英会話力アップの鍵!例文暗記勉強法のススメ

英会話力アップの鍵!例文暗記勉強法のススメ

「こういうことを言いたいんだけど、英語でなんていえば良いんだっけ…」

「こういう時の表現、習ったはずなんだけど、思い出せない…」

英会話をしていると、誰しもこういう瞬間を経験したことがあるのではないでしょうか。

このように、英会話で自分の言いたいことをうまく英語にアウトプットできず、どうしたら英会話力が向上するのかと、お悩みの方は多いと思います。

実は、こうしたお悩みを持つ方におすすめの勉強法として紹介したいのが、暗記です。
暗記と聞くと、ペーパーテストのイメージが強いかもしれませんが、暗記してインプットを強化することで、アウトプットする力も強化されます。

従って、英会話においても暗記は非常に有効な勉強法の一つになります。

そこで、今回は英会話力向上におすすめの、例文暗記勉強法について紹介します。

また、具体的な例文暗記勉強法の実践の仕方について解説し、例文集として使えるおすすめの本も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

英語にアウトプットできない?それはインプット不足が原因かも

英語にアウトプットできない?それはインプット不足が原因かも

英会話のレッスン時間を増やしても、自分の言いたいことをうまく英語でアウトプットできず、悩まれている方は多いのではないでしょか。

実は、アウトプットがうまくできないのは、多くの場合、インプットが十分にできていないことに起因しています。

当然ですが、インプットができていない情報や知識はアウトプットできません。
しかも英会話では、自分の言いたいことを即座に英語にアウトプットする力が求められます。

英会話においてインプットしたものを即座に頭から引き出してアウトプットするためには、記憶に定着するまで英語をインプットすることが必要です。

記憶に定着するまでインプットをするためには、暗記が非常に有効です。

暗記をすることでアウトプットができるようになる典型的な例として、九九が挙げられます。

私たちが子供の頃、はじめて九九を習ったときは、最初はすらすらと言うことはできませんでした。でも、私たちは今九九をすらすら言えますよね。

それは、子供の頃に一生懸命を暗記したからです。

つまり、九九を記憶に定着するまで十分にインプットしたからこそ、私たちは今でも九九をすらすらとアウトプットできるようになっているのです。

この九九と同じように、英会話も暗記してインプットが強化されると、スムーズにアウトプットできるようになります。

つまり、暗記をすることによって、私たちはよりすらすらと英語を話せるようになり、英会話力を向上させることができるのです。

例文集を暗記してインプットを増やすと、アウトプットもできるようになる!

例文集を暗記してインプットを増やすと、アウトプットもできるようになる!

暗記が英会話力アップにつながると説明しましたが、いざ暗記を始めるにしても、いちから自分で英語の文を考えて、それを暗記するのは大変ですよね。

そこで、暗記をするときにおすすめなのが、英会話の例文集に掲載されている例文を暗記することです。

英会話の例文集には、英会話でよく使う言い回しや表現が入った、応用の利く英文が例文として掲載されています。

そのため、例文集の例文を暗記し、暗記している例文のバリエーションを増やしていくことで、アウトプットの際に応用が利き、様々な話題について英語で即座に自分の言いたいことを言えるようになっていきます。

つまり、例文集を活用した例文暗記勉強法によって、効率よく英会話力の向上が狙えるのです。

例文暗記勉強法の実践方法

例文暗記勉強法の実践方法

次に、この例文暗記勉強法の具体的な実践方法について解説していきます。

例文暗記勉強法で目指すのは、例文集の日本語訳を見たら、すぐに英語の文がすらすらと言えるようなることです。

しかし、最初から暗記をする必要はありません。
むしろ、いきなり暗記しようとすると、途中で挫折することが多いのでおすすめしません。

まずは、暗記をしようとする前に、口を英文に慣らすことから始めましょう。

具体的には、日本語訳を見て意味を理解した後、英語の例文を見ながら発音します。

この発音を何度も繰り返し、例文を口に定着させるようにしてください。
英語の例文を滞ることなく発音できるようになったら、 次の段階に入ります。

今度は、何も見ずに、例文を英語で言えるようにしていきます。

勿論、最初から一発でできるわけはありません。

何度も繰り返し発音をしながら、英文を見る回数を減らしていきます。最終的に、日本語訳を見たら英語の例文がすらすらと言えるようになるまで反復し、暗記をしましょう。

ここで、例文が記憶に定着しやすくなる方法を2つ紹介します。

1つめは、イメージや感情を膨らませて発音することです。

例えば、ビジネスシーンで何かを依頼する場面の英会話の例文を暗記するときには、実際に自分が会社で仕事をしていて、取引先の外国人にお願いをしている様子をイメージしながらその例文を発音してみてください。

他にも、例えば英語で料理を注文する場合の英会話の例文を暗記するときには、実際に自分が海外旅行に行って、現地のレストランでメニューを見て注文しているところを想像し、楽しい気持ちで発音してみましょう。

これは、人間の脳が状況に結びついたり、感情の起伏が起こったりしたときに記憶したことは、そうでないときに記憶したことより残りやすいようになっていることを利用しています。

また、例文集の例文に出てくる単語を、自分の実際の状況に合ったものにアレンジして暗記すると、自分が話している状況をイメージしやすくなり、暗記が苦でなくなるのでおすすめです。

例えば、ビジネスで自己紹介をするときの英会話の例文として、例文集には

I am in charge of marketing.
(私はマーケティングを担当しております。)

と掲載されているとします。

しかし、あなたが実際はマーケティングではなく広報を担当している場合は、上記の例文をそのまま暗記するのではなく、

I am in charge of PR.
(私は広報を担当しております。)

というようにアレンジをします。

そうすると、実際に自分が英語で自己紹介している状況を想定して練習できるので、自分の担当を表現するときに使う‘be in charge of~’が記憶に定着しやすくなります。

このように、英語の例文を漫然と発音するのではなく、イメージや感情を膨らませて発音することで、例文が記憶に定着しやすくなります。

次に、例文が記憶に定着しやすくなる方法として2つ目におすすめなのが、例文を書くことです。

実践方法はいたってシンプルで、例文を発音するときに、同時にその英語を書いていくという方法です。

これは、複数の感覚や器官を使ってインプットした情報は忘れにくいという、人間の脳の仕組みを利用しています。

例文を口だけでアウトプットするのではなく、書くことで手でもアウトプットすると、さらに英語が記憶に定着しやすくなるのです。

声に出して発音するだけでは例文が暗記ができないときは、声にプラスして手を動かし、書くことで暗記をしてみましょう。

また、書くことによってスペルを覚えられるので、スピーキングだけでなくライティング力も向上させることができます。

上記の2つの方法を実践すると、例文がより記憶に定着しやすくなりますが、十分に記憶に定着させるためには、やはり何度も反復することが重要です。

最初は覚えたつもりでも、少し時間が経ったり、実際の英会話やレッスンで実践する機会がなかったりすると、忘れてしまうということはよくあります。

そこで、

  • 覚えにくい例文は単語カードに転記していつでもどこでも見返せるようにする
  • 例文集のページをランダムにめくって出てきた日本語の例文をすぐに英語にできるかチェックする

など、反復してインプットする工夫をしてみてください。

地道な反復練習が英会話力向上の近道です。

ちなみに、例文集にCDや音声データダウンロード等、お手本の音声が付属している場合は、目と手に加えて耳を使ってインプットをすることができ、より例文が記憶に定着しやすくなりますので、音声も活用してみてください。

また、音声を活用すると発音も向上させることができます。

発音を向上させるための具体的な活用の仕方を下記に説明しますので、参考にしてみてください。

  1. ステップ1.お手本の音声をただ聴くのではなく、聴いたことをすぐに真似をして発音します。

    影のようにお手本に倣って発音をしていくことから、この練習方法はシャドーイングと呼ばれています。

  2. ステップ2.シャドーイングがある程度できるようになったら、お手本である英語の音声の再生が終わった後、続けて自分で同じ英語を発音するようにします。

  3. ステップ3. ステップ2をある程度繰り返した後は、スマートフォン等に英語を自分で発音したものを録音します。そしてその録音した自分の音声と、お手本の音声とを聴き比べてみます。

    聴き比べることによって、お手本と自分の発音やアクセントの差が分かり、矯正しやすくなります。

    もし、聴き比べてみて差があると思ったときは、その差を埋めることを意識して、再度シャドーイングに取り組みましょう。

このように、上記の3ステップを繰り返していくことで、発音を矯正していくことができますので、発音に磨きをかけたいという方は、ぜひ実践してみてください。

また、発音を向上させると、リスニング力も向上するという嬉しい効果もあります。

リスニング力が向上すると、早いスピードの会話にもついていけるようになり、より英会話が楽しくなります。

音声付きの例文集をお持ちの場合は、ぜひ音声を積極的に活用してください。

例文暗記勉強法に使える、おすすめの本

例文暗記勉強法に使える、おすすめの本

ここまで、例文集に掲載されている例文の暗記をおすすめし、実践方法を解説してきましたが、世の中にはたくさんの英会話の本や例文集があるので、いざ暗記をするにしても、どの本を使ったらいいか迷われる方は多いと思います。

そこで、暗記する例文集としておすすめの本を下記にいくつか紹介していきますので、参考にしてください。

すぐに使える英会話ミニフレーズ2500


© すぐに使える英会話ミニフレーズ2500 宮野智靖(著) ミゲル・E.コーティ(著) / 出版社:ジェイ・リサーチ出版

本書では、あいさつから日常会話、旅行、電話、ビジネスなど、様々なシーンについて、ベーシックな英語表現を2500以上収録しています。

本書に収録されているフレーズは、ネイティブスピーカーが厳選した表現ですので、本書の例文を暗記すると、どの英語圏でも通用する英語表現を身に着けることができます。

また、本書に記載されているすべてのフレーズの音声を収録したCDが2枚付いていますので、発音を向上させたい方にもおすすめです。

CD2枚付 何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000

CD2枚付 何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000
© CD2枚付 何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000 光藤 京子(著) / 出版社:高橋書店

旅先や日常で使える英会話のフレーズを収録しています。

恋愛やグルメなど、会話が弾むような話題の例文が多く収録されているので、暗記をして身に着けることで、様々な話題を英会話で楽しむことができます。

シリーズ本に『旅するシンプル英語フレーズ2000』があり、この本には海外旅行や日本を案内する際に使うフレーズが収録されていますので、興味がある方にはこちらもおすすめです。

一日のすべてを英語で表現してみる

一日のすべてを英語で表現してみる
© 一日のすべてを英語で表現してみる 曽根田憲三(著) BrucePerkins(著) / 出版社:ベレ出版

本書では、私たちが一日を過ごす中で遭遇する様々な状況や、頭の中を巡る思いや考えなどを、シンプルな英語表現にして紹介しています。

英会話の上達には日常的に英語に触れることが大事なので、本書の例文を暗記し、日常で起こることや日頃考えていることを英語で表現できるようになると、英会話力が向上していきます。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
© どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 森沢 洋介(著) / 出版社:ベレ出版

英語で自分の言いたいことをすらすら言えるようにするには、英文法を習得していることが大切です。

本書では、中学校レベルからの英文法を復習することができ、簡易な表現を用いて様々な英語表現を身に着けることができます。

自分の興味関心事や仕事内容に合わせた単語に置き換えて、例文をカスタマイズして暗記するのもおすすめです。

本書の例文暗記を試してみて自分に合っていると感じた方には、『スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング』等、より発展的なシリーズ本が複数刊行されていますので、そちらもお手に取ってみることをおすすめします。

まとめ

自分の言いたいことを英語ですらすらとアウトプットできるようにするには、まず記憶に定着するまで英語のインプットを繰り返すことが大切です。

そのためには例文の暗記が効果的で、例文集を活用すると効率が良いと説明しました。

暗記はすぐにできるものではないですし、一度覚えたと思っても忘れてしまうこともあります。

しかし、暗記する例文の量とバリエーションを増やし、反復練習し続けると、 幅広い話題について言いたいことをすぐに英語で言えるようになってくるので、英会話が楽しくなってきます。

今回紹介した勉強法とおすすめの例文集を参考に、例文暗記勉強法を実践し、英会話力をアップさせましょう。

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