英語で注文してみよう!レストラン・カフェで使える英会話フレーズと例文

英語で注文してみよう!レストラン・カフェで使える英会話フレーズと例文

海外旅行の楽しみのひとつといえば、現地の飲食店で美味しい食事やドリンクを堪能することですよね。

でも、「英語力が心配で」、あるいは「英語で注文をする自信がない…」などという人は結構多いのではないでしょうか。

レストランやカフェで使える英会話フレーズは、特に難しい単語や文法事項が多いわけではありませんので、事前に学習して繰り返し練習しておくことで、英語でスマートに注文できるようになります。

この記事では、海外でレストランやカフェ、ファストフード店を訪れた際に使える英語フレーズと例文、そして基本英単語を紹介します。

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レストラン・カフェで使えるYoutube動画

YouTubeチャンネルでもレストラン・カフェで使えるフレーズを紹介しています。
※➀~➂まであります。

入店から着席まで

入店から着席まで

まずは、お店に入ってから着席するまでで使える英語フレーズを紹介します。

入店時の挨拶

お店に入って店員さんが“Hi!”と声をかけてくれたら、こちらからも元気に挨拶をしましょう。

Hi, how are you?/Hello.
「こんにちは。」

Hi, are you open?
「こんにちは。営業していますか?」

お店が営業しているのか不確かなときは、“Are you open?”と聞いてみましょう。

*このopenは、「(店などが)開いていて/営業していて」という意味の形容詞です。

What time do you open?
「何時に営業を開始しますか?」

*このopenは、「開店する」「(店などを)営業する」という意味の動詞です。

Are you still open? What time do you close?
「まだ営業していますか?何時に閉まりますか?」

空席の確認

Table for 2?
「ふたりです。」

Do you have a table for 2?「ふたり分の席はありますか?」の、Do you have aを省略した形です。

また、“Do you have a reservation?”と聞かれたら、以下のように答えましょう。

Yes, I booked a table for 2 at 6 o’clock.
「はい、6時に2名で予約をしました。」

I’m Ayaka.
「私はあやかです。」

予約の確認のために名前を聞かれたら、苗字ではなくファーストネーム(名前)を伝えるのが一般的です。

No, I don’t. Do you have a table for two?
「いいえ、予約はしていません。2人なのですが、席は空いてますか?」

How long is the wait?
「待ち時間はどのくらいですか?」

*waitは、「待ち時間」という意味の名詞です。

That’s no problem. We’ll wait.
「それなら問題ありません。待ちます。」

席の希望を伝える

Wherever is fine.
「どこの席でも大丈夫です。」

Do you have a table that’s quieter?
「もう少し静かな席はありますか?」

Do you have a table by the window?
「窓際の席はありますか?」

Do you have a table with sofa?
「ソファー席はありますか?」

料理やドリンクについて質問しよう!

料理やドリンクについて質問してみよう!

Excuse me.
「すみません。」

ウェイターや店員に声をかけるときは、質問内容にかかわらず、“Excuse me.”と声をかけるのが基本です。

以下は、比較的よく使う質問の一覧です。料理の名前を入れ替えるなどして、応用しましょう。

What’s today’s special?
「今日のおすすめはなんですか?」

What’s this dish like?
「これはどのような料理ですか?」

How big is the salad? Is it for two people?
「このサラダはどのくらい大きいですか?2人前でしょうか?」

Does this burger come with French fries?
「このハンバーガーにポテトフライはついていますか?」

What’s the difference between the regular burger and the special burger?
「この普通のハンバーガーとスペシャルハンバーガーは何が違いますか?」

Is this spicy?
「これは辛いですか?」

I’m allergic to dairy. Do you have anything dairy-free?
「乳製品アレルギーなのですが、乳製品を使用していない料理はありますか?」

友人などと相談する際のフレーズ

続いて、一緒にレストランを訪れた友人や知り合いと会話をする際に使えるフレーズを、確認していきましょう。

Have you been here before?
「以前に、ここに来たことがありますか?」

What are you going to get?
「何にしますか?」

How hungry are you?
「どのくらいお腹が空いていますか?」

Is there anything that you can’t eat?
「何か食べられないものはありますか?」

I’ll have the same.
「私もあなたと同じものにします。」

I’m between the steak and the cheese burger.
「私は、このステーキとチーズバーガーで迷っています。」

Do you want to share a salad?
「サラダをシェアしませんか?」

英語で注文してみよう!

英語で注文してみよう!

料理とドリンクが決まったら、さっそく英語で注文してみましょう。

ウェイターやウェイトレスは、通常、注文が決まったかどうか“Are you ready to order?”、あるいは“Would you like to order?”などと尋ねてきますので、まず“Yes”、または“No”と返事をします。

続いて、状況によって以下の文章を使ってみましょう。

Could we have a few more minutes?
「もう少し待っていただけますか?」

Could you give us another 5 minutes?
「もう5分ほど、お時間をいただけますか?」

Yes, we’re ready to order.
「注文が決まりました。」

Can we order now?
「注文できますか?」

また、ウェイターやウェイトレスから、“Just a moment please.”など、少しの間待つように伝えられたら、“No problem.”と返事ができると印象が良くなります。

What do you recommend?
「何がおすすめですか?」

Can I have a cheese burger with french fries?
「チーズバーガーとフライドポテトをお願いします。」

一緒に食事をしている人の分をまとめて注文する場合は、主語を“we”に置き換えます。

Can we have a Caesar salad and two cheese burgers?
「シーザーサラダをひとつと、チーズバーガーを2ついただけますか?」

“Can I have〜?”の他にも、以下の3つのフレーズをよく使います。

I’ll have〜.
I’ll get〜.
I’d like〜.
「〜をください。」

どのフレーズも、「~をください」と訳すことができ、レストランやカフェで注文する際に使えますので、覚えておきましょう。

Can I have extra pepper please?
「コショウを多めにしてもらえますか?」

Can I have just a little bit of pepper?
「コショウを少なめにしてもらえますか?」

No pepper please.
「コショウを抜いてください」

Can I have the sauce on the side?
「ソースは別にしてもらえますか?」

Just tap water is fine for me.
「(無料の)お水で大丈夫です。」

We’ll order drinks later.
「ドリンクは後で頼みます。」

That’s all.
「これで全てです。」

That’s all for now.
「とりあえず、これでお願いします。」

Can I keep the menu?・Is it okay if I keep the menu?
「メニューを持っていても大丈夫ですか?」

欧米のレストランやカフェでは、かなり細かい好みなどをリクエストすることができる場合がほとんどです。遠慮なく伝えましょう。

レストラン・カフェ滞在中に使える英会話フレーズ

レストラン・カフェ滞在中に使える英会話フレーズ

続いて、レストランやカフェに滞在している間に使える便利なフレーズを紹介します。

料理が提供されたら

ウェイターやウェイトレスが料理を提供する際に、“Caeser salad?”などと誰の注文なのかを尋ねられた場合は、以下のように返答しましょう。

That’s for me.
「それは私のです。」

That’s for her/him.
「それは彼女/彼のです。」

そして、料理が提供されたタイミングで、“Thank you.”と笑顔でお礼を伝えましょう。

This is not what I ordered.
「これは私が頼んだものではありません。」

I’m still waiting for the salad. Could you check if it’s coming soon?
「注文したサラダがまだ来ていません。もうすぐ来るかどうか確認してもらえますか?」

オーダー間違いや、料理や飲みものの提供に時間がかかり過ぎているときも、黙っていないできちんと伝えましょう。

食事中のコミュニケーション

食事をしていると、通常、ウェイターやウェイトレスが“How is everything?”と様子を見に来てくれます。

特に問題がない場合は、以下のフレーズを使いましょう。

Everything is good, thank you.
「大丈夫です。ありがとうございます。」

その際、料理の感想を伝えたり、ドリンクのお代わりを頼んだりするのもいいでしょう。

This steak is amazing/so good!
「このステーキがとても美味しいです!」

Can I have another coke?
「コーラーをもう1杯いただけますか?」

Can I have some more water?
「お水をもう少しいただけますか?」

Can I have a knife/spoon/fork?
「ナイフ/スプーン/フォークをひとついただけますか?」

Can I take a look at the menu again?
「メニューをもう一度見せていただけますか?」

Could you take a picture of us?
「私たちの写真を撮っていただけますか?」

滞在の思い出に、写真を撮ってもらいたいときは、忙しくないときを見計らってお願いしてみましょう。

食事が終わったら

Can I have a take-away box?
「持ち帰り用の箱をもらえますか?」

海外のレストランでは、ほとんどの場合、残した料理を箱に詰めて持ち帰ることができます。

「予想していたよりも量が多くて食べきれない…」というときは、食べ残しを減らすためにも、持ち帰り用の箱をもらいましょう。その際、お店側で詰めてくれる場合と、自分で詰める場合があります。

Could you clean the table?
「テーブルの上を片付けてもらえますか?」

We’ve finished with everything. Could you take these plates?
「食事がすべて終わりました。お皿を下げてもらえますか?」

Can I have a regular cappuccino please?
「レギュラーサイズのカプチーノをください。」

Do you have a dessert menu?
「デザートメニューはありますか?」

Can I take a look at the dessert menu?
「デザートメニューを見せていただけますか?」

Where is the restroom?
「お手洗いはどこですか?」

Where is the nearest ATM?
「ここから一番近いATMはどこですか?」

食事のあと、行きたい場所がわからなかったらそれを教えてもらったり、何をするのがいいのかわからない場合などは、おススメの観光地やイベントがないか尋ねてみるのもいいでしょう。

お会計・別れの挨拶

お会計・別れの挨拶

食事を楽しんだら、次はお会計と別れの挨拶です。

では、お会計とレストランやカフェを去る際に使えるフレーズを確認していきましょう。

お会計をするときのフレーズ

Can I have the check/bill please?
「伝票をいただけますか?」

伝票を意味する英単語は2つあり、アメリカ英語では“check”、イギリス英語では“Bill”がよく使われます。

基本的には、どちらの英単語を使っても通じます。

Do you accept cash/credit card?
「現金/クレジットカードで支払えますか?」

Where should we pay?
「どこで支払えばいいですか?」

Can we pay separately?
「別会計をしてもらえますか?」

I don’t need the change./Keep the change.
「お釣りは要りません。」

Can I have a receipt?
「レシートをいただけますか?」

会計は、テーブルで済ませる場合が多いですが、お店によってはレジで支払う場合があります。いずれにしろ、チップが必要なお店では、現金をテーブルに置く、あるいはクレジットカードに加算することを忘れないようにしましょう。

別れの挨拶

Thank you!・Thank you very much.・Thank you for everything.
「ありがとうございました。」

別れの挨拶では、“Thank you”と伝えれば、基本的には問題ありません。

特別美味しかった料理があった場合や、サービスが期待以上に良かった場合などは、一言以下のような「感想」を伝えると好印象を与えることができます。

The food was excellent!「料理が本当においしかったです!」

Thank you for the great service.
「素晴らしいサービスをありがとうございました。」

レストラン・カフェ・ファストフード店で使える基本英単語

レストラン・カフェ・ファストフード店で使える基本英単語

最後にレストラン、カフェ、ファストフード店でそれぞれ使える英単語を紹介します。

とっさに英語が出てこない場合でも、「英単語」さえ知っていれば何とかなることもありますので、ぜひ覚えましょう。

レストラン編

前菜 starter
主菜 main
デザート dessert
ドリンクメニュー drink menu/wine list
水道水 tap water
無料の(サービスの) complimentary
チップ tip

カフェ編

アイスコーヒー iced coffee
アメリカーノ Americano
カフェラテ caffe latte
エスプレッソ espresso
カプチーノ cappuccino
カフェモカ caffe mocha
ディカフェ decaf
甘味料 sweetener

「アイスコーヒー」というのは実は和製英語で、英語では「冷えた」という意味の“iced”を使います。

また、“decaf”は「ディカフェ」ではなく、「ディカフ」と発音します。

ファストフード店編

フライドポテト French fries(米)/chips(英)
チキンナゲット chicken nuggets
ソフトドリンク soft drink
ハンバーガー burger
セット combo

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まとめ

この記事では、海外のレストランやカフェで使える便利な英会話フレーズと例文、使える基本英単語を紹介しました。

日本で生活していると、使う機会がほとんどない単語やフレーズが多いので、最初は戸惑うことがあるかもしれません。

ただ、入店から退店までの流れを理解し、注文の仕方を覚え、繰り返し練習して身につけてしまえば、海外の飲食店を訪れた際に、まず問題なく英語で注文ができるようになるはずです。

そして、場数を踏むことで、ドリンクや料理の感想を伝え、会計もスムーズ、気持ちよく挨拶をしてお店を後にすることができるようになるでしょう。

この記事で紹介した英会話フレーズを参考に、友人や家族など周りの人と一緒に、ぜひ練習をしてみてください。