英語学習には欠かせないオンライン英語辞書サイト

英語学習には欠かせないオンライン英語辞書サイト

英語学習に辞書は欠かせません。

一昔前は紙の分厚い辞書が主流でしたが、昨今は技術が進歩して、オンライン辞書サイトを学習ツールとして取りいれることがめずらしくなくなってきました。

しかし、オンライン辞書のサイトはたくさん種類があるので、「どれを選択すればいいのかわからない…」という人が多いのではないでしょうか。

オンライン英和・和英辞書サイト

英和辞書と和英辞書は単語の意味や例文を日本語で確認することができるので、英語学習者にとってマストアイテムです。

無料で使えるおすすめのオンライン英和・和英辞書サイトについてまとめましたので、ぜひ使ってみてください。

Weblio 英和辞典・和英辞典

Weblio英和辞典・和英辞典
© 2020 Weblio

公式サイトはこちら⇒https://ejje.weblio.jp/

「Weblio英和辞典・和英辞典」は、ウェブリオ株式会社が運営する国内最大級のオンライン英語辞書サービスです。

80種類の英和辞典と和英辞典を一度に検索できるようになっていて、514万語の英語と524万語の日本語が収録されています。

英単語だけではなくイディオムや熟語、英語翻訳にも対応し、英語の発音音声もついています。また、辞書アプリも提供しています。

無料会員登録をしておけば調べた単語の履歴が残るようになります。単語帳機能も使えるので復習に便利です。

有料会員になれば広告が非表示になり辞書をカスタマイズできるようになるので、使い勝手がよくなります。

60日間無料で体験できるので、一度試してみるのもいいでしょう。

非会員 無料会員 プレミアム会員
月額利用料金(税別) 無料 無料 300円
英語収録数 約1161万語 約1161万語 約2000万語
単語帳への登録 × 200個 20000個
広告 表示 表示 非表示

Weblioのサービスの1つに「Weblio英会話」があります。Weblio英会話は、24時間いつでもどこでも高学歴のフィリピン人講師とマンツーマンレッスンが可能です。

また、多くの中学校や高校がWeblio英会話を導入しているという実績があるので安心して利用できます。

今なら初回限定でレッスンが無料で体験できるので気になる方はぜひ公式サイトから申し込みをしてみてください。

Weblio英会話公式サイト
※無料体験レッスン実施中

英辞郎on the WEB

英辞郎on the WEB
© 2000 – 2020 ALC PRESS INC.

公式サイトはこちら⇒https://eow.alc.co.jp/

「英辞郎on the WEB」は、株式会社アルクが運営するオンライン辞書サービスです。

情報過多になりすぎない見やすいレイアウトに定評があり、品詞別検索、分野別検索、レベル別検索、アルファベット・五十音別検索ができ便利です。

辞書アプリも提供しています。

嬉しいのは、日本人の英語学習者にとって有用であると思われる英語語彙を選出し、基礎から上級まで12のレベルに区分してくれています。

レベルごとに語彙を習得できるこのカテゴライズは、英語教育の総合企業であるアルクならではといえます。

無料会員登録をすれば登録者限定のコンテンツが使えるようになります。

音声を聞けたり、検索履歴を残せたり、単語帳機能が使えるようになったりします。

またTOEICミニ模試やスコア診断などTOEIC受験者には嬉しいサービスもあります。

さらに、有料会員になれば、広告なしのすっきりした画面で検索できるようになる上、アクセスできる例文や専門用語が大幅に増え検索機能が充実します。

クライアントとの商談、英語学習、リポートや論文の作成などさまざまな場面で役立つと評判で、高いユーザー継続率を維持しています。

英辞郎on the WEB
(非会員)
英辞郎on the WEB Pro Lite
(無料会員)
英辞郎on the WEB Pro
(会員)
月額利用料金(税別) 無料 無料 300円
英語収録数 470万件以上 487万件以上 610万件以上
単語帳への登録 × 100個 20000個
広告 表示 表示 非表示

goo辞書

goo辞書
©NTT Resonant Inc.

公式サイトはこちら⇒https://dictionary.goo.ne.jp/

「goo辞書」はNTTグループが運営する日本最大級のオンライン辞書サイトです。

英語辞書に特化しているわけではなく、国語辞書、四字熟語、類語、人名、専門用語など幅広い情報を検索することが可能です。

英語辞書は、学習よりも実用を重視したプログレッシブ英和・和英辞書と提携しており、実務でそのまま使える用語をたくさん収録しています。

英単語の意味、例文、派生語などが記載されているほか、音声で発音の確認もできます。無料の会員登録をすればブックマーク機能が使え、覚えたい単語を保存できます。

また、「idraft by goo」という文書作成を手伝うアプリサービスを提供しており、その中の検索機能でgoo辞書が使えます。

なお、goo辞書に特化した有料サービスはなく、全て無料で使えます。

非会員 無料会員
月額利用料金(税別) 無料 無料
英語収録数 約40万語 約40万語
単語帳への登録 × 200個
広告 表示 表示

英英辞書サイト

英単語の意味を英語で説明している英英辞書は、英語を英語で考える習慣をつけるのに役立ちます。

中には「全部英語で書かれているから使いづらい…」と感じる人もいるかもしれませんが、たくさんの例文がのっているので、微妙な意味合い違いを学ぶことができ会話力の上達につながります。

無料で使えるオンライン英英辞書サイトについてもまとめておきましたので、ある程度英語力がついてきたらぜひ使ってみてください。

Merriam Webster Learner’s Dictionary

Merriam Webster Learner's Dictionary
© 2020 Merriam-Webster, Incorporated

公式サイトはこちら⇒https://learnersdictionary.com/

「Merriam Webster Learner’s Dictionary」は、アメリカの言語関係の書籍を出版している会社が運営するオンライン英英辞書で、毎月4000万人以上の閲覧者がいる人気のサイトです。

検索枠に調べたい単語を入力すると、その単語の定義と例文がいくつか表示されます。

同意語も記載してくれているので、英語のみの記述でも理解しやすい構成になっています。

無料の会員登録をすると単語帳機能が使えるようになります。

調べた単語の記録を残したい場合は、☆印をクリックすると「my save words」に保存されます。

英語学習者にとって重要と思われる語句が3000語抽出され、旅行、環境、家族、仕事などカテゴリー別に表示されるので、ボキャブラリーを増やすトレーニングをするのに役立ちます。

単語の音声機能とアプリサービスもあります。

Oxford Learner’s Dictionary

Oxford Learner's Dictionary
© 2020 Oxford University Press

公式サイトはこちら⇒https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/

「Oxford Learner’s Dictionary」は、イギリスの名門オックスフォード大学の出版局が運営しているサイトで、オンライン英英辞書と英語学習コンテンツを提供しています。

検索枠に調べたい単語を入力すると、その単語の定義、例文、イディオムが表示され、イギリス英語独特の表現である場合は「British English」と記されています。

3000語の重要語句と5000語のリストや英文法の解説など、英語学習者に嬉しいコンテンツもあります。

単語の音声機能は、イギリス英語とアメリカ英語の両方の発音確認をできます。

また、アプリサービスもあります。

Kids.Wordsmyth

Kids.Wordsmyth
© 2020 Wordsmyth

公式サイトはこちら⇒https://kids.wordsmyth.net/we/

「Kids.Wordsmyth」は、ネイティブの子ども向けに作られたオンライン英英辞書のサイトです。

検索枠に単語を入力すれば、その単語の意味、例文、画像が表示されます。

子ども向けなので比較的わかりやすい表現で記されています。

また、画像があることによってイメージしやすい構成になっているので、英語学習者にとっても重宝するサイトです。

単語の音声機能とアプリサービスもあります。

おもしろいオンライン英語辞書サイト

オンライン英語辞書には英単語の定義や用例だけを検索するのではなく、新造語や流行語、専門性のあるもの、ゲーム性のあるものなど、おもしろいコンテンツが含まれた辞書サイトもあります。

自分が興味のある内容だと楽しみながら英単語を覚えてボキャブラリーを増やすことができます。

以下に代表的なものをまとめておきましたので、ぜひおもしろい英語辞書サイトも利用してみましょう。

RNN時事英語辞典

RNN時事英語辞典
© 1998-2020 RAPID NEWS NETWORK. All rights reserved.

公式サイトはこちら⇒https://rnnnews.jp/

「RNN時事英語辞典」は、編集者が最新の英文ニュースを注視し、そこで多用されるキーワードや現代用語、専門用語を収録している時事関連の英和辞書サイトです。

1日に何回も新しいデータが追加されるので、最新の情報を知りたいユーザーから熱い支持を得ています。

例えばCovid-19関連の各国の取り組み、アメリカ大統領選挙、東京オリンピックなど、最新の時事英単語やその用例を確認できます。

無料の会員登録をすれば、覚えたい単語を「My 単語カード」に保存することができます。

また、アプリサービスもあります。

Dictionary.com

Dictionary.com
© 2020 Dictionary.com, LLC

公式サイトはこちら⇒https://www.dictionary.com/

「Dictionary.com」は、一般的なオンライン英英辞書サービスだけではなく、普通の辞書にはあまり収録されていない、絵文字(Emoji Dictionary)やスラング(Slang Dictionary)を検索することができます。

スラングや絵文字の意味、用例、その由来を紹介し、実際のソーシャルメディアでの投稿を例に挙げて使い方を解説しています。

アプリサービスもあり英英辞書、類語辞書、クイズやパズルゲームなどが収録されています。

なお、スラングと絵文字はオンライン辞書サイト内のみで検索可能です

4-3. Word Spy

Word Spy
© 2020 LOGOPHILIA LIMITED

公式サイトはこちら⇒https://wordspy.com/

「Word Spy」は、比較的新しい造語を収録したオンライン英語辞書です。

特にコンピューター用語やテクノロジー用語など、世の中の状況を反映した新しい表現が含まれているので、それらの解説を読んでみるのもおもしろいでしょう。

また、英語の省略語(Abblibiations)や頭字語(Acronyms)もたくさん掲載されているので、その意味や成り立ちを興味深く読むことができます。

Visual Dictionary Online

Visual Dictionary Online
© QA INTERNATIONAL 2020

公式サイトはこちら⇒http://www.visualdictionaryonline.com/

「Visual Dictionary Online」は、英英辞書のMerriam Websterが運営する絵で見る辞書サイトです。

天体、地球、植物、動物、人類、科学、スポーツなどのカテゴリーに区分されており、それぞれの専門的な言葉について勉強できます。

例えば、食べ物(food)のカテゴリーからスーパーマーケット(supermaket)、レジ(chash out)と進んでいくと、レジカウンター周りの絵と用語が表示されます。

購入物をスキャンする機器をoptical scanner、支払いでカードをとおす機器をelectric payment terminal、購入したものを袋につめてくれる人をbagger、ということがわかります。

イメージ画像を見ながら関連用語と結びつけていくので、ちょっとマニアックに感じる英単語でも楽しみながら学ぶことができます。

オンライン英語辞書のメリット

オンライン英語辞書のメリット

昔ながらの紙の辞書はアナログながらの魅力があります。

何度も辞書を引きマーカーで印しをつけると単語が記憶に定着しやすいですし、情報が一覧で目にはいるので他の単語も関連して学習できます。

しかし現代社会ではパソコン、スマートフォン、タブレットなどのデジタル機器が普及し、それらをオンラインで活用するのが日常になってきています。特にオンライン辞書は、英語学習に使えますので利用しない手はありません。

先ずは、オンライン英語辞書の魅力を把握しておきましょう。

検索が簡単

オンライン辞書とは、インターネット経由でアクセスして言葉や慣用句などを検索できるサービスまたはウェブサイトのことを指します。

紙の辞書は特定の単語を調べるのに手間がかかり、調べるのが億劫に感じてしまうことがありますが、オンライン辞書サイトなら調べたい言葉を検索枠に入力するだけなので、簡単に調べることができます。

もし英単語のスペルをうろ覚えでも心配はいりません。

他のサイトからコピー&ペーストをして検索することができますし、スペルを間違えていたとしても入力した単語に近い候補を引っ張ってきてくれます。

情報が豊富

紙の辞書は重くてかさ張るので、持ち運びに不便で収納するにも場所をとります。

その点、オンライン辞書サイトは、デジタル機器1台で何十冊という辞書分の情報を検索できるという利点があります。

収録分野が多種多様で例文も豊富なので、中学生や高校生や大学生の学業で使用だけではなく、社会人の仕事にも幅広く役立てることができます。

情報は頻繁にアップデートされるので最新の語彙にも対応しています。

また、複数のオンライン辞書サイトで比較検索することで、状況に適した情報にたどりつくことも可能になります。

無料(一部有料のサービスもあり)

オンライン辞書サイトで単語や用例を検索する基本サービスは無料で、インターネット環境が整った場所で利用するのであれば特に費用はかかりません。

メールアドレスを登録して無料会員になると検索履歴が残せたり単語帳機能が使えたりできて便利です。

無料利用の範囲でも十分かと思いますが、月額利用料を支払い会員になるという選択肢もあります。

有料会員になれば、収録言語数がアップしたりわずらわしい広告が非表示になったりします。

もし、オンライン辞書をフル活用して学習効率を上げたいというのであれば、有料会員機能を試してみるのもいいでしょう。

音声機能つき

英語辞書サイトの場合、発音記号の表示だけではなく、調べた単語や例文の音声が聞けるサイトも多数あります。

マイクやスピーカーのアイコンをクリックすれば、その単語の音声が流れ正しい発音を確認できます。

辞書アプリと連携

アプリと連携しているオンライン辞書もあり、サイトとアプリのデータを共有することができます。

常に身近にあるスマートフォンやタブレットに辞書をダウンロードしておけば、気軽にアプリを開いて検索できるようになり、スキマ時間に使えて便利です。

まとめ

本記事では、オンライン辞書のメリットとおすすめの英語辞書サイトについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

オンライン英語辞書のおすすめ理由

  • 検索が簡単で便利
  • 情報が豊富
  • 基本サービスは無料
  • 音声機能つき

オンライン英和・和英辞書おすすめ3選

  • 英辞郎on the WEB
    →英語辞書機能以外にも英語学習者向けのコンテンツが充実
  • Weblio英和辞典・和英辞典
    →日本最大の英語収録数が魅力
  • goo英和・和英辞書
    →実務的な英語をたくさん収録

他にも英英辞書や専門的な辞書サイトもあり、頻繁に内容がアップデートされて新しい言葉がどんどん追加されています。

ぜひ、オンライン辞書サイトをいろいろ試してみてください。便利な機能がたくさんあるので英語学習のツールとして役立つはずです。