について、

遠い昔に習ったけど理解があいまい…

そもそも過去なのか過去分詞なのかよくわからない…

と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

英語学習において、過去分詞は欠かすことができない文法要素の一つです。

今回は、おもに中学英語で習う過去分詞とその使い方について、例文と練習問題をまじえて詳しく解説します。

この記事内の重要な項目まとめ

過去分詞とは

過去分詞とは

過去分詞とは動詞の形が変化したものを指し、現在分詞と過去分詞があります。

今回学習する過去分詞は、動詞を過去分詞の形に変化させ、「~される」、「~された」などの受け身の文や、haveとセットで完了「~した」などの文で使います。

また、英語では「past participle(パストパティシプル)」といい、辞書などでは省略してp.p.と記載されることがあります。

過去分詞が表すイメージ

過去分詞という名称から過去のできごとしか表わせないと思われるかもしれませんが、過去分詞は、過去のことだけでなく、現在や未来のことも表すことができます。

過去分詞=過去時制ではなく、動詞が変化した形であるということを心にとめておきましょう。そして、その過去分詞は、動詞的機能、形容詞的機能、副詞的機能とさまざまな働きを持っています。

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過去分詞への変化

過去分詞への変化

過去分詞に変化する形は動詞によって異なり、規則変化不規則変化の2パターンあります。

過去分詞のそれぞれの働きを学ぶまえに、先ずは、過去分詞に変化するさいの特徴について理解しておきましょう。

規則変化

規則的に変化する動詞は、過去形と同じように一般動詞の語尾に「-ed」をつけることで過去分詞にします。

ある一定のルールどおりに変化をする動詞は、「規則動詞」とよばれ、具体的には以下の①~⑤のような変化をします。

規則動詞の変化パターン①

動詞の語尾に-edをつけたします。

現在形(原形) 過去形 過去分詞
play(する、演奏する) /pleɪ/ played /pleɪd/ played /pleɪd/
finish(終える) /ˈfɪnɪʃ/ finished /ˈfɪnɪʃt/ finished /ˈfɪnɪʃt/
look(見る) /lʊk/ looked /lʊkt/ looked /lʊkt/
watch([じっと]見る) /wάtʃ/ watched /wɑtʃt/ watched /wɑtʃt/
walk(歩く) /wɔːk/ walked /wɔːkt/ walked /wɔːkt/
cook(料理する) /kʊk/ cooked /kʊkt/ cooked /kʊkt/
visit(訪れる) /ˈvɪzɪt/ visited /ˈvɪzɪtɪd/ visited /ˈvɪzɪtɪd/

規則動詞の変化パターン②

動詞の語尾が-eで終わる動詞は、-dをつけたします。

like(好む、好き) liked /laɪkt/ liked /laɪkt/
use(使う) used /júːzd/ used /júːzd/
phone(電話する) phoned /fəʊnd/ phoned /fəʊnd/
change(変わる) /
tʃéɪndʒ/
changed /
tʃendʒd/
changed /tʃendʒd/

規則動詞の変化パターン③

動詞の語尾が子音 + yで終わる動詞は、yをiに変えて-edをつけたします。

carry(運ぶ) carried /ˈkærid/ carried /ˈkærid/
study(勉強する) studied /ˈstʌdid/ studied /ˈstʌdid/
try(ためす) tried /trάɪd/ tried /trάɪd/

規則動詞の変化パターン④

音を短く読む「短母音」と子音字で終わる動詞は、語尾の子音字を重ねて-edをつけたします。

stop
(止める、中断する)
stopped /stɑpt/ stopped /stɑpt/
plan(計画する) planned /plænd/ planned /plænd/
shop(買い物をする) shopped /ʃɑpt/ shopped /ʃɑpt/

規則動詞の変化パターン⑤

語尾が-cで終わる動詞は、-kedをつけたします。

picnic
(ピクニックをする)
picnicked /píknɪkt/ picnicked /píknɪkt/
panic
(うろたえる)
panicked /ˈpænɪkt/ panicked /ˈpænɪkt/

不規則変化

一方、ルールにあてはまらず不規則に変化する動詞は、不規則動詞とよばれます。具体的に以下の①~④のパターンで変化をします。

不規則動詞の変化パターン①

現在形、過去形、過去分詞形とそれぞれが違う形に変化します。(A-B-C型)

現在形(原形) 過去形 過去分詞形
be動詞(です、is /ɪz/, are /ɚ/) was /wəz/, were /wəz/ been /bɪn/
do(する) // did /díd/ done /dˈʌn/
drink(飲む) /dríŋk/ drank /drˈæŋk/ drunk /drˈʌŋk/
eat(食べる) /íːt/ ate /éɪt/ eaten /íːtn/
choose(選ぶ) /tʃúːz/  chose /tʃóʊz/ chosen /tʃóʊzn/
break(壊す) /bréɪk/ broke /bróʊk/ broken /bróʊk(ə)n/
write(書く) /rάɪt/ wrote /róʊt/ written /rítn/
sing(歌う) /síŋ/ sang /sˈæŋ/ sung /sˈʌŋ/
steal(盗む) /stíːl/ stole /stóʊl/ stolen /stóʊlən/
swim(泳ぐ) /swím/ swam /swˈæm/ swum /swˈʌm/

不規則動詞の変化パターン②

過去形と過去分詞形が同じ形に変化します。(A-B-B型)

catch(捕まえる) /kˈætʃ/ caught /kˈɔːt/ caught /kˈɔːt/
have(持つ) /həv/ had /hˈæd/ had /hˈæd/
find(見つける) /fάɪnd/  found /fάʊnd/ found /fάʊnd/
keep(保つ) /kíːp/ kept /képt/ kept /képt/
say(言う) /séɪ/ said /séd/ said /séd/
stand(立つ) /stˈænd/ stood /stˈʊd/ stood /stˈʊd/

不規則動詞の変化パターン③

現在形と過去分詞が同じで、過去形だけが別の形に変化します。(A-B-A型)

come(来る) /kˈʌm/ came /kéɪm/ come /kˈʌm/
become(なる) /bɪkˈʌm/  became /bəkéɪm/ become /bɪkˈʌm/
run(走る) /rˈʌn/ ran /rˈæn/ run /rˈʌn/

不規則動詞の変化パターン④

現在形、過去形、過去分詞形がすべて同じで変化しない動詞もあります。(A-A-A型)

cut(切る) /kˈʌt/ cut /kˈʌt/ cut /kˈʌt/
set(置く) /sét/ set /sét/ set /sét/
cost([お金がかかる) /kˈɔːst/  cost /kˈɔːst/ cost /kˈɔːst/
hit(打つ) /hít/ hit /hít/ hit /hít/
read(読む) /ríːd/ read /red/ read /red/
shut(閉じる) /ʃˈʌt/ shut /ʃˈʌt/ shut /ʃˈʌt/

動詞の変化の覚え方

原型⇒過去形⇒過去分詞形の順に声に出して、三つの形をリズムにのってセットで覚えるようにしましょう。

くりかえし音読をしてそれらの音に馴染むことにより、次第に記憶に定着します。

また、実際に過去分詞を使った文の型を参考にし、使い方を意識しながら覚えていくのも一つの手です。

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過去分詞の使いかた

過去分詞の使いかた

過去分詞は、以下①から⑤の働きがあります。英文法において大切な項目の一つであり、TOEICなどの資格試験でもよく出題されます。

動詞的用法 ①受動(受け身)
②完了
形容詞的用法 ③名詞を修飾する
④補語になる
副詞的用法 ⑤分詞構文

それぞれの使い方については、別記事で詳しく解説します。

今回は、過去分詞を用いた基本の例文とその意味の説明にとどめますので、過去分詞の具体的な使いかたと大まかなニュアンスをおさえておきましょう。

受動(受け身)

過去分詞の動詞的用法である受動態(受け身形)は、「be動詞 + 過去分詞」の形をとり、「~される」という意味になります。

動作を「する側」ではなく、動作を促されたであろう「される側」を主語にするときに用います。

【例文】

be動詞過去分詞

This book is written in English.
(この本は、英語で書かれています。)

These dishes were cooked by my mother.
(これらの料理は、私の母によって作られました。)

完了

もう一つの動詞的用法として、過去分詞は完了形として使われます。

have + 過去分詞」の形をとり、ある動作が過去のある時点から現在までつながっているイメージを表します。

完了形は、

①完了「~したところだ」
②経験「~したことがある」
③継続「(ずっと)~している」

のいずれかの意味を表します。

【例文】

have/has過去分詞

I have just finished my homework.
(完了:私はちょうど宿題を終えたところです。)

I have read that book.
(経験:私はその本を読んだことがあります。)

He has lived in Tokyo since 2000.
(継続:彼は2000年から、東京に住んでいます。)

名詞を修飾

過去分詞には、名詞を修飾する形容詞的用法があり、名詞を前から修飾する前置修飾と、後ろから修飾する後置修飾があります。

過去分詞1語のみで名詞を修飾するときは前置修飾で、過去分詞と他の単語と2語以上で名詞を修飾するときは後置修飾を用います。

【例文】

過去分詞名詞

The police found her stolen car.
(前置修飾:警察は彼女の盗まれた車を見つけました。)

He showed me the watch given to him by his father.
(後置修飾:彼は彼のお父さんからもらったという時計を私に見せました。)

補語

過去分詞のもう一つの形容詞用法として主語や目的語を説明する働きがあり、基本文型の第2文型(SVC))と第5文型(SVOC)において補語(C)となります。

第2文型場合は、主語補語とよばれます。主語、動詞の後に過去分詞がきて、主語について説明をします。

また、第5文型の場合は、目的語補語とよばれます。目的語の後に過去分詞がきて、目的語の様子を表します。

【例文】

補語の役割をする過去分詞

She looks tired. (she = tired)
(第2文型:彼女は疲れているように見えます。)

I had my wallet stolen. (wallet = stolen)
(第5文型:私は財布を盗まれました。)

分詞構文

過去分詞の副詞的用法には、分詞構文として使うこともあります。

分詞構文は、「接続詞 + 主語 + 動詞」の副詞節の文を、分詞を用いてコンパクトに書き換えるという表現方法です。

口語より、新聞や小説などの文章表現でよく用いられます。

【例文】

過去分詞を用いた接続詞の意味となる文節

Persuaded by my parents, I’m going to college.
(両親に説得されたので、私は大学に行きます。)

Written in English, the book is difficult to understand for them.
(英語で書かれているので、その本は彼らにとって理解するのが難しいです。)

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練習問題

練習問題
以下に、練習問題を出しておきます。それぞれの英文は、繰り返し声に出して読んでください。そうすることで、過去分詞の構造に慣れることができます。

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過去分詞の使いかた
過去分詞への変化

基礎問題

(  )内の単語を過去分詞に変えてください。

問題1:He is (excite) to see that movie.
(彼はその映画を見て興奮しています。)

excited (形容詞として補語になる)

問題2:He has (study) English for three years.
(彼は三年間英語を勉強しています。)

studied (完了形)

問題3:The package was (carry) by him.
(その荷物は彼によって運ばれました。)

carried (受動態)

問題4:The thief was (catch) by the police.
(泥棒は警察によって捕まえられました。)

caught (受動態)

問題5:My mother is looking at the (break) window.
(私の母は壊れた窓を見ています。)

broken (形容詞として名詞を前置修飾)

応用問題

日本語と同じ意味になるように、(  )内に適切な過去分詞を入れてください。

問題1:The book was (  ) by many people.
(その本は多くの人に読まれました。)

read (受動態)

問題2:He has just (  ) his work.
(彼はちょうど仕事を終えたところです。)

finished (完了形)

問題3:His juice was (  ) by his brother.
(彼のジュースは、彼のお兄さんに飲まれました。)

drunk (受動態)

問題4:There are some clothes (  ) by a famous designer in that store.
(その店には、有名なデザイナーによって作られた服があります。)

made (形容詞として名詞を後置修飾)

問題5:The guests entered the (  ) room.
(ゲストは掃除された部屋に入りました。)

cleaned (形容詞として名詞を前置修飾)

問題6:My brother bought a (  ) car.
(私の兄は、使用された車[中古車]を買いました。)

used (形容詞として名詞を前置修飾)

問題7:(  ) in simple English, the novel is popular among children.
(簡単な英語で書かれていたので、その小説は子どもたちに人気です。)

Written (分詞構文)

まとめ

本記事では、過去分詞について例文とともに解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

過去分詞まとめ

  • 過去分詞とは:動詞の形が変化したものである。
  • 過去分詞への変化の形:規則変化と不規則変化がある。
  • 過去分詞の使いかた:受動態、完了形、名詞を修飾、補語、分詞構文としての働きができる。

過去分詞は、さまざまな働きができる大変便利な文法要素です。

過去分詞に変化するパターンと過去分詞がどの働きをしているのかを意識して使いこなすことで、ワンランク上の英語表現ができるようになります。

ぜひこの機会に練習をしてマスターしてください。

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