オーストラリア留学の費用はいくら?費用の内訳と安く抑える方法を徹底解説!

オーストラリア留学の費用はいくら?費用の内訳と安く抑える方法を徹底解説!

「オーストラリア留学をしたいと考えているけれど、費用はいくらかかるんだろう?」

「オーストラリア留学の費用をできるだけ抑える方法はないかな?」

そんな悩みを持っているオーストラリア留学を検討中の方に向けて、この記事では期間ごとのオーストラリア留学にかかる費用、費用の内訳、費用を抑える方法などについて紹介します。

オーストラリア留学を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

安藤 エリ

執筆者
安藤 エリ

高校時代にオーストラリア、大学時代にアメリカへそれぞれ1年間留学をしていました。 現地での生活や学びを通して、英語を話す楽しさや、異文化に触れる大切さを実感しました。 その経験を活かし、海外留学の魅力やおすすめの英語学習サービスなど、わかりやすくお伝えしていきます。

続きを読む

期間ごとのオーストラリア留学にかかる費用

期間ごとのオーストラリア留学にかかる費用

オーストラリアは治安が良く、日本との時差も少ないことから、留学先として人気の高い国です。

そんなオーストラリアへの留学を検討する際に、気になるのが費用面ではないでしょうか?

ここでは、オーストラリア留学にかかる費用を期間ごとに紹介します。

オーストラリア留学の費用には、学費・滞在費・生活費・渡航費・ビザ申請費などが含まれます。

また、人によっては娯楽費や交通費なども追加で発生するため、全体的な金額には個人差があります。

さらに、通う学校の種類、受講するコース、滞在方法によっても金額は大きく変動するため、以下の費用は、あくまで目安として参考にしてください。

期間費用
2週間28万円〜45万円
1か月41万円〜66万円
3か月97万円〜163万円
半年169万円〜322万円

短期間であれば比較的リーズナブルに留学できますが、滞在期間が長くなるほど学費や生活費がかさむため、事前にしっかりと予算計画を立てることが大切です。

次の項では、上記の表の詳しい内訳について紹介します。

オーストラリア留学にかかる費用の内訳

オーストラリア留学にかかる費用の内訳

オーストラリア留学を検討している方に向けて、ここでは留学にかかる費用の内訳を紹介します。

オーストラリア留学にかかる費用は、主に学費、滞在費、生活費、渡航費、ビザ申請費など多岐にわたります。

これらの費用は、留学する都市、滞在方法、学校の種類などによっても変動します。

あくまで目安となりますが、以下の表では2週間・1か月・3か月・半年の期間ごとに、オーストラリア留学にかかる費用の内訳をまとめています。

期間ごとにかかる費用を把握することで、自分に合った留学プランをイメージしやすくなるはずです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

項目/期間2週間1か月3か月半年
学費7〜14万円10~20万円30〜60万円60〜120万円
滞在費6〜8万円12~16万円36〜48万円42〜96万円
生活費2〜4万円4〜8万円12〜24万円24〜48万円
交通費0.5〜1万円1〜2万円2~6万円4~10万円
渡航費10〜15万円10〜15万円10〜15万円10〜15万円
海外旅行保険料0.5〜1万円1.5〜2.5万円5〜8万円10〜14万円
ビザ申請費1,900円 ※ETA1,900円 ※ETA1,900円 ※ETA19万円

オーストラリア留学にかかる費用について

オーストラリア留学にかかる費用について

オーストラリアへの留学を考えている方に向けて、ここではオーストラリア留学にかかる費用の項目について詳しく紹介します。

学費

オーストラリア留学にかかる学費は、留学先の都市や受講するコースの種類によって大きく異なります。

語学学校に通う場合、1週間あたりの授業料の相場は約3万円〜5万円です。

これは日常英会話を学ぶ一般英語コースを想定した金額のため、比較的リーズナブルな価格になっています。

一方、アカデミック英語コースや試験対策コースなど、より専門性の高いコースを受講する場合は、1週間あたり5万円以上かかるケースもあります。

どのコースを選ぶかによって費用が変わるため、自分の目的に合ったコースがどれくらいの費用になるのか、事前にしっかりと調べておくことが大切です。

また、留学期間が長くなるほどトータルの学費も高くなりますが、長期契約をすると授業料が割引になる学校もあります。

費用を節約したい場合は、こうした割引制度のある語学学校を選ぶのもおすすめです。

安藤エリ
安藤エリ

私は高校時代に1年間、オーストラリアの語学学校に通っていた経験があります。クラスは英語力に応じて分けられており、他国の留学生や社会人の方と一緒に学ぶことができました。

また、通っていた学校では週末にアクティビティも開催されており、参加を希望する場合はその都度費用を支払う仕組みでした。

滞在費

オーストラリアへ留学する際にかかる滞在費は、滞在方法や地域によって大きく異なります。

オーストラリア留学での滞在方法には、主にホームステイ・学生寮・ルームシェアの3つがあります。

ホームステイの費用は、1週間あたり約3万円〜4万円が相場で、一般的には朝食と夕食の2食分の食費が含まれています。

語学学校に寮が併設されている場合もあり、その場合の費用は1週間あたり約3万円〜6万円です。通学が便利なうえ、同じ目的を持った学生と交流できるというメリットもあります。

ルームシェアにかかる費用は、1週間あたり約2万円〜3万5,000円が目安です。複数人で家賃を分担するため経済的ですが、食事や掃除は自分で行う必要があります。

また、都市部は家賃が高いため、郊外に滞在する方が全体の滞在費を抑えやすくなります。

生活費

オーストラリア留学中にかかる生活費は、1か月あたり約4万円〜8万円が目安です。

生活費には食費や日用品の購入費が含まれますが、これらの費用はライフスタイルによって個人差があります。

たとえば、ホームステイの場合は、滞在費に朝食と夕食の食費が含まれていることが多いため、生活費としてかかるのは主に昼食分の食費です。

一方、シェアハウスに滞在する場合は、食事をすべて自分で用意する必要があるため、食費の負担はやや大きくなります。

ただし、自炊を中心にすれば、1週間あたり約1万円〜1万5,000円に食費を抑えることも可能です。

外食は1回のランチで約1,500円〜2,000円かかるため、頻度が増えると出費がかさみやすくなります。

そのため、節約したい方は、外食の頻度を抑えて自炊を心がけるのがおすすめです。

安藤エリ
安藤エリ

私が通っていた語学学校では、多くの人がホームステイで滞在していました。外食すると割高になるため、ランチにはサンドイッチや前日の夕飯の残り物を持参する人が多かったです。

ランチを購入すると1,000円以上かかってしまうため、節約したい場合は自炊することが大切です。

交通費

オーストラリアでは、電車やバスなどの公共交通機関が充実しており、日常生活での移動は主にこれらを利用します。

交通費は都市によって異なり、使用するICカードの種類も地域ごとに分かれています。

たとえば、シドニーがあるニューサウスウェールズ州では、Opalカードと呼ばれるICカードが主流です。

Opalカードには1週間の運賃上限(50豪ドル)が設定されており、1週間のうちに何度乗車してもそれ以上の費用はかかりません。

クイーンズランド州ではGoカードが使用されており、1週間のうち9回目以降の乗車は半額になります。

また、首都キャンベラがあるオーストラリア首都特別地域では、My Wayカードが導入されており、こちらも1日あたりの運賃上限が設けられています。

多くの地域では、ICカードを使うことで紙の乗車券よりも割安に公共交通機関を利用できるようになっています。

渡航費

オーストラリア留学の際に必要な渡航費は、約10万円〜15万円が相場です。ただし、航空券の料金は出発時期や航空会社、予約のタイミングによって大きく変動します。

特に夏休みや年末年始といった繁忙期には航空券の価格が高騰しやすいため、渡航費も高くなる傾向があります。

一方、オフシーズンに出発することで、比較的安く航空券を予約できる場合もあります。

また、格安航空会社を利用したり、乗り継ぎ便を選んだりすることで、費用を抑えることも可能です。

留学費用を抑えたい場合は、フライト比較サイトなどを活用して複数の航空会社の料金を比較し、早めに予約することが大切です。

海外旅行保険代

オーストラリア留学をする際は、海外旅行保険に加入しておくことが重要です。

現地での病気やケガ、盗難などの予期せぬトラブルに備えておくことで、安心して留学生活を送ることができます。

保険料は契約する保険会社やプランによって異なりますが、1か月あたり約1万5,000円〜2万円が相場とされており、補償内容によってはさらに高額になることもあります。

また、滞在期間が長くなるほど保険料も高くなる傾向にあり、半年〜1年の長期留学では数十万円かかるケースも少なくありません。

保険の補償内容と費用のバランスを考えながら、複数の保険会社のプランを比較検討し、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。

ビザ申請費

オーストラリア留学をする際には、滞在期間や留学の目的に応じてビザの取得が必要です。

申請するビザの種類によって、費用や条件が異なるため、自分の留学スタイルに合ったビザを選択することが大切です。

オーストラリア留学で主に必要となるビザは以下の通りです。ビザの種類によって費用も異なるため、事前に確認しておきましょう。

ビザ名費用概要
ETA(電子渡航認証)20豪ドル (約1,900円)3か月以内の観光目的での短期滞在に必要。3か月未満なら語学学校への通学も可能。
学生ビザ2,000豪ドル (約19万6,000円)3か月以上、語学学校・専門学校・大学・大学院へ通う留学生向け。
ワーキング ホリデービザ670豪ドル (約6万5,000円)18歳〜30歳までが対象で、最大12か月滞在可能。 語学学校には最大4か月までしか通えない。

さらに、学生ビザの場合は、別途OSHC(海外留学生保険)への加入が義務付けられており、費用は保険会社によって異なりますが、1か月で約4,000円〜5,000円です。

ビザの情報は更新されるため、いずれのビザも申請前に公式サイトで最新の情報を確認してください。

オーストラリア留学で費用を抑える方法

オーストラリア留学で費用を抑える方法

ここまで、オーストラリア留学にかかる費用について紹介しました。

オーストラリア留学にかかる費用は高いため、できるだけ費用を抑えたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

そんな方に向けて、ここではオーストラリア留学で費用を抑える方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

滞在費を抑える

オーストラリア留学で費用を抑えるためには、滞在費の見直しが効果的です。

滞在費は留学費用全体に占める割合が大きいため、ここを節約できれば費用を大幅に抑えられます。

まず、滞在費を抑えるためには、ルームシェアを選ぶことをおすすめします。

ルームシェアは複数人で一つの住居を借りて、家賃や光熱費を分担するため、ホームステイや一人暮らしに比べて、よりリーズナブルに滞在できます。

また、滞在先として都市部ではなく郊外を選ぶことも費用の節約につながります。

シドニーやメルボルンなどの都市部に比べて、郊外の方が家賃や生活費が安い傾向にあるため、郊外に滞在することで住居費を抑えやすくなります。

このように、滞在方法やエリアの選び方を工夫するだけでも、無理なく留学費用の節約が可能です。

渡航費を抑える

オーストラリア留学では、渡航費を抑えることで留学費用を節約できます。

航空券は渡航時期や航空会社によって価格が大きく変動するため、工夫次第で数万円単位の節約が可能です。

たとえば、ゴールデンウィークや年末年始などのハイシーズンを避けて、航空券が比較的安くなるオフシーズンに出発することで、航空券代を抑えることができます。

また、格安航空会社を利用したり、キャンペーンやセールを活用したりすることで、10万円以下で航空券を購入できるケースもあります。

こうした方法を上手に活用し、複数の航空会社や予約サイトを比較することで、渡航費を効果的に節約できるでしょう。

自炊をする

オーストラリア留学で費用を抑えたい場合、自炊をすることもおすすめの方法の一つです。

特にシェアハウスでの生活では、すべての食事を自分で用意することになるため、自炊によって食費を大きく節約できます。

現地で外食をすると、ランチ1回につき約1,500円〜2,000円かかりますが、自炊をすれば1週間あたり約1万円〜1万5,000円に抑えることも可能です。

スーパーでまとめ買いをすれば、比較的安く食材を手に入れることもでき、効率的に生活費を抑えられます。

また、ホームステイの場合は朝食と夕食が滞在費に含まれているケースが多いですが、昼食は自分で用意する必要があります。

そのため節約のために、サンドイッチなどの簡単なランチを持参する人も少なくありません。

このように、できるだけ自炊を心がけることで、食費を管理しやすくなり、結果として留学全体の費用を抑えることができます。

安藤エリ
安藤エリ

私が留学したときはホームステイ先にお世話になっていました。ランチは自分で用意する必要がありましたが、基本的に前日の夕食の残り物やサンドイッチを作って学校に持参していました。

現地にアジアンスーパーもありますが割高なので、日本からレトルトご飯、カップラーメン、即席の味噌汁などを持参するのがおすすめです。

キャンペーンを活用する

オーストラリア留学の費用を抑える方法の一つに、語学学校や留学エージェントのキャンペーンを活用する方法があります。

語学学校では、早期申し込みによる授業料の割引や、1万円〜2万円ほどかかる入学金の免除などのキャンペーンが定期的に行われています。

語学学校によっては、授業料が10〜20%オフになることもあり、数万円単位での節約が期待できます。

また、留学エージェントも独自のキャンペーンを実施していることがあり、代行手数料の割引や無料の渡航サポートなどの特典を受けることができます。

これらのキャンペーンは期間限定で行われることが多いため、語学学校や留学エージェントの公式サイトの情報をこまめにチェックし、タイミングよく申し込むことをおすすめします。

オーストラリア留学をサポートしてくれるエージェントは、「オーストラリア留学におすすめのエージェント」で詳しく解説しているので気になる方はチェックしてください。

オーストラリア留学の費用についてのまとめ

この記事では、期間ごとのオーストラリア留学にかかる費用、オーストラリア留学にかかる費用の内訳、オーストラリア留学で費用を抑える方法などについて紹介しました。

オーストラリア留学の費用についてまとめると下記の2つになります。

  • オーストラリア留学の費用は、期間やコースの種類、滞在方法によって異なる
  • オーストラリア留学の費用は、工夫次第で節約することもできる

ここまでの内容を参考にして、自分に合ったオーストラリア留学の計画を立ててみてくださいね。