【テスト有り】中学英語の基礎文法をおさらい! 「There構文」とは?

【テスト有り】中学英語の基礎文法をおさらい! 「There構文」とは?

There 構文について、

使いかたがいまいちわからない…

文法上の理解があいまい…

と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

「There構文」は、There is~、There are~の形をとって、不特定の人やものの存在を表すことができます。

最初は難しく感じるかもしれませんが、基礎的なルールを理解すればしだいに使いこなせるようになります。

会話や文章において頻繁に使われる構文の1つです。いろいろなものの存在を具体的に表すことができますので、ぜひ、この機会にマスターして表現の幅を広げましょう。

今回は、おもに中学英語でならうThere構文について、例文と練習問題をまじえて詳しく解説します。

There構文の使いかた

There構文の使いかた

There構文は、「There+動詞+名詞」という構造で、人やものについて「~があります」「~がいます」という意味で用います。

人やものが存在することを表すために、以下のように動詞の前にthereを使用します。そして、動詞は通常はbe動詞が用いられ、修飾語はおもに場所を表します。

動詞名詞修飾語

There is a book on the table.(テーブルの上に本があります。)

特殊な形ですが、「主語 + 動詞 (S+V)」の第1文型に属します。このような構造は、存在文とも呼ばれ、英語では「existential there」といいます。

まずは、There構文の基本ルールを理解しておきましょう。

There構文とは

There構文において、注意しなくてはいけないポイントは主語です。文法上の主語は、thereですが、there単体では副詞で「そこに」という意味です。

しかし、There構文においては、thereは単独の意味をもちません。

「じゃあ、主語の意味はどこからとるの?」と疑問に思うかもしれませんが、There構文では、動詞のあとにくる名詞が意味上の主語の働きをします。

名詞

There is a cat on the sofa.
(ソファの上に一匹の猫がいます。)

  • 「There」は文法上の主語だが、単独では意味をもたない。
  • 名詞である「a cat(一匹の猫)」が意味上の主語の働きをする。

There構文の基本パターン

there構文を用いて「○○があります」、「○○がいます」と伝えることで、聞き手を話題の中に引っ張り込んでいくイメージがあります。

基本の形は、「There+ be動詞 + 名詞」で、意味上の主語となる名詞は、初めて話題にのぼる人やもののみ使用可能です。

基本文型

There + be動詞 + 名詞 + 修飾語
(場所を表す).

be動詞は後ろにくる意味上の主語である名詞とマッチさせなくてはいけません。もし、名詞が単数扱いならis、複数扱いならareを用います。

同様に、時制が過去形で名詞が単数扱いならwas、複数扱いならwereを使用します。

【現在形の例文】

There is a dog in the garden.
(庭に一匹の犬がいます。)

There are many people at the airport.(空港にたくさんの人がいます。)

There are several types of vegetables in the market.
(市場には数種類の野菜があります。)

There isとThere areは、以下のように短縮することも可能です。

There is ⇒There’s
There are ⇒there’re

【過去形の例文】

There was a dog in the garden.
(庭に一匹の犬がいました。)

There were many people at the airport.(空港にたくさんの人がいました。)

There were several types of vegetables in the market.
(市場には数種類の野菜がありました。)

There構文の間違い例

すでに述べましたが、There構文の意味上の主語として示す名詞は、原則として不特定の新情報でなければなりません。

よって、以下のように特定された名詞には使えませんので注意しましょう。

【間違いの例文】

✘ There is my dog in the garden.

My dog is in the garden.

⇒「my dog」では、私の犬であると特定しているので、There is構文は使用不可。

✘ There was the book on the table.

The book was on the table.

⇒「the book」とtheがつくことで特定の本を指すので、There is構文は使用不可。

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応用パターン

応用パターン

つぎに、There構文を用いた応用パターンも理解しておきましょう。ここでは、否定文、疑問文と、助動詞が含まれるthere構文について解説します。

否定文

There構文の否定文は、be動詞のあとに否定語のnotを置きます。あるものや人の存在を否定して、「~はありません」、「~はいません」という意味で用います。

否定文の基本文型

There + be動詞 + not + 名詞 + 修飾語.

【例文】

There is not a subway station near here.
(この近くには地下鉄の駅はありません。)

There are not any students in that school.
(その学校には一人も生徒がいません。)

There are not any books on the desk.
(机の上に本はありません。)

疑問文

There構文の疑問文は、あるものや人の存在をたずねます。

一般疑問文の場合は、be動詞を文頭に置き、そのあとにthereと名詞が続き、「~はありますか?」、「~はいますか?」という意味で用います。

一般疑問文の基本文型

be動詞 + There + 名詞 + 修飾語?

【例文】

Is there a subway station near here?(この近くには地下鉄の駅はありますか?)

Are there any students in that school?(その学校に生徒はいますか?)

Are there any books on the desk?
(机の上に本はありますか?)

また、what(なに)やwhere(どこに)などの疑問詞を使った疑問文の場合、疑問詞を文頭に置き、「なにがありますか?」、「どこにありますか?」とたずねます。

【例文】

Where is there a subway station near here?
(この近くのどこに地下鉄の駅はありますか?)

How many students are there in that school?
(その学校には何人の生徒がいますか?)

What is there on the desk?
(机の上にはなにがありますか?)

助動詞が使われる場合

There構文で助動詞を使う場合は、助動詞をbe動詞の前に置き、その後のbe動詞は原形にするのがルールです。

助動詞を用いることで人やものの存在に対して、確信や推量、提案といったニュアンスを加味することができます。

There may be ~があるかもしれない
~はいるかもしれない
There must be ~があるにちがいない
~はいるにちがいない
There should be ~があるべき
~がいるべき
助動詞が含まれる場合の基本文型

There + 助動詞 + be動詞 + 名詞 + 修飾語.

【例文】

There may be a teacher in the classroom.
(教室に先生がいるかもしれないです。)

There must be a better way.
(もっと良い方法があるにちがいないです。)

There should be more hospitals in this town.
(この町にはもっと病院があるべきです。)

動詞がbe動詞以外の場合

There構文の動詞はbe動詞を使うことがほとんどですが、be動詞以外に存在や出現を表す動詞を使うこともあります。

be動詞のときと同じように、動詞は後ろにくる意味上の主語である名詞とマッチさせなくてはいけません。

もし、名詞が単数なら動詞は三単現のsをつけ、名詞複数なら動詞は原形にします。また、過去のことを表すなら、その動詞を過去時制にします。

【使用する動詞例】

There exist(s) ~が存在する
There seem(s) ~があるようだ
There come(s) ~がくる
There remain(s) ~のままである
There happen(s) ~が起こる
There arise(s) ~が発生する
動詞がbe動詞以外の基本文型

There + 存在や出現を表す動詞 + 名詞 + 修飾語.

【例文】

There exists a poverty problem in that country.
(その国には貧困問題が存在します。)

There happened an incident in the village.
(その村で事件が起こりました。)

There arose an argument in the classroom.
(教室でけんかが発生しました。)

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練習問題

練習問題
以下に、練習問題を出しておきます。それぞれの英文は、繰り返し声に出して読んでください。そうすることで、There構文の使い方に慣れることができます。

基礎問題

日本語の意味と同じになるようにThere構文を用いて (  )に適切な語句を入れてください。

問題1:(  ) (  ) three hospitals in our village.
(私たちの村には、病院が3か所あります。)

There are

問題2:(  ) (  ) many people on that street.
(その通りには、たくさんの人がいます。)

There are

問題3:(  ) (  ) plenty of money in my wallet.
(私の財布にはたくさんのお金があります。)

There is

問題4:(  ) (  ) a great teacher at that school.
(その学校には偉大な先生がいました。)

There was

問題5:(  ) (  ) no customers in the restaurant.
(そのレストランには、お客さんがいませんでした。)

There were

問題6:(  ) (  ) (  ) any foods in the refrigerator.
(冷蔵庫にはなにも食べ物がありません。)

There are not

問題7:(  ) (  ) any museums in this town?
(冷蔵庫にはなにも食べ物がありません。)

Are there

問題8:(  ) (  ) (  ) any Japanese restaurants near here?
(この近くで、日本料理店はどこにありますか?)

Where are there

問題9:(  ) (  ) (  ) more employees in our company.
(私たちの会社には、もっと従業員がいるべきです。)

There should be

問題10:(  ) (  ) (  ) an improvement plan.
(改善案があるにちがいないです。)

There must be

応用問題

日本語の内容にあうように (  )の語を並び替えてください。

問題1: (are, many, books, there) on that shelf.
(その棚には、たくさんの本があります。)

There are many books

問題2: (tree, a, there, big, is) in my garden.
(私の庭に、1本の大きな木があります。)

There is a big tree

問題3: (banks, are, both, there, on, sides) of the street.
(その通りの両側に、銀行があります。)

There are banks on both sides

問題4:(is, famous, there, temple, a) in this area.
(このあたりに有名なお寺があります。)

There is a famous temple

問題5: (a, there, here, was, library) last year.
(去年、ここには図書館がありました。)

There was a library here

問題6:(sheep, many, there, are, how) on the farm?
(農場には何匹の羊がいますか?)

How many sheep are there

問題7:(key, a, there, is) on your desk?
(あなたの机の上に、カギはありますか?)

Is there a key

問題8:(are there pineapples not, any) in that store.
(その店には、ひとつもパイナップルがありません。)

There are not any pineapples

問題9:(be, questions, must, there) at the meeting.
(会議では、質問があるにちがいないです。)

There must be questions

問題10:(be, park, a, there, may) around here.
(このあたりに公園があるかもしれません。)

There may be a park

まとめ

本記事では、There構文について例文とともに解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

There構文まとめ

  • 不特定の人やものの存在を表したいときに使う。
  • 基本文型:There + be動詞 + 名詞 + 修飾語(場所を表す).

◎意味上の主語と文法上の主語がある
⇒thereが文法上の主語、be動詞のあとの名詞が意味上の主語。

◎Thereのあとにくるbe動詞は、後ろに来る名詞とマッチさせる
⇒名詞が単数の場合はis、複数の場合はare。

There構文は相手の意識の中に、その人やそのものの存在を浮かび上がらせるような効果があります。うまく使いこなすことで、ストーリー性のある情報を伝えることができるようになります。

頻繁に使われ応用のきく英語表現ですので、ぜひこの機会に練習をしてマスターしてください。

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