![セブ島だけじゃない?フィリピンでの社会人留学におすすめなエリアと学校を紹介!](https://englishfactor.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/Philippines-working-adult2.png)
近年フィリピンは社会人の留学先として脚光を浴びています。
フィリピンの中でも特にセブ島は、社会人の留学先として屈指の人気度を誇っていますが、実は社会人におすすめなフィリピンの留学先は他にもあることをご存知でしょうか?
今回はセブ島だけにとどまらないフィリピンでの社会人の留学先としておすすめなフィリピンのエリアと、エリアごとのおすすめな学校を紹介していきます。
目次
社会人の留学先としてフィリピンをおすすめする理由
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一口に社会人留学と言っても留学する目的は人によって異なりますが、フィリピンはどのような目的であっても魅力的な留学先であることに間違いありません。
なぜフィリピンが社会人の留学先としておすすめなのか、その理由は主に5つあります。
短期間でも留学できる
留学は長期に及ぶというイメージを持たれる方は少なくありませんが、フィリピンであれば短期間でも留学できます。
フィリピン留学の特徴の1つに豊富な短期プログラムがあることが挙げられます。
短いものなら1週間から2週間程度です。
そのため、なかなか休みがとれないという方でも、長期休暇期間中や有給を取得して手軽に社会人留学するとことが可能です。
留学準備が簡単
社会人留学を含め、留学の準備は煩雑というイメージを持たれる方は多いのではないでしょうか。
しかし、フィリピンへの留学となると事情は異なります。
フィリピンの場合、30日以内であればビザを申請する必要がありません。
また、滞在期間が30日を超えてしまいそうになっても、フィリピンなら現地で延長申請することができます。
そのため、わざわざ帰国してフィリピンの日本大使館に行くなどといった手間が必要ないので、忙しい社会人にとっては最適な留学先です。
英語力を効率的に向上できる
短期間でも留学できるフィリピンですが、英語力の効率的な向上にも期待が持てます。
フィリピンには社会人を対象とした学校が多く、さらに授業スタイルの多くが少人数制かマンツーマンです。
中には「スパルタ」と呼ばれる教育方式を採用している学校もあり、そうした学校を選べば、母国語禁止などといった厳しいルールの中で英語力を磨くことが可能です。
このようにフィリピン留学なら効率的に英語力を向上させられます。
人脈が広がる
フィリピンには、日本のみならず世界中の社会人が留学先に選んで滞在しています。
そのため、フィリピンへの社会人留学は世界中に人脈を広げるチャンスと言えます。
フィリピンに社会人留学する際にはぜひ、他国から来ている社会人留学生と積極的にコミュニケーションをとって人脈を広げていきましょう。
休日はリゾートでのんびりできる
休日にリゾートでのんびりできるのは、フィリピン留学ならではの特典です。
フィリピンには、セブ島をはじめとする数々のリゾート地があります。
勉強の合間に白い砂浜でのんびり過ごしたり、スノーケリングやダイビングなどといったアクティビティーを満喫したりできます。
また、街中の歴史的な建築物やユニークな食文化に触れるのもいいでしょう。
フィリピンで社会人留学するときの注意点は?
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社会人の留学先として人気があるフィリピンですが、フィリピンに留学する際に注意しなければならないこともあります。
フィリピンで社会人留学する際の注意点を4点にまとめました。
地域によっては治安が悪い
フィリピンは地域によって治安の良さにバラつきがあり、中でも首都マニラの治安の悪さは有名です。
社会人の留学先として人気があるセブ島は、フィリピン国内では治安が良い方ですが、それでも注意は必要です。
フィリピンでは、貴重品を目立つところに身に着けない、深夜の外出は控える、危険と思われる場所には近づかないなど、安全対策は徹底して行いましょう。
インフラが整っていない
近年急成長しているフィリピンですが、日本と比べるとインフラは整っていません。
そのため停電が少なからぬ頻度で起きます。
インターネット環境については地域や学校によってまちまちで、総じて日本と比べると見劣りします。
留学する学校は社会人の多いところを推奨
フィリピンにはたくさんの語学学校がありますが、学校によって学生を多く受け入れているところもあれば、社会人が多いところもあります。
フィリピンに社会人留学する際は、学生の多い学校よりも社会人の多い学校の方がおすすめです。
なぜなら社会人の多い学校であれば、ビジネス英語など社会人のニーズにあったコースが充実しているからです。
また、在学中に他国の社会人と触れ合うことで人脈が広がるだけにとどまらず、お互いのキャリアについて情報交換できるなど、帰国後のキャリアに大きく影響する経験が積めるでしょう。
講師は必ずしもネイティブではない
語学学校が充実しているフィリピンですが、講師は必ずしもネイティブというわけではありません。
フィリピン人は確かに英語が上手ですが、発音がネイティブとはやや異なる上、話すスピードもネイティブと比べるとゆっくりです。
しかし、そんなフィリピン人の英語だからこそ、基礎的な英語力が向上しやすいという側面もあり、社会人の留学先として重宝されているという事情があります。
フィリピンへの社会人留学をタイプ別に紹介
![フィリピンへの社会人留学をタイプ別に紹介](https://englishfactor.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/Philippines-working-adult_type.png)
一口にフィリピンに社会人留学をするといっても、留学する目的や期間など、人によって様々です。
そこでフィリピンへの社会人留学を4種類のタイプに分けて紹介します。
旅行を兼ねた短期留学
フィリピンへの社会人留学の魅力に、短期間でも留学できる点があります。
そのため、仕事が暇な期間に1週間から2週間程度の休みをとって、勉強しつつ旅行をするといったことが可能です。
このタイプの留学は、がっつりスキルアップするというよりは、フィリピンで英語を学びつつ様々な経験をすることに重きが置かれます。
キャリアアップを目指す長期留学
今後のキャリアアップを見据えてフィリピンに社会人留学するというのであれば、1か月以上の長期留学が基本です。
長期の有給休暇や休職制度などを利用して、1か月程度の留学のための時間を作りましょう。
1か月間集中してビジネス英語を学ぶことができれば、帰国後のキャリアアップに繋がります。
中でも「スパルタ」と呼ばれる仕組みを導入している学校を選べば、母国語禁止などといった厳しいルールの中で英語漬けの生活を送れるため、緊張感を持って学習に取り組めます。
転職前留学
転職活動をはじめる前に、英語力を向上させておきたいということで、フィリピンに社会人留学される方も少なからずいます。
転職前のバケーションを兼ねた社会人留学から、転職を有利にするための手段として長期にわたって集中的にビジネス英語を学ぶ人まで、留学の目的は人それぞれです。
定年後留学
近年では、定年退職後に留学する「シニア留学(定年後留学)」をする方が増えています。
フィリピンも定年後の社会人留学先として脚光を浴びています。
フィリピンにはシニアコースが充実している学校もあり、定年後の社会人留学先としてもフィリピンはおすすめです。
フィリピンでの社会人留学におすすめなエリア
![フィリピンでの社会人留学におすすめなエリア](https://englishfactor.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/Philippines-working-adult_area.png)
一言でフィリピンと言っても、フィリピンはたくさんの島で構成されていますから、どの島を選んだら、安心安全で快適な留学生活を送れるのでしょうか。
今回はフィリピンで社会人留学するならどのエリアがおすすめなのか、エリアを2か所にしぼって紹介します。
セブ島
![セブ島](https://englishfactor.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/Philippines-working-adultcebu-island2.jpg)
フィリピンで最も多くの語学学校が集まっているのがセブ島です。
日本から直行便で4時間程度とアクセスが良く、その上治安の良いリゾートを多く擁しているのがセブ島の強みです。
また、語学学校がたくさん集まっているだけのことはあり、留学の目的に合う学校選びができるというメリットもあります。
そのため、セブ島はフィリピンの社会人留学の定番留学先になっており、その証拠にセブ島では多くの日本人留学生を目にします。
バギオ
![バギオ](https://englishfactor.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/Philippines-working-adult_baguio2.jpg)
バギオはセブ島ほど知名度が高くありませんが、近年では質の高い教育を受けられるとして、社会人の留学先として注目されはじめている穴場スポットです。
バギオはフィリピン北部のルソン島にある高原都市で、日本からの直行便がなく、アクセスの面ではルソン島に劣りますが、フィリピンでは珍しい常春のような気候で、暑さが苦手な方でも快適に過ごせます。
また、治安の面でもバギオはセブ島に劣らず良好で、大学が多い教育熱心な地域として知られています。
フィリピンでの社会人留学におすすめな学校(セブ島)
![フィリピンでの社会人留学におすすめな学校(セブ島)](https://englishfactor.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/Philippines-working-adult_cebu-island.png)
フィリピンにはたくさんの語学学校があり、何を基準に選べばいいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
まずはフィリピンでの社会人留学先の定番であるセブ島エリアのおすすめな学校を5校ピックアップして紹介します。
MeRISE
セブ島には日本人が経営している語学学校が多くあります。
MeRISEもその一つで、MeRISEの受講生の多くが日本人の社会人です。
MeRISEの特徴は、個々のニーズに合わせたカリキュラムがあることです。
カリキュラムをオーダーメイドで組んでくれますし、受講生1人に1人の担任講師がつくコアティーチャー制度を採り入れていて、受講からフィードバックまできめ細かな指導が受けられます。
CIA
たくさんの語学学校を擁するセブ島ですが、実は20年以上運営されている語学学校は、セブ島を含めフィリピン国内においては少数派です。
そんな老舗校の一つがセブ島にあります。それがCIAです。
CIAはセミスパルタ方式を採用しており、1日あたりのレッスンの時間は最大8時間、テストなども毎日行われます。
校内には大型プールがあり、1日のレッスンが終わったらプールで寛いで気分転換を図るということも可能です。
Philinter
Philinterもセブ島で20年以上運営されている老舗校で、セブ島で初めてセミスパルタ方式を導入した学校でもあります。
現在ではセミスパルタよりさらに厳しいスパルタ方式も導入されています。
初級者から上級者向けまで幅広いカリキュラムを持つPhilinterですが、Philinterの名物講座はセミスパルタ方式のGeneral ESLと、スパルタ方式のIntensive ESL、英会話に特化したIntensive English Speakingの3つです。
また、Buddy Teaching Systemと呼ばれる担当講師が受講生を直接サポートする仕組みもあり、受講生と講師が密接にコミュニケーションをとれるようになっています。
さらにPhilinterには日本人マネージャーが在籍しているため、初めての社会人留学でも安心です。
First English Global College
First English Global Collegeは、日本人に特化した語学学校です。
この学校の授業のメインは1日最大8時間のマンツーマン授業で、日本人特有のニーズをくみ取った受講生ごとのオーダーメイドカリキュラムを製作し、日本人特有のニーズに応えています。
さらに、この学校には親子留学プランもあり、12歳以下の子供も受け入れています。
Genius English
Genius Englishは、フィリピンでは珍しくネイティブ講師による授業を受けられる語学学校です。
そのため、フィリピンへの社会人留学でネイティブの英語を学びたいという方にはおすすめの学校です。
アラブ資本のこの学校は受講生の国籍の幅が広く、モンゴル、アラブ諸国、ヨーロッパ諸国からも受講生が集まるので、ここで学べば世界中に人脈が広がります。
フィリピンでの社会人留学におすすめな学校(バギオ)
![フィリピンでの社会人留学におすすめな学校(バギオ)](https://englishfactor.jp/media/wp-content/uploads/2025/02/Philippines-working-adult_baguio.png)
バギオにある学校は、セブ島と比べるとスパルタな傾向があります。
そんなバギオの社会人留学におすすめな学校を5校紹介します。
BECI(シティキャンパス、スパルタ校、The CAFE)
BECIは、特にスピーキングに強い学校として高評判を得ています。
そんなBECIのキャンパスは、学び方によって3つに分かれます。
母国語禁止、平日外出禁止など徹底したスパルタ教育が売りの「スパルタ校」、アットホームな雰囲気で学べる「The CAFE」、ワーケーションと両立できる自由度の高い「シティキャンパス」の3キャンパスです。
中でもシティキャンパスはバギオで唯一門限が設定されていません。
Baguio JIC(メイン校、プレミアム校)
Baguio JICは、IELTS対策に定評がある学校として知られています。
Baguio JICには校舎が2つあり、スパルタ又はセミスパルタ方式でIELTS対策に力を入れているメイン校と、セミスパルタ方式でスピーキングに力を入れているプレミアム校に分かれます。
プレミアム校には、社会人にはうってつけの分野ごとの実践英語が学べるTEP ESLと呼ばれる講座があます。
PINES(メイン校、IELTS校)
PINESでは学ぶ目的によってキャンパスを変えています。
メイン校の一般英語コース(Power speaking、Intensive ESL、Power ESL)は、マンツーマン授業とグループセッション、オプションクラスの組み合わせで構成されています。
このうちPower ESLのPower ESL7では、受講生一人ひとりにレッスン内容をカスタマイズした1日7時間ものマンツーマン授業を受けることができます。
IELTS対策については第2キャンパスのIELTS校が対応しています。
WALES
多国籍な学生教育を教育理念に掲げているWALESは、キャンパス内での母国語の使用を徹底して禁止するなどスピーキングに特に力を入れています。
授業中に限らず常にコミュニケーション手段として英語を使うことを強いられるため、英語でのコミュニケーションスキルを効率的に上げたい社会人にはうってつけの学校です。
また、受講生の約2割が中近東諸国とも言われているWALESでは、フィリピンのみならず様々な国の文化に触れることができます。
MONOL
スパルタ方式の学校が多いバギオにおいて、楽しみながら学ぼうというコンセプトを掲げているMONOLは珍しい存在です。
バギオ最大級の敷地面積を持つキャンパスには、教育設備に加えてジム、ヨガルーム、ゴルフ場、サウナ、BBQスペースなどが備わっており、日々の生活を楽しみながら英語を学べます。
社会人留学におすすめなフィリピンで英語力アップしよう!
フィリピンへの社会人留学には、メリットだけでなく注意点もありますが、総合的に見てフィリピンは社会人留学におすすめな場所と言えます。
その理由の一つが、留学準備が簡単なのに集中して英語を学べる環境がフィリピンにはあると言うことです。
リゾートを満喫しながら英語を学ぶことができますし、逆に自らを律してスパルタ教育に身を置くこともできます。
ぜひこの機会に、フィリピンに社会人留学をしてみませんか。