フィリピン留学は「きつい」「帰りたい」って本当?どのくらい辛いのか調査

フィリピン留学は辛い、帰りたいって本当?フィリピン留学はどのくらいきついのか徹底検証

英語を学ぶ手段と言えば、英語教室やオンラインレッスンで先生に習う方法もありますが、現地に行って英語漬けの生活を送る中で英語を身につける方法も人気で、特に最近はフィリピン留学が人気です。
しかし、フィリピン留学は人気がある一方で、きつい、途中で帰りたくなるといったネガティブな意見もよく聞きます。
この記事では、フィリピン留学は本当にきついのかを徹底検証します。

フィリピン留学とは

そもそも、フィリピンと聞いてどんな国かイメージが湧かない方は多いと思います。まずは、フィリピン留学の基本情報についておさらいしましょう。

フィリピン留学の基本情報

フィリピン留学の基本情報

フィリピンは日本の南西に位置する島国で、およそ7,000を超える島から成り立っています。

赤道の近くに位置しているため、年間平均気温は25度前後と1年を通して暖かい気候が特徴です。冬でもそれほど寒くならないため、寒さが苦手な方にぴったりの留学先です。

日本とフィリピンの時差は1時間です。

時差が比較的少ないので、日本にいる家族や友達とも連絡がとりやすく、万が一ホームシックになっても安心です。

東京、名古屋、大阪、福岡から直行便が数多く運行しているため、アクセスが容易です。
目安としては、留学中に滞在する場所にもよりますが、東京からならおよそ4時間から5時間ほどでフィリピンの主要都市マニラに着きます。

フィリピンの国民性と言語

フィリピンの人々は穏やかでフレンドリーな国民性と言われています。

人口はおよそ1億1,500万人で、日本の人口のおよそ0.87倍です。

フィリピンの公用語は、英語ではなくタガログ語、フィリピン語ですが、過去にスペイン、そしてアメリカの植民地となった時代があったことから、国民の95%以上の人が英語を流ちょうに話すことができると言われています。

フィリピンの治安

長期にわたり留学をするとなると、一番気になるのは治安でしょう。

フィリピンは島国でリゾートが多いため、バカンス目的で訪れる多くの観光客が訪れます。そうした観光客が多い地域周辺は比較的治安が良いと言われていますが、少し郊外に出ると、スラム化している場所もあるため注意が必要です。

また、いくら治安が良いと言われている地域でも、スリやひったくりなどの軽犯罪は日常茶飯事で発生しています。

自分の身は自分で守る意識をしっかりと持ち、治安が悪いと言われる場所には近づかないなど、日ごろから防犯意識をしっかり持っておくことが大切です。

いざという時のために、大使館の場所や連絡先を調べておくと安心です。

フィリピン留学がきついと感じるシチュエーション3選

フィリピン留学がきついと感じるシチュエーション3選

フィリピン留学はきついとよく言われますが、なぜそのように思われてしまうのでしょうか。

フィリピン留学がきついと感じてしまうおもなシチュエーションを3つ紹介します。

食事が口に合わずおいしくない

フィリピンの食事は日本食と比べて野菜が少なく、肉とごはんが中心です。

濃い味付けの肉料理を毎日食べていると、あっさりとした和食や野菜をもっと食べたくなり、留学生活がきついと感じてしまうかもしれません。

しかし、都心部などには、海外の様々な食文化が定着してきており、以前と比べて食の選択肢が増えてきていると言われています。

学校や寮の食事が口に合わないと感じたら、休み時間や休日に、学校でできた友達と一緒に街に出て外食すると、いい息抜きになるとともに、食事に起因するホームシックが薄れそうですね。

そのほか、日本食や日本のお菓子を少し留学先に持って行くのも良い対策になるかもしれません。

虫が多くて不快

フィリピンは日本と比べて年間を通して温暖な気候のため、冬の寒い時期があまりありません。

日本であれば冬になると虫を見かけことは少なくなりますが、年間を通して温暖なフィリピンでは、いつも虫を見かけます。しかも虫のサイズが日本よりも大きいと言われています。

このような環境は、虫好きの人にとっては天国ですが、虫が苦手な人にとっては耐えがたいでしょう。

虫が苦手な人は、 防虫剤を用意して虫よけ対策を徹底するのがよいでしょう。

また、自室で飲食することが多い人は、食べかけの物をそのまま放置せず、速やかに片付けて掃除を徹底するなど、虫が近寄らない環境作りを心がけましょう。

授業が忙しくてついていけなくなる

フィリピン留学はスパルタ式でたくさん勉強しなければならず大変そうというイメージを持っている人は多いかもしれませんが、このイメージは当たっているのでしょうか。

きつくてついていけない?フィリピン留学のスパルタ式とは

きつくてついていけない?フィリピン留学のスパルタ式とは

フィリピン留学はスパルタ式を取り入れている学校がたくさんあります。

スパルタと聞くと、漠然と厳しそうなイメージが湧くかもしれませんが、実際にはどのような特徴があるのかを解説します。

1日当たりの授業時間が長い

スパルタ式の特徴として最も有名なのが、授業時間の長さです。

朝早くにはじまり、授業が終わる頃には日が暮れているという学校もあります。

また、1日のほとんどの時間が授業に充てられるため、生活のほとんどを英語で考えて過ごすことになります。

英語がまだ十分に理解できず、慣れていない人にとっては、強いストレスになるかもしれません。

宿題がたくさん出る

スパルタ式の特徴は、単に授業時間が長いだけではありません。

課題やテスト、ディスカッションも頻繁に計画されます。

授業が終わった後にテストやディスカッションの準備をするとなると、それらをこなすだけで寝る時間を減らさないといけないかもしれません。

このようなハードな生活に慣れるまでは、辛い日々を過ごすことになるでしょう。

母国語を話してはいけないルールがある

学校によっては、校内で母国語を話してはいけないというルールを定めている学校もあります

フィリピンの語学学校には様々な国から留学生が訪れますが、日本からのアクセスが良いこともあり、多くの日本人留学生が訪れていますから、日本人留学生と知り合うことは珍しくありません。

しかし、母国語禁止の学校では、日本人の友人とも日本語で話すことができないため、身近に日本人がいるのに息抜きの対象にならないと感じることがあるかもしれません。

辛いのはフィリピン留学のほんの一面!フィリピン留学の魅力

辛いのはフィリピン留学のほんの一面!フィリピン留学の魅力

ここまでは、フィリピン留学のきつい、辛い点にのみフォーカスをしてきたため、フィリピン留学にはデメリットがたくさんあるように感じられたかもしれませんが、それはフィリピン留学の一部分にすぎません。

ここからは、フィリピン留学の魅力を紹介します。

短期間に集中して学べて期待以上の成果が望める

デメリットとしても挙げた長時間のスパルタ式ですが、見方を変えれば、それだけ長く英語環境にどっぷりと浸かることができる貴重な時間ということになります。

朝から夜まで授業に課題にとノルマをこなしていくことは大変ですが、ここまで真剣に英語と向き合える時間を持てるのは、一生の中でそんなにあることではありません。

そう考えると、短期間の留学生活が貴重なものに感じられて、手を抜こうとは思わなくなるのではないでしょうか。

たくさん英語を話す機会があり、英語で物事を考える習慣がつく

授業をたくさんこなし、休み時間も母国語を使わずに過ごす日々に慣れてくると、少しずつ英語脳に切り替わり、英語を話すことが苦ではなくなってきます。

そうなってきたら大チャンスです。新しい表現や友達の口癖、先生がよく使う言い回しなど、生きた新しい表現がどんどん身についてきます。

フィリピンは英語圏ではありませんが、リアルな英語にどっぷりと浸って生きた英語を取得できる最高の環境であると言えます。

英語圏の留学と比べるとコスパよく留学できる

フィリピン留学には、マンツーマン制度をとっている語学学校がたくさんあることも魅力の一つでしょう。

英語圏の留学では、グループレッスンでさえ比較的コストがかかります。ましてや、マンツーマンのレッスンを長期間受けるとなるとコストがかかりすぎます。

しかし、物価の安いフィリピンなら生活費を抑えられるだけでなく、マンツーマンで質の高いレッスンを安価で受講できるため、英語圏の語学学校に通うよりも、短期間でしっかりとした土台を作り上げることができるでしょう。

息抜きにバカンス気分が味わえる

なんといってもフィリピンには多くのリゾート地があります。授業終わりやお休みの日に、少し足を伸ばしてビーチに行くことだってできます。

外国暮らしのストレスを感じたり、勉強に行き詰まったりした時に、リゾートの海で息抜きできるのはフィリピン留学最大の魅力かもしれません。 

フィリピン留学はこんな人におすすめ

フィリピン留学はこんな人におすすめ

魅力がいっぱいのフィリピン留学に興味が湧いてきましたか?

ここでは、フィリピン留学をおすすめしたい人の特徴を紹介します。

コスパよく短期間に集中して英語力を高めたい人

日本からのアクセスがよく、物価も安く、初めての留学にうってつけのフィリピン留学は、短期間でとにかく英語を伸ばしたい人におすすめです。

たくさんの課題を乗り越えた先には、留学前には想像もつかなかった自分に出会えるかもしれません。

英語圏でなくても大丈夫な人

フィリピンは英語圏ではないため、どうしても英語圏に留学したいという人には向かないかもしれません。

しかし、人口の95%が英語を話すフィリピンの英語はもちろん国際的に通じる英語です。フィリピン留学は、留学先にこだわりがなく、確実に英語力を伸ばしたい人におすすめです。

2か国留学を考えている人

2か国留学とは、先に物価の安い国で留学をして英語力の基礎を伸ばしたうえで、英語圏に留学をする留学のことを言います。

2か国語留学には、物価の高い英語圏の語学学校に留学をするよりも、費用を抑えることができたり、1か国目の滞在経験をもとに様々な文化を感じることができたりするなど、多くのメリットがあります。

コストをかけずに英語に集中することができ、万全の状態で次の留学に備えたい人におすすめです。

フィリピン留学おすすめのエージェント3社徹底比較

フィリピン留学おすすめのエージェント3社徹底比較

だんだんフィリピン留学をイメージできるようになったけど、自分一人で手続きするのは不安、エージェントにお願いするにしても、どこのエージェントがいいのかわからないと思っている人は多いかと思います。

ここでは、フィリピン留学を取り扱っているおすすめの留学エージェントを紹介します。

Studyin

Studyin
公式HPhttps://studyin.jp/
手数料無料
留学できる国フィリピン・オーストラリア・カナダ・アメリカ・ハワイ・マルタ・ニュージーランド・アイルランド・イギリス
留学目的ワーキングホリデー・2ヵ国留学・短期留学・大学留学・高校留学・インターンシップ留学・法人向け語学研修
国内オフィス場所:目黒・名古屋・福岡
営業時間:10:00〜21:00
現地オフィス3か所
サポート内容【留学前】
無料の英会話レッスン/航空券購入サポート など
【留学中】
LINEで相談可能 など
【帰国後】
提携人材会社を通して英語を使う仕事を紹介 など
無料相談資料・見積請求・留学説明会(オンライン可)あり
メリットデメリット
・2か国留学に強い
・厳選した5%の学校のみ紹介
・全コンサルタントが長期留学経験
・現地オフィスが少ない
・選べるのは9か国のみ

Studyinでフィリピン留学を申し込むと、留学決定から渡航日までの安心のサポートが無料でついてきます。

また、週3回まで受講できるプライベートレッスンも無料なので、留学前に英語の基礎作りができます。

留学費用は1週間でおよそ4~20万円、1か月でおよそ12~~35万円が目安です。

※渡航費、生活費を除く。

公式サイトはこちら
※無料説明会と資料請求あり

スクールウィズ

スクールウィズ
公式HPhttps://schoolwith.me/
手数料無料
留学できる国フィリピン・アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス・ニュージーランド・アイルランド・マルタ・インドネシア・マレーシア・インド・シンガポール・香港・アラブ首長国連邦・南アフリカ共和国・フィジー
留学目的キャリアアップ・海外で働く・異文化交流・海外生活・仕事で必要・海外旅行を楽しむ・語学力維持・試験対策・ワーホリの準備・海外進学・親子留学・海外移住
国内オフィス場所:渋谷
営業時間:10:00~19:00
現地オフィス22か所
サポート内容【留学前】
カウンセリング/プラン提案/見積/スピーキングテスト実施/専門家監修の自習攻略ガイドブック/アウトプット学習をサポート/入学手続き/海外留学保険の案内代行/留学コース+宿泊先手配/航空券取得の案内代行
【留学中】
空港送迎サービス手配代行/学校とのトラブルサポート/留学期間の延長や転校の相談・手続き
【帰国後】
スピーキングテストの実施
無料相談あり(オンライン)
メリットデメリット
申し込みユーザーの満足度は95.7%
・事前レッスンあり
10,000通り以上の組み合わせ
・国内オフィスは1か所のみ
・事前レッスンの教材は自費

“英語力アップに強い海外留学エージェント”をスローガンに掲げているスクールウィズは、英語学習を留学前から留学後まで徹底的にサポートしてくれます。希望に沿う留学プランにカスタマイズしてくれるカウンセリングや、独自システムを用いた留学前英語学習サポートプレ留学など、7つの特典が無料でついてきます。

留学費用は1週間でおよそ12.9万円、1か月でおよそ27.7万円、1年でおよそ266万円が目安です。

※渡航費、生活費を除く。

公式サイトはこちら
※無料オンライン個別面談あり

スマ留

スマ留
公式HPhttps://smaryu.com/
手数料無料
留学できる国オーストラリア・カナダ・マルタ・ドバイ・アメリカ・イギリス・アイルランド・ニュージーランド・南アフリカ・フィリピン・マレーシア
留学目的短期留学・長期留学・ワーホリ・語学留学・中高生留学・大学留学・親子留学・2ヵ国留学
国内オフィス場所:渋谷・梅田
営業時間:11:00〜14:00/15:00〜17:00
現地オフィスなし
※現地サポートサービスあり
サポート内容【留学前】
カウンセリング/語学学校の入学手続き/ホームステイ先の紹介/航空券購入サポート/出発前オリエンテーションなど
【留学中】
現地オリエンテーション/転校相談/トラブル対応サポートなど
【帰国後】
就職転職相談/居住場所斡旋など
無料相談あり(対面・オンライン)
メリットデメリット
・シンプルな料金体系
・準備がLINEで完結
・事前レッスンあり
・航空券や保険など代行なし
・現地オフィスなし

一般的な時間に授業があるモーニングクラスのほかに、比較的費用が安い夕方や夜のクラスを紹介してくれる珍しいサポートがあるのがスマ留の特徴です。

夕方や夜のクラスは費用を最大半額まで抑えられるだけでなく、一般的な留学プランでは出会えない人と出会えるのもこのクラスの魅力の一つです。

そのほか留学前に、6か月分のオンライン英会話や365日駆けつけサポート、24時間電話サービスがあるため、初めての留学でも安心して挑戦することができます。

留学費用は1週間でおよそ9~17.5万円、1か月でおよそ19~37万円、6か月でおよそ102~195万円が目安です。

※渡航費、生活費を除く。

公式サイトはこちら
※無料カウンセリングあり

フィリピン留学は本当にきついのかを調査した結果

ここまで、フィリピン留学がきついと言われる理由について検証してきました。

フィリピン留学は短期集中による英語力の習得を目的としているため、人によってはたくさんの課題と慣れない環境が負担となり、きつい、ついていけない、帰りたいと思うかもしれません。

しかし、英語漬けの環境の中で積極的に学びたい、短期間で英語力をできる限り伸ばしたいと思っている人にとっては、むしろ最高な学習環境といえます。