子供に英語を教える時の効果的な教え方と教材の選び方について

子供に英語を教える時の効果的な教え方と教材の選び方について

小学校での英語教育が必修化されたことにより、小学校入学前から英語教育をスタートする傾向が強まっています。

しかし、実際に自宅で幼い子供に英語を教えるとなると、教材の選び方や英語の教え方などが分からず、どのような英語教育を子供に受けさせたらいいのか悩んでしまうと思います。

特に、たくさんある子供向けの英語教材の中から、子供に合った教材を選ぶのは容易なことではありません。そこで、この記事では、子供に英語を教える際に役立つおすすめの教材を紹介します。

子供に英語を効果的に教えるポイントも合わせて紹介していますので、「子供が幼いうちから英語に触れさせておきたい!」という方はぜひ参考にしてください。

子供に英語を教える前に知っておきたいこと

  1. 英語学習を始めるのに最適な年齢を把握する
  2. 書籍で「子供に対する英語の教え方」についての知識を身に付ける

子供に英語を教えるのは何歳から?

まず、子供に英語を教え始めるにあたって、一番気になるのが「英語教育は何歳から始めたらいいのか」ですよね。

一般的に、言語を習得するのに最適な「臨界期」は9歳頃までといわれており、臨界期を過ぎてしまうと、言語を学習する能力は衰えていくと考えられています。

そのため、子供が幼少期のうちから英語に触れさせておくことが重要です。

1歳前後のうちは、英語の音を聞いてその意味を理解することはまだできませんが、2〜3歳になれば「英語耳」を育てていくことができるようになります。

教材ごとに「対象年齢」が決まっているので、使いたい教材の対象年齢に合わせて、できるだけ早い時期から英語の勉強を始めるといいでしょう。

「子供に対する英語の教え方」を書籍で学んでおこう

自分自身の英語力に関係なく、「子供に英語を教える」というのは容易なことではありません。

そのため、子供に効果的に英語を教えられるか不安に感じるようであれば、書籍で「子供に対する英語の教え方」を学ぶことをおすすめします。

例えば、『10万組の親子が学んだ 子どもの英語「超効率」勉強法』という書籍では、英語の早期習得のメリットや、従来の勉強法と「超効率」勉強法の違いなどが詳しく解説されています。

子供に自信を持って楽しく英語を教えられるように、効率のいい英語の勉強法について学んでおきましょう。

【通信教材編】子供におすすめの英語教材

「どの教材を使ったらいいか分からない…」という方に向けて、おすすめの教材を紹介します。実際におすすめする子供向け英語通信教材は次の2つです。

  • ミライコイングリッシュ
  • ディズニー英語システム

それぞれの教材の特徴やメリット、費用などについて詳しく説明していきます。

ミライコイングリッシュ

ミライコイングリッシュ画像

ミライコイングリッシュは、「毎日見るだけ30分」で、子供の英語への興味関心を育て、英語学習に自発的に取り組む習慣を作って、楽しみながら英語の基礎力を育む英語教材です。

NHK「基礎英語1 (2016〜18年度)」の講師を監修者に迎え、5年の歳月をかけて開発された本格英語教材は、楽しみながら見るだけで、幼児期に必要な基礎文法や単語を学び、ネイティブな発音を身につけることができます。

見本動画

教材の内容

ミライコイングリッシュ教材

ミライコイングリッシュは、1日30分のDVD視聴で子供が英語を好きになり、自発的に英語を学ぼうとする習慣を作り、2年で英語学習のベースとなる基礎力を育みます。

DVDには子供が思わず発音を真似したくなるような仕掛けが施されており、見続けていくうちに自然とネイティブな発音が口から飛び出してくるようになります。

DVDを見終わったら、無料会員登録で自由に使えるオンラインコンテンツを使い、楽しくアウトプットして学びを定着させることも可能です。

教材には、30分の視聴が終わるごとに貼るご褒美シール「できたよシール」がセットになっています。
「貼り続けると大きな絵が完成する」など15枚のDVDそれぞれ、シールの内容が異なるため、子供の好奇心を刺激して学びの継続へと繋げていきます。

ミライコイングリッシュを申し込むと、次の4つの教材が可愛い収納BOXに入って自宅に届きます。

  • DVD×15枚(1枚約30分・全250以上のエピソード)
  • CD×3枚(全41曲)
  • できたよシール×15シート
  • BOX用アルファベットシール×2シート

※DVDパッケージの内側がシール台紙になっています
※収納BOXにすべての教材がまとめて収納できます

教材の価格とセット内容

ミライコイングリッシュの教材は、58,600円(税・送料込)の買い切り型です。
一度購入してしまえば、それ以降は月額料金や追加料金などといったランニングコストが一切掛かりません。
分割払いの場合は、月々9,766円(税・送料込)の6回払いとなり、総額は一括でも分割でも同じです。
月額制の子供英会話教室のグループレッスン料の相場が8,000円〜1万円前後といわれていますので、グループレッスンに半年通わせるのと同程度の出費で、8年分の教材を揃えることができます。
購入前に中身を確かめたいという方のために、ミライコイングリッシュのホームページでは20分間の本編映像をサンプル動画として公開しています。
購入前に子供と教材の相性を確かめてみたいという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

教材名 ミライコイングリッシュ
対象年齢 0〜8歳
価格 58,600円(税・送料込)
※買い切りタイプ
セット内容 ・DVD×15枚
・CD×3枚
・できたよシール×15シート
・BOX用アルファベットシール×2シート
・収納BOX
返金保証 なし(サンプル動画でお試し可)
こんな方に向いています

・英語の基礎を身につけさせたい
・ネイティブの英語を学ばせたい

ミライコイングリッシュ
※オンラインサンプル映像公開中

ディズニー英語システム

ディズニー英語システム

続いて紹介するのは、「子供向け英語教材といえばこれ!」といわれるほどの子供向け教材の定番『ディズニー英語システム』です。

『ディズニー英語システム(Disney’s World of English)』は、ウォルト・ディズニー・カンパニーが正式に認めた英語教材です。

教材の内容

『ディズニー英語システム』は、0歳〜12歳の子供を対象とした教材です。

一番の特徴は、オールングリッシュの教材が使われているところ。アメリカのウォルト・ディズニー・カンパニーが制作した教材ということもあり、日本語は一切使われていません。

そのため、英語ネイティブの子供が英語を習得するように、自然に英語を学ぶことができます。

また、教材には子供が大好きなミッキーやミニー、ドナルドなどのディズニーキャラクターがたくさん登場するため、子供の興味・関心を引き出してあげることができます。

ディズニーの人気キャラクター達と一緒に、子供が楽しく英語に触れられるのは、『ディズニー英語システム』の一番のメリットでしょう。

教材の価格とセット内容

ディズニー英語システムの教材は、単品またはセットで購入することが可能です。単品で購入するかセットで購入するかによって、価格が異なリます。

実際には、教材の組み合わせが40通り以上あり、各家庭のニーズにあったセット内容を提案してもらえます。ここでは、ディズニー英語システムの主要パッケージ2つの価格を紹介します。

ワールドファミリー・パッケージ
一般価格:912,000円(会員(※)価格:892,000円)

こちらは、ディズニー英語システムの教材がすべてセットになったパッケージです。他のパッケージと比べて、値段はかなり高くなりますが、このパッケージを一度購入しておけば、後から教材を買い足す必要がありません。

「子供の英語教育に必要な教材を一気にすべてそろえたい!」という方におすすめです。

シングアロングセット

一般価格:148,000円(会員価格:168,000円)

シングアロングは、ディズニーの歌で楽しく英語を学べる子供向け教材です。特典として、「プレイアロングセット」が付いてきます。「歌とおもちゃで、子供に楽しく英語を学ばせてあげたい!」という方におすすめです。

教材名 ディズニー英語システム
(DWE)
対象年齢 0歳〜12歳
価格 セットごとに異なる
セット内容 ・テキスト3冊
・テキスト対応CD 12枚
・復習用CD 1枚
・発音・フレーズ解説DVD 1枚
返金保証 なし
(無料サンプルでお試し可)

ディズニー英語システムの公式ホームページでは、次の4点が入った「無料サンプルセット」を取り寄せることができます。

  • CD 1枚
  • DVD 1枚
  • 歌の絵本
  • お風呂でABCポスター

実際にCDやDVDなどといった教材を使って、ディズニー英語システムの使用感を試すことができます。気になった方は、ぜひ無料サンプルを取り寄せてみましょう。

※会員とは、ディズニー英語システムの正規購入者をサポートするプログラム「ワールド・ファミリー・クラブ」会員のことでで、入会には別途会費がかかります。

こんな方に向いています

・ディズニーが好きなお子様
・親子で一緒に遊びながら学習

ディズニー英語システム
※無料サンプル申し込み受付中

教材の種類は大きく分けて2つ

教材の種類は大きく分けて2つ

自宅で子供に英語を教えるにあたって、多くの親御さんが教材の購入を考えると思います。一口に「子供向け英語教材」とはいっても、実際には大きく分けて、

  • 通信教材
  • 市販教材

の2種類が存在します。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを確認しておきましょう。

通信教材のメリット・デメリット

メリット

  • 本格的な英語教育ができる
  • 「買い切り型」の場合、ランニングコストが不要

デメリット

  • 価格が高い

通信教材は、市販教材と比べて価格が高いという傾向があります。しかし、通信教材は「自宅にいながら本格的な英語学習ができる」という点で優れています。

「何千とある市販教材の中から、良い教材を選び抜く自信がない…」という方や、「子供と一緒に自宅で楽しく英語を勉強したい!」という方には、通信教材がおすすめです。

市販教材のメリット・デメリット

メリット

  • 価格が安い
  • 手軽に始められる

デメリット

  • 定期的に新しい教材を購入する必要がある

市販教材は、費用を抑えて英語学習を始めることができるという点で優れています。

「英語に触れたことがない子供の導入教材として、まずは1冊購入してみたい」という方には、市販教材がおすすめです。

【市販教材編】子供におすすめの英語教材3選

【市販教材編】子供におすすめの英語教材3選

続いて、「まずは費用を抑えて、子供に英語を教えることにチャレンジしてみたい!」という方におすすめの市販教材を2つ紹介します。今回ピックアップした教材は、次の3つです。

  • にほんごえいごなまえずかん
  • ハイハイ英語 0歳から楽しく学ぶ英語
  • おふろでおぼえる はじめてのえいご

それぞれの教材の特徴を、詳しく説明していきます。

にほんごえいごなまえずかん

『にほんごえいごなまえずかん』は、0歳〜6歳の子供を対象とした市販教材です。野菜やくだもの、動物、昆虫など、身近なものの英単語を、可愛いイラストと一緒に学ぶことができます。

図鑑と音声ペンがセットになっており、図鑑のイラストに付いている「ペンマーク」を音声ペンでタッチすると、英単語の正しい発音を聞くことができます。

ペンのモードを切り替えると、日本語の音声を聞くこともできるので、「日本語と英語の語彙を同時に増やしていきたい」という親御さんにおすすめです。

また、市販の教材ということもあり、図鑑と音声ペンのセットで4,070円とコスパがいいのも嬉しいポイントです。

ハイハイ英語 0歳から楽しく学ぶ英語

『ハイハイ英語 0歳から楽しく学ぶ英語』は、幼児・子供向けの英語教材DVDです。子供に英語に興味を持ってもらうきっかけになるような、子供向け英語コンテンツを探しているという方におすすめです。

「粘土」「オリガミ」「ちぎり絵」など、さまざまなアニメーションスタイルの動画が10個収録されており、楽しく英語に触れることができます。

具体的には、フォニックス(英語の発音ルール)を楽しく学べる動画や、リズムに合わせてアルファベットを覚えられるABCの歌が収録されている動画など、さまざまな動画が収録されています。

ハイハイ英語の公式サイトでは、実際の製品に収録されている動画のサンプルを視聴することができますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

おふろでおぼえる はじめてのえいご(キッズレッスン)

『おふろでおぼえる はじめてのえいご』は、お風呂の壁に貼って、絵単語を学習することができるポスタータイプの教材です。食べ物や動物、数字、色など、子供にとって身近な単語が70語以上収録されています。

英語と一緒に日本語も記載されているので、これまで英語に触れたことがないというお子さんでも問題なく勉強できます。

シンプルなポスタータイプの教材でありながら、基本の英単語をしっかり学習することができる『おふろでおぼえる はじめてのえいご』は、英語学習の入門編として利用することをおすすめします。

「まだ本格的な英語学習をスタートするのには早いけど、少しずつ英語に触れさせていきたい…」という方は、このポスター教材を活用してみましょう。

子供に英語を効果的に教える方法

子供に英語を効果的に教える方法

最後に、子供に英語を効果的に教えるコツを3つ紹介します。

親子で一緒に英語を楽しむ

子供に英語を教えている最中は、「親子で一緒に楽しむこと」を意識しましょう。

この記事で紹介した教材は、どれも子供向けに作られたものとはいえ、幼い子供にとっては学習の意図をくみ取るのは容易なことではありません。

親が隣に付いて一緒に教材に取り組むことで、子供も安心して楽しく英語を学習できるようになります。

スキマ時間を活用する

子供によっては、学校の宿題や習い事で忙しく、「まとまった学習時間を確保するのが難しい…」と感じることがあるでしょう。

そんな時は、夜ご飯を食べる前やお風呂から出た後など、5分〜10分といったスキマ時間を活用することをおすすめします。

5分程度のスキマ時間があれば、英語の歌を聞いたり、英単語を学習したりすることができます。

オンライン英会話を併用する

最後に、子供に英語の基礎が身に付いてきたら、教材とオンライン英会話を並行して利用するのもいいでしょう。

特に「子供に実際に英語を話す機会を作ってあげたい」という場合は、オンライン英会話の利用が効果的です。

教材とオンライン英会話を併用することにより、インプットとアウトプットをバランスよく行うことができます。

まとめ

この記事では、「子供に英語を教えたい!」という親御さんに向けて、おすすめの教材と効果的に英語を教える方法を紹介しました。

「通信教材を利用したい!」という方には、次の2つの教材がおすすめです。

  • ハッピーイングリッシュ
  • ディズニー英語システム

これらの教材は、初期費用がかかりますが、買い切り型なのでランニングコストを抑えられるというメリットがあります。

そして、「市販教材を使って手軽に英語学習を始めたい!」という方には、次の3つの教材がおすすめです。

  • にほんごえいごなまえずかん
  • ハイハイ英語 0歳から楽しく学ぶ英語
  • おふろでおぼえるはじめてのえいご

この記事で紹介したおすすめ教材と学習のポイントを参考に、子供に合った英語教材を見つけて、英語の早期習得を目指しましょう。